紬「三人とも忘れ物は無い?」
ゆい うい あずさ「「「ない!」」」
紬「ハンカチとティッシュは持った?」
ゆい うい あずさ「「「もった!」」」
紬「じゃあ、靴を履いて待っててね」
ゆい うい あずさ「「「はーい」」」
みお「わたしたちはもうがっこういってくるね」
みお「りっちゃん、いこ?」
りつ「おう」
紬「気を付けて行ってらっしゃい」
みお「うん!」
りつ「いってきまーす!」
たったった……
紬「元気いっぱいでよろしいわ」
紬「さて、私は軽くお化粧を……」いそいそ
ゆい「きょうはどこでおひるねしようかな~」
あずさ「また、へんなとこでねるの?」
ゆい「へんってなにさ、ぽかぽかするばしょをさがしてるだけだよ」
うい「ゆいおねーちゃん、このまえはうさぎごやのやねのうえでねてたよね」
ゆい「あそこはいがいなあったかあったかスポットなんだ」
ゆい「のぼるのがちょっとたいへんだけどね」
あずさ「せんせいにおこられないの?」
ゆい「なんでかわかんないけど、ふしぎとなにもいわれないんだ」
うい「ゆいおねーちゃん、かわいいもんね!」
ゆい「えへへ…そうかな//」
紬「それは半ば諦められてるからでしょう?」すっ
紬「唯ちゃんに何度注意してもあちこちでお昼寝するから困ってますって、この前先生に言われちゃった」
ゆい「がーん!そうだったのか……」
あずさ「おけしょうおわった?」
紬「ええ、変じゃないかな?」
あずさ「とってもきれーです」
紬「本当?ありがとう//」
ゆい「ずいぶんおけしょうはやいね」
紬「化粧って言ってもどこかに出掛ける訳じゃないからなぁ。本当に軽くよ」
うい「おかーさんはおけしょうしてもしなくてもかわいいね!」
紬「まぁ//」
ブロロロロ……キィッ!
あずさ「よーちえんのバスきました」
ゆい「おー」
うい「ほんとだ」
紬「じゃあ、準備して先生にちゃんとご挨拶よ」
ゆい うい あずさ「「「はーい!」」」
さわ子「おはようございます」
ゆい「おはよーさわちゃん!」
うい あずさ「「おはよーございます」」
さわ子「唯ちゃん、さわちゃんじゃなくてさわ子先生でしょ?」
ゆい「ついうっかり~」
紬「おはようございます、いつもすみません」
さわ子「いえ、そんなことは…」
紬「唯ちゃん。先生に迷惑掛けちゃ、めっ!よ?」
ゆい「わかってるよぅ」
うい「ゆいおねーちゃんはしっかりものだからだいじょうぶだよ!」
うい「ね、あずさちゃん?」
あずさ「え?……うん。うん?
さわ子「あはは…そろそろバスに乗りましょうか?」
ゆい「あーい」
うい「はーい」
あずさ「はい」
紬「宜しくお願いします」ぺこっ
さわ子「はい。では……」
ゆい「いってきます!」
うい「いってきます!」
あずさ「いってきますー」
紬「行ってらっしゃい♪」
ブロロロロ……
紬「……」
紬「さ、静かになったことだし…」
紬「まずはお洗濯から始めましょうか」
紬「買い置きの洗剤、まだあったかしら……」いそいそ
今日も琴吹家は平和です
りつ「めぐみせんせーおはよー!」
みお「おはようございます」
恵「律さん、澪さん、おはよう」
恵「今日は遅刻しなかったね」
りつ「あたしがほんきをだせばこんなものさ」
みお「わたしがあさ、おこしてあげたんだよ」
恵「そうなの?偉いわ澪さん」なでなで
みお「えへへ…//」
りつ「いっしゅんでばらしちゃだめだよみおちゃん…」
みお「だってほんとうのことだもん」
りつ「……けちけちみおちゃん」
みお「ねぼすけりっちゃん」
りつ「ぐぬぬ…」
恵「律さんは早く自分で起きられるようになろうね」
りつ「べつにいいもーん、みおちゃんがおこしてくれるから」
みお「あしたからおこすのやめよっと」
りつ「え!」
みお「じぶんでおきなきゃやっぱりだめだよね」
りつ「そんな、ひどい……」
みお「がんばれりっちゃん!」
恵「頑張れ律さん!」
りつ「くぅぅぅ……!」
りつ「ちくしょー!」だだだっ
今日も律っちゃんと澪ちゃんは元気です
うい「~♪」
