律「まったく、お前らの所為で怒られちゃっただろ」

ボーボボ「ごめんなさい…」

首領パッチ「いいのよ、ママ怒ってないから」

ボーボボ「ママ…」

天の助「ギー太くん、反省することはいいことだ」

天の助「しかしだね、それをいつまでも後悔するのはよくないよ」

ボーボボ「エリザベスのおじさん…」

首領パッチ「さ、帰りましょう。今日はあなたの好きなシチュー作ってあげるからね」

ボーボボ「やった、ママ大好き!」

首領パッチ「あらやだ…、この子ったら」

唯「親子なかよしなんだね……」

梓「何かが決定的に違うきがします…」





そして、軽音部一行はムギちゃんの別荘へとついた

唯「おじゃましまーす」

紬「いらっしゃーい……あら?」

ボーボボ「ギー太です」

首領パッチ「むったんでーす!」

天の助「エリザベスです」

唯「朝おきたら皆こうなってて~」

紬「そうなの?じゃあ、皆の分のお料理も用意しなくちゃ」

澪「ムギ、おどろかないのか?」

紬「だって、みんな楽器を大事にしてきたんですもの」

紬「喋れるようになっても、不思議じゃないと思うの」

律「いや、もう姿形すら変わってるからな、喋れるってレベルじゃないからな?」



ボーボボ「そういえば、ドラ美は先についてるんだっけ」

天の助「ああ、一式先にこっち送ってるらしいな」

律「そういえばそうだった。ムギ、どこにおいてあるんだ?」

紬「……」

スッ…

律「何で目をそむけた」

澪「もしや、あっさりエリザベスたちを受け入れたのって……」

律「うそだろ……!」

ボーボボ「おいおい、まるで俺たちみたいになったらイヤみたいじゃないか」

首領パッチ「まったく、ひでー言い草だぜ」

天の助「傷つくよな」

澪「いや、今までの行動振り返ってくれ」

紬「あ、でも…、3にんに比べたらまだましかな…?」

律「そうなのか…、信じていいんだな?」

梓「この三人が基準なのがちょっと怖いですね……」

唯「じゃあ、会いにいってみようよ~」



ソフトン「…騒がしいな、少し静かにしてくれないか」

律「!?」

律「おい、ムギ。どこがマシなんだ…どうみてもアレだろ」

紬「違うの、彼は……」

首領パッチ「おう、キー坊じゃねーか」

天の助「なんだよ、先にバカンスとかずりーな」

ソフトン「ひさしぶりだな、ギー太」

ボーボボ「ああ。どうやら、腕をあげたようだな」


梓「どうやら、あのソフトクリームみたいな人はムギ先輩のなんですね」

律「そ、そうだよな、ソフトクリームだよな」

ビュティ「ちょっと皆!ちゃんとしないと、律っちゃんたち困ってるじゃない!」

ボーボボ「ドラ美」

律「……」

律(マシだ……)




