翌朝!

裁判所

裁判官「ペラペラペラペラ(これより、同性愛の罪に問われた四人の裁判を行う)」

澪「…」


裁判官「ペラペラペラペラ(被告人は前へ)」

唯「…」
紬「…」
梓「…」

律「…」


澪「律…」



澪「(律は結局、三人を赤の他人と偽ることは出来ず、裁判にかけられることとなった。弁護士の助言に従った私は釈放され、裁判の傍聴席にいる)」

澪「(裁判は一方的に進められ、弁明の機会はほとんどないまま進められた。そして…)」

裁判官「ペラペラペラペラペラペラ(被告人を全員石打ちとする!)」




処刑場!

澪「(四人は口を塞がれたうえで、全身を白い布でぐるぐる巻きにされ、ミイラのような姿にされている。その上で、下半身を土に埋められている)」


観衆「うおおおおおお!」

裁判官「ペラペラペラペラ(処刑開始!)」

澪「(裁判官の合図で、数人の執行官が、頭の大きさほどある石を四人それぞれに投げつけ始める)」


唯「…ぐっ、ぐぼっ、カッ…」

紬「…うっ、うっ…ヒュー、ヒュー…」


澪「(執行官は、一定のリズムで、四人の全身にくまなく当たるよう石を投げ続ける)」


梓「グボっ、くっ、ぎゃっ、ぐえっ…」

律「くっ、くっ、…うう…」


澪「(四人の体に巻かれた布がたちまち赤く血に染まる。布の上からも、四人の体が変形しているのが分かる。唯など、頭の形まで変わり、小刻みに震えている)」

執行官「ペラペラペラペラ(本日はここまで!)」

澪「(石打ち刑は、三日かけて行われる。三日目の昼頃に絶命するよう、石のぶつけ方も調整されるのだ。処刑される人間は、処刑されるときの体制のまま一夜を明かすことにやる)」




二日目!

裁判官「ペラペラペラペラ(執行開始!)」

ドゴッ…ドゴッ…ドゴッ…

唯「…」
律「…」
紬「…」
梓「…」


澪「(四人はもう声を発することもない。赤く染まった布ごしに、彼女らの体がどんどん醜く変形していくのが分かる)」


唯「ブシャッ…ビクッ、ビクッ」


澪「(野ざらしにされた体からは腐敗臭がしはじめている)」

観衆「うおおおおおおおおおあお!」


澪「(観衆のテンションは最高潮だ。この地域では、公開処刑は絶好のエンターテイメントだ。とくに若い女性の処刑ともなれば観衆席は満席、立ち見が出るほどだ。男たちの中には、処刑の有様を見ながら射精するものまでいる)」




三日目

澪「(まだ、四人の体は動いている。が、もうまもなく…)」

唯「」
律「」
紬「」
梓「」

澪「昼頃、医師により、四人の死亡が確認され、刑は終了となった…」




日本!


澪「四人の変わり果てた亡骸とともに帰国した私は、今回の卒業旅行のことを手記に記した」

澪「手記は出版され、ベストセラーとなり、私は作家兼ライターとして生計を立てられるまでの名声を得た」

澪「ある時、私はある小説を書いた。とある女子高の軽音部が舞台の物語」

澪「廃部寸前の軽音部に、一人、二人と仲間が増え、日々を楽しく過ごすんだ」

澪「物語の終わりは、後輩も連れての卒業旅行」

澪「輝くような高校生活。その締めくくりに、可愛い後輩を連れて最高の思い出作りをしようと思ったのだ」

澪「その行き先は…ロンドン」

澪「最高の思い出を作り、後輩への別れの曲も披露した」

澪「このように、主人公たちは高校生活を輝かしく締めくくると言う、」

澪「悲しい物語だ」



Bad End
おしまい


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/02(月) 04:07:54.40 ID:paUwCuW70



人もいないこの時間に、昨日書いたもののバッドエンドを、ひっそりとあげさせていただきました。失礼いたしました。