律の家

澪「ハァッ…ハァッ…!」

澪「律!」

澪「カギ……開いてる」

澪「律……律……!」

澪「(フられたくらいでなんだよ……!自殺なんてやり過ぎだ馬鹿!)」

澪「律!居るんだろ!?返事しろ!」

澪「……」

澪「……律の部屋か!?」


律の部屋

澪「律!入るぞ!」

バン!

澪「り……」

澪「うっ!」

澪「(何……?ガス臭い……!)」

澪「う……けほっ!」

澪「げほっ!ごほっ!」

澪「律……!」



律「……」



澪「律!!!」

澪「律、律!起きろ馬鹿!何やってるんだ!」

澪「り……げほっ!」

律「澪……?」

律「……来てくれたんだ」

澪「いいから早く起きろ……!死んじゃうぞ……」

律「いいんだよこれで……」

律「これで解決するんだ」

澪「何が解決だ!早く……」

律「みお、ぎゅー」

澪「うぷっ!」

澪「こんな時に何を……!」

澪「(頭が痛い……気持ち悪い……!)」

律「たしかにみおのいうとおりだ」

律「おんなのこどうしなんてきもちわるいだけだよな」

澪「(苦しい……苦しい……!)」

律「だからさ、かんがえたんだ」

律「みお、いっしょにしの?」

澪「(嫌だ……怖い……!)」

律「そんでさ……」

澪「り……つ……はなして……」

律「いっしょにうまれかわろう」

律「わたしさ、うまれかわったらつよいおとこのこになりたいな」

律「みおをずーっとまもれるくらいつよいおとこのこに」

澪「たすけ……て……」

律「みおはうまれかわってもかわいいおんなのこでいてね」

澪「だ……れか……」

律「……ふたりはずっといっしょだからな」

律「みお」



律の家

紬「はあっ!はあっ!」

唯「ム、ムギちゃん……待って……ぜぇ」

聡「大丈夫ですか唯さん」

唯「キツいです……」

紬「りっちゃん!澪ちゃん!」

紬「カギ掛かってる……!」

紬「りっちゃん!」

紬「澪ちゃん!」

唯「ふぃー……」

唯「?……なんか変な臭いしない?」

聡「そういえば……」

紬「!」

紬「(この嫌な臭い……!)」

紬「救急と消防を呼んで!」

紬「早く!!!」

唯「う、うん!!!」

聡「嘘だ……姉ちゃん?」

聡「姉ちゃん!姉ちゃん!」

紬「(神様……!)」


「……」

「わ、すげぇ!さっきのテストひゃくてんとったんだ!」

「……!//」

「あきやまってあたまいいんだなー!」

「おれなんかまたれいてんだったよ、かあさんにおこられちゃう」

「なぁ、よかったらべんきょうおしえてくれよ!おねがい!」

「……いいよ」

「ほんとう?ありがとう!」

「あ、おれのなまえおぼえてる?」

「……ううん」

「じゃあおしえてやるよ、おれは……」

おしまひ