ボーボボ「さて、皆もそろったことだし」

首領パッチ「遊ぼうぜ!」

ビュティ「えぇ!?ちょっと、合宿でしょ!?ちゃんと練習しないと!」

唯「大丈夫、あとでちゃんとやるから!」

律「よーし、じゃあ水着に着替えるぞー!」

ビュティ「ちょっと、澪ちゃんと梓ちゃんと紬ちゃんからもいってあげてよ!」

ビュティ「それに……」

ビュティ「何で私たち楽器になってるのーーーー!?」

ビュティ「何をどうやって奏でるの!?」

ボーボボ「ほら、こうやって……」

シュルルルルッ



ビュティ「ボーボボは鼻毛で何とかなっても、他の皆は!?」

ビュティ「天の助くんなんて、弾かれる度に身が削られるんだよ!?」

ボーボボ「ビュティ」

ボーボボ「おれはボーボボじゃない、ギー太なんだ」

天の助「いや、おめーも今ビュティって言ったぞ」

ボーボボ「あらやだ!やっちゃった!」

首領パッチ「おいおい、ちゃんと気ぃ引き締めていけよ」

ソフトン「しかし、いきなり彼女たちの楽器になっていたのは事実だぞ」

首領パッチ「俺とかギターだぜ、ギター!」

首領パッチ「俺はこんなに立派なギター持ってるっていうのによ」

スッ

ビュティ「だからそれバターだよ!」




律「えっと、つまりだ」

律「みんな、朝起きたら私たちの楽器になっていたんだな?」

ソフトン「そういうことになるな」

澪「どういう理屈なんだ?」

ソフトン「分からん、バビロン真拳にはこのような奥義はない」

ボーボボ「聖鼻毛領域でもないぞ」

天の助「俺のプルプル真拳でもないぞ」

首領パッチ「あと不思議なのがよ、こいつらの楽器としての記憶もあるんだよな」

ソフトン「それが最大の謎だ」

紬「なんだか、大変な話になってきたわね……」

唯「そうだねえ……」

ボーボボ「よし……、この状況を打破するためにも」

ボーボボ「泳ごう!」





天の助「あちっ、あちぃ!砂浜があちいよーー!」

澪「しょうがないな、ほら。捕まれ…えっと、天の助」

天の助「わ、わりいな」

澪「よくわからないけど、お前はエリザベスみたいだし…」

首領パッチ「お前どうせヒロインの座ねらってんだろ?」

首領パッチ「さっさと先輩たち卒業しないかなっておもってんだろ?」

首領パッチ「白状しなさいよ、この小娘!」

バシッ バシッ

梓「そ、そんなこと思ってません!」



ソフトン(この事態。どのようにして打破すべきか……)

ソフトン「ところで、紬」

ソフトン「昨日頼んでおいたアレは用意できたか?」

紬「はい、これ」

ソフトンは、ブレスケアを手に入れた

紬「別荘にまだいっぱいあるから、なくなったらそれを使ってね」

ソフトン「助かる」



律(アイツ、口臭気にしてたのか……)

ビュティ「どうかしたの?」

律「い、いや、なんでもない!」

律「なんていうか、ビュティの仲間はみんな個性的だな~?」

ビュティ「……そうだね、色々大変だけど、おかげで退屈はしないかな?」

律「そりゃ、あれだけフザけてればツッコむの大変だろうな」

ビュティ「……でもね、フザけるのあの人たちだけじゃないんだ」

律「……!?」


律は、言い知れぬ恐怖を抱いた



唯「ギー…じゃなかったボーボボどこにいったんだろ?」

ボーボボ「終わりだよ、お前とは」

唯(居た…、誰と話してるんだろう?)

ボーボボ「お前の顔なんざ、みたくもねえ」

唯(喧嘩してるのかな…?)

?「酷い、あんなに好きだっていったじゃない!」

ボーボボ「うるせえ!もうお前には…、ワカメの味噌汁にはあきたんだよ!」

ワカメ「やっぱり豆腐ね、あの子と浮気してたのね!?」

ボーボボ「喋るな!磯臭ぇのが移んだろうが!」

ワカメ「酷い、……あなたのこと、一生うらんでやるわ!」

ボーボボ「ああ、そうかよ。勝手にしな」

ワカメ「あなたの幸せ、ずっと妬んでやるんだから」

ボーボボ「はいはい……」


唯(ボーボボ……)

唯「私、お豆腐とワカメ両方はいったお味噌汁も大好きだよ!」


ボーボボ「唯ちゃん……」

ワカメ「何よこの娘は!あんた、豆腐だけじゃなくてこんな小娘とも!」

ボーボボ「……この子は、違う」

ワカメ「何が違うっていうのよ!」

ボーボボ「いい加減だまれやー!」

ガシッ

ブチィッ!

ワカメ「ぎゃあああああああああああ」


唯「ボ、ボーボボ…」

唯「お豆腐とワカメ、どっちも入てあげようよ」

ボーボボ「だって、ワカメいれると味かわっちゃうんだもん…」

ボーボボ「ワカメの味になっちゃうんだもん……!」

ワカメ「そこの、あなた……」

唯「わ、私……?」

ワカメ「その人は、そうやって選ぶってますが……」

ワカメ「本当は、一人になるのが怖いんです……」

ワカメ「ですから、その人を一人にしないでやってください……ガクッ」

唯「ワカメさん、ワカメさん!!」

ボーボボ「…………」

ボーボボ(バカヤロウ……、なんで死んじまうんだよ!)

ボーボボ(死んだら、死んだら何もできねえだろ!!)



ボーボボ「唯ちゃん」

ボーボボ「夕食は、わかめの味噌汁にするようにムギちゃんにいってくれないか」

ボーボボ「それがきっと、彼女にとってなによりの供養になるから」

唯「うん、そうだね。きっとワカメさんも喜んでくれるよ」

ボーボボ「今まで思い出をありがとう……」

ワカメ(ありがとう、あなた……)

ボーボボ「……お前」

ワカメ(私はこうして、あなたの血や肉になれる、それだけでうれしいの)

ボーボボ「ああ、そうだな」

ボーボボ「その前に、俺も最後にお前に言いたいことがある。天国に行く前にきいてくれ」

ワカメ(あら、なにかしら?)

ボーボボ「喋るワカメなんぞ食えるかーーー!!」

唯「ボ、ボーボボ……」

ボーボボ「誰がてめぇで味噌汁作るっていった!」

ボーボボ「普通に台所にある乾燥ワカメ使うっての!」

ワカメ(そう…よね)

ワカメは、成仏した



ボーボボ「安心しろ、お前の死はむだにはせん」

唯「ね、ボーボボ」

唯「帰ろっか、ムギちゃんの別荘に」

ボーボボ「ああ。そうだな」


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