あずさ「なにやってるの?ういちゃん」
うい「おえかきだよ。ゆいおねーちゃんのにがおえをかいてるの」
あずさ「わぁ…じょうずだね」
うい「ありがとう!あずさちゃんもいっしょにやる?」
あずさ「うーん…わたしあんまりおえかきじょうずじゃないよ」
うい「ぜんぜんいいよ!いっしょうけんめいかくことがだいじなんだから」
あずさ「そ、そっか…」
うい「はい、あずさちゃんのペン」
あずさ「ありがとう、ういちゃん」
あずさ「えーと……どこからかこうかな」
あずさ「(ゆいおねーちゃんといったらやっぱりまるいかおだよね)」
あずさ「まーるかいて…ふわふわなかみにヘアピンつけて…」
あずさ「」チラッ
うい「ここはもうすこし、かげをつけて…」
うい「あと、めせんもはっきりさせなきゃ…」
あずさ「……」
ゆい「zzz...」
さわ子「またこんな所で寝てる…」
今日も唯ちゃんと憂ちゃんと梓ちゃんは元気です
紬「これでお洗濯終わりっと」
紬「はぁ、肩が凝っちゃうわ~」トントン
紬「私も年なのかしら」
紬「……そういえば最近、疲れやすくなった気がする」
紬「お肌の調子も悪いし…」
紬「体重も(ふわっふわっタ~イム♪)キロ増えたし…」
紬「私、おばさんになっちゃった!」
紬「……」
紬「乾燥機掛けなきゃ」いそいそ
今日も紬さんは元気?です
恵「この問題が分かる子いるかな?」
りつ「はい!」びしっ
恵「珍しい…律さんどうぞ」
りつ「わかりません!」
どっ!
恵「あ、あら?」
恵「(いたいた、クラスに一人はこういう子…)」
りつ「へへ」
恵「他に分かった子いるかな?」
しーん
恵「いないの?」
恵「じゃあ、適当に当てちゃおうかな」
恵「澪さん分かる?」
みお「え?」
みお「あ、あの……えっと…」
恵「(緊張する澪さん可愛い……//)」
みお「わた、わたし…」
みお「(みんなのまえでこたえるなんてはずかしい……//)」
みお「こた…えは…」
りつ「みーおちゃん!」
みお「…?」
りつ「ぱいなっぷるー!」
みお「…ぷっ」
りつ「でこっぴーん」
みお「…ぷふっ!」
りつ「……これでもうだいじょうぶ!」にこっ
みお「!」
りつ「でしょ?」
みお「……」
みお「(…ドキドキしてない)」
みお「(…うん!)」
みお「こ、こたえは30です!」
恵「正解、良く出来ました!」
りつ「すごいぞ、みおちゃん!」
みお「…//」
みお「(…ありがとうりっちゃん)」
今日も律っちゃんと澪ちゃんは仲良しです
さわ子「皆さん手は洗いましたね?」
「はーい」
さわ子「じゃあ唯ちゃん、お願いしても良いかな?」
ゆい「ほい!」
ゆい「てをあわせて~…いただきます!」
「いただきます!」
うい「いただきます!」
あずさ「い、いただきます」
ゆい「きょうはどんなおべんとうかな~」パカッ
ゆい「……またやさい」
あずさ「みどりいろだぁ…」
うい「おいしいよきっと!」
ゆい「いやいや、やさいがおいしいわけないでしょ…」
ゆい「とくにこのピーマンなんて…」
うい「たべてみてよ、ゆいおねーちゃん!」
ゆい「わたしがたべようとするとピーマンがにげるんだよね」
ゆい「ほらほら」
あずさ「(じぶんでうごかしてる……)」
うい「ぜったいだいじょうぶ、たべてみて!」
ゆい「やけにすすめるなぁ…」
ゆい「む~ん…」
ゆい「はむっ」
ゆい「……」
ゆい「あれ…おいしい?」
うい「でしょ?」
ゆい「なんでなんで?うん?」
あずさ「ふつうのピーマンだよ?」
うい「あのね、そのピーマンのやさいいためはね、わたしがつくったの!」
ゆい「え!ういがつくったの?」
うい「うん!……ちょっとだけおかーさんにてつだってもらったけど//」
あずさ「いつのまに……」
ゆい「にがーいピーマンがこんなにおいしいなんて……!」
ゆい あずさ「「すごうい!!」」
うい「ありがとう!//」
さわ子「(楽しそうねぇ)」
今日も唯ちゃんと憂ちゃんと梓ちゃんは仲良しです
最終更新:2012年10月05日 21:21