純「あとは直か……」
純(そういえば電話したことないな……)
純「……」
純「……ええい!」
純「…」ピッピッ プップップッ プルルルルル プルルルルル プルルルルル
直『はい奥田です』
純「あ。直?」
直『はい』
純「……うん。元気そうで何より」
『ねーちゃんお腹すいた!!!』
純「!!!?」
直『あ、すみません弟が…』
『チャーハンがいい!』
直『電話してるから静かにしなさい!』
純「ご、ゴメン忙しそうだね……」
直『すみません』
敦司「お!カンペキにアルデンテじゃん!」ガタン
純「……」
純「じゃ、ごめん。また」
直『あ、はい。それではまた学校で』
純「じゃあね……」ピッ
純「みんな無事か……ふー……」
純「そりゃそうだよ……」
純「お昼ご飯食べたら先輩達にも電話してみようかな……」
安価↓3つ採用
※唯だな。
※ムギ
※澪
純(ご飯食べたら唯先輩達に電話しよう)モグモグ
純(寮だからウマくいけば全員無事かわかるね)モグモグ
…………
………
……
…
純「唯先輩が電話番号変えてませんように……」ピッピッ
プップップッ プルルルルル プルルルルル プルルルルル プルルルルル
純「あ、も―」
唯『もしもしー!わー!純ちゃん久しぶりー!』
純「あ、お久しぶりです」
唯『どったの!?憂とケンカした!?』
純「あ、その辺はご心配なく……」
唯『よかったぁ~』
純「あの、皆さんお元気ですか?」
唯『うん!元気だよー』
唯『あ、ちょっと待ってね』
純「あ、はい」
純「……」
澪『あ、もしもし。鈴木さん?』
純「!?」
純「えっ、だ、あっ、えええ、はい!」
純「ど、どうもお久しぶりです」ペコペコ
澪『あ……うん。久しぶりだね』
純「お忙しいところすみません……」
澪『大丈夫だよ。なんかあったの?』
純「いえ!決してそういうわけではなくてですね!」アタフタ
澪『学際の話とか聞いたよ』
澪『みんなも元気にやってるみたいで良かったよ』
純「は、はい!なんとか!」ペコペコ
澪『12月中旬に家帰るからその時にでも会えるといいな』
純「はい!ええ!ぜひ!はい!」ガクガク
純「ちなみにですね!ムギ先輩はおかげんいかがでありますか!?」
澪『ムギ?昨日からそっち帰ってるけど……』
純「え、あ、え、桜丘にですか?」
澪『うん』
純「あ、そうなんですね!わかりました!ありがとうございます!はい!失礼したします!
」
澪『あっ、うん。じゃあ……』
純「では!」ピッ
純「おうああああ……」ヘタッ
― その頃 東京都 学生寮
唯「えー!電話切っちゃったのー?」ブー
澪「だって鈴木さんから切っちゃったんだぞ。仕方ないだろ」
律「ねぇねぇスゴい突っ込みたいんだけど」
律「なんで私だけスルーなの?」
唯「りっちゃんはいつも元気だからね」
律「ひどくないか佐々木さん!」
澪「今名前間違えたのわざとだろ」
律「わざとだ!ひどいやひどいや!アタシばっか!」ヨヨヨヨ
― 午後0時40分 鈴木家 リビング
純「……ふう」
純「食後のコーヒーがおいしい……」ズズッ
敦司「食器は純が洗うんだぞ」
純「わかってるから!あっちゃんいちいちうるさい!」
敦司「へいへい」
純「……ふっ」ズズッ
敦司「DVD観るかな」
テレビ『プッ』
敦司「どれにすっかな……」
純「お皿洗うか……めんどくさ……」ヨッコイショ
純(鍋以外は食器洗い機にやってもらお)ガチャガチャ
純(はぁ……この後どうしようかな)キュッ ジャー
安価↓
※自衛の手段を整える。
食器洗い機「ゴッシャゴッシャ」
純「終わったー…」
純「さて…」
純「なんか武器でも用意しとこ…」
― リビング
純「あっちゃん。金属バット貸して」
敦司「はぁ!?」
純「あっちゃん野球する時のあるじゃん」
敦司「あー…玄関のとこの物置に入ってるよ」
純「あとさー。お父さんの木刀どこだっけ木刀」
敦司「ってか、お前どうすんだよそれ……」
純「護身用だよ!」
敦司「何言ってんだよお前……」
パタン
敦司「……」
― 玄関収納庫
純「あー。あったあった」
純「金属バット(中学硬式用) を 手に入れた」
純「あとは……木刀か……」
純「あ、あった」
純「思ってたより結構重……」
純「木刀(素振り木刀) を 手に入れた」
純「あ、ゴルフクラブもあるじゃん」
純「なんか曲がってない?」
純「ゴルフクラブ(5番ウッド) を 手に入れた」
純「あとは……」
安価↓
※楯替わりに鍋の蓋。
― リビング
敦司「うお!?」
純「何?」
敦司「その鍋の蓋はなんだよ」
純「盾だよ!」
敦司「バットは?」
純「武器だよ!」
敦司「予防接種で頭どっかおかしくなったのか?」
純「マジだよ!」
敦司「……」ボーゼン
敦司「……そ、そうだな。今のままだと頭の防御が手薄だと思う」
敦司「使わないメット貸してやるよ……」ヨロッ
純「サンキュー」
純「フルフェイスヘルメット を 手に入れた」
安価↓
※とりあえず、自室で防戦の姿勢を取る。
― 純の部屋
純「窓の鍵よし!」
純「ドアの鍵よし!」
純「バリケードよし!」
純「武器よし!」
純「食糧水よし!」
純「通信よし!」
純「……」ドーン
純「……」
ピーンポーン
純「!?」
純「……敵かっ!」ドアピトッ
敦司『はい』
敦司『あ、はい。今開けまーす』
純(だ、誰か来た!)
純(誰だろう)
安価↓
※犯人
ガチャリ
?『どうもー。カエル急便です。ハンコをお願いします』
敦司『はい。ご苦労様です』
?『ありがとうございましたー』
ガチャ バタン
敦司『純?ばあちゃんから荷物来たぞー』
純「ええ?荷物?」
敦司『ばあちゃんだからまたおこづかいとか入ってんじゃね?』
純「あ、うん。後で行くー」
純(どうしようかな……)
純(ていうか防戦モードはいいんだけどトイレ行けないじゃん…)
純(どうしよ)
安価↓ ※今日はここまで
※とりあえず、届いた荷物を確認する。
※もし、ヤバいものだったら警察に即通報。
※中身は>>1の判断に任せます。
― リビング
敦司「……ばあちゃん何入れてきたんだ?めっちゃ重いし」
敦司「っと」ドコッ
敦司「これガムテ巻きすぎだろ」ベリベリ
敦司「いやマジで巻きすぎだろ」バリバリバリ
敦司(なんか手ベタベタしてきた)
敦司「……」ベリベリ
敦司「頑丈すぎだろ!」バン
― 同時刻 純の部屋
純「……このタイミングで荷物とか」
純(……またばあちゃんおこづかい入れてきたのかな)
純「……」
純(……来月苦しいしな)
純「……うーん」
純「……」
敦司『―!』
純「!?」
純「……見てみよう。うん!」
カチャ パタン
最終更新:2013年04月30日 22:37