21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 03:56:10.85 ID:zP8LrVH4O

唯「あ…」

唯「あべすた。」

梓「はい?」

店主「『アヴェスター』か。完全版の奴だね。
   日本語じゃあ、古層アヴェスターから新層まで…」

店主「残ってるやつが全部翻訳されてるのはそれだけだ。」※



※脚色です。実際には存在しません。




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 04:35:52.25 ID:8/C4Esu6O

木村鷹太郎の全訳が一応出てなかったっけ?
とりあえずしえん



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 04:46:00.26 ID:zP8LrVH4O


>>35 
それは思想界では無かったかとことに…理由は…うぐぐ。




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 07:02:44.13 ID:zP8LrVH4O

墓に近付く紬。
近付くに従って悪寒を覚える。
それを御先祖に申し訳なく心中で許しを乞い、周囲に視界を凝らす。


その墓のまわりには奇妙な石像が多いのだ。

紬「お猿さん、鳥?ウサギ…蛙…台のような石。亀?たくさんあるわね。」

斉藤「この辺りにはとくに、猿石の類いが多ございます。」

紬「猿石…」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 07:08:04.66 ID:a9qFfDl6O

むぎってニニギの子孫なのか…



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 07:19:15.08 ID:zP8LrVH4O

>>72 
すまん、それは適当だ。ヤマサチ、ウミサチの祖父さんだから借用した。



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 14:25:11.99 ID:N4x/qpYi0

現存する世界最古の一神教だっけ?



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 14:27:22.89 ID:6DVWuswdP

>>121 
そう認識されがちだけど、実情は一神教じゃないよね
神々が複数出てくるし


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 14:29:22.53 ID:N4x/qpYi0

>>122 
霊的存在が複数いても一つの神様を信仰するなら一神教じゃないの?


722:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/23(木) 11:42:22.06 ID:H87NzQx1O

再開します。

…の前に一点説明。

それは、いわゆるゾロアスター教つまりアヴェスターの神々と、
インドのヴェーダの神々との関係です。

インド人の一派とペルシア人はどちらも、いわゆるアーリヤ系の民族、
インド・ヨーロッパ語族です。

もともとは同一の民族であったものが紀元前二千年期(BC2000~BC1001) に分かれて、
一方はイラン高原へ、もう一方はインド北西部に移動したと考えられています。



727:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/23(木) 11:56:40.84 ID:H87NzQx1O

今までアフラ、ダエーワ(デーウァ)という言葉が出てきました。

アフラというのは、インドのアスラと同じ起源、
ダエーワは、デーヴァと同じ起源です。

ただし、意味する神々は全くの逆です。
簡単に言えば、善神と悪神が逆になっています。
ヴェーダ以降のインドでは、デーヴァが善神、アスラが悪神です。

なぜこの逆転が起ったのかは、あるインド・ヨーロッパ系の一集団が、
デーヴァを奉ずる集団と
アスラを奉ずる集団とに、分裂した結果であるとされています。

例えば、アエーシュマは、インドのインドラ、後の帝釈天と、
近い起源を有する神だと考えられています。

サウルウァは、マルトー神群(インドラの部下ないし同輩神)と同起源です。


…ということを、頭の隅にでも置いていただければ…


739:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/23(木) 12:37:55.53 ID:IRH+FPjGO


アスラは農耕民族が信仰していて、実りの意味
デーヴァは狩猟民族が信仰していて、力の意味

そしてどちらも元々は太陽とか輝きを意味する善神群だった。

しかし、民族移動や流入の関係でどちらかがどちらかを征服したときに、それが神話にも反映されたんだろう。
ってな独自研究。あんまり鵜呑みにしないように。



740:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/23(木) 12:46:56.98 ID:IRH+FPjGO

あと、一応参考までに、


最初期のリグ・ヴェーダ(神様への賛辞集みたいなもの)なんかでは
アスラ(=アフラ)とデーヴァは兄弟とかとして仲良く描かれている。
でも、時代が下るとアスラは悪鬼羅刹、阿修羅、バラモン教を見くびる存在として描かれるようになる。

密教の曼荼羅(大日如来の全ての徳をそれぞれの神様を並べることで示したもの)にも
何故か悪神であるはずの阿修羅や羅刹が描かれていることは、
バラモン教が現地の神性や神話を吸収した時にアスラもデーヴァも両方を神聖視した名残であるとかないとか。
で、これを仏教が更に吸収して、更に更にそれをヒンドゥー教が吸収するわけだからなんだかややこしい話になるわけだ。

スレ汚しスマソ。


875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 01:45:13.08 ID:FLBkLIGF0

すいません寝ます。
残ってたら書きます。

それとネルガルは、バビロニアの太陽に関係した神で
ウルスラグナと同根であると考えられています。



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:10:37.55 ID:c6HPofFl0

『ザラシュストラと同じように、
 はるか昔のアーリアの王および女王のように、
 あなた自身が言祝がれる者なのです。』

紬「おっしゃっている意味が…よくわかりません…」

『あなたも見た筈です、おぞましい色と臭い持つダエーワを。
 あなたの友の一人をその背から唆し、淫らな思いを遂げさせようとした…』

紬「聡君の背中の…黒いボールみたいな…」

『そのとおりです。そしてかのダエーワは、
 アンラ・マンユの僕です。』

紬「アンラマンユ…アーリマン…」

『その名でも呼ばれています。
 そして、あなたの友の一人は、アンラ・マンユを魅了しました。』



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:12:43.42 ID:PL/syD+4O

あれ?
唯が神に魅入られたんじゃないの?逆なの?
神が唯に魅入られたの?



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 12:17:07.27 ID:c6HPofFl0

>>75 
唯は物の怪に魅了され、
神は麗しい娘に魅了された。

こんな感じの意味にとってください。


214:補筆1:2009/07/25(土) 22:29:46.04 ID:c6HPofFl0

すいません、最後にちょろっと解説。
まず、ミスラですがユーラシア中に結構広まった普遍的な神格です。
ゾロアスター教では、アムシャスプンタの下、ヤザダに位置づけられます。
しかし、アケメネス朝以降、ギリシア人支配を経て、
パルティア建国と時が移る中で、王をはじめとして、強い帰依をうけるようになります。
そのため、当時のパルティアやその周辺国の王の名前には、
よく『ミトラ』の語句が加えられています。

とはいえ、ゾロアスター今日では格下の位置づけです。
今回は、アフラマズダとアーリマンのバランスをとるために、
調和を司る大神として登場させました。
ジョルジュ・デュメジルのアーリア人における三機能や
自然(ピュシス)、ハルモニア(調和)、ノモス(広義の法秩序)も参照しました。

なので、ミスラは、『ミフル』、ヤザダであの世の裁判官くらいに考えるとよいです。




223:補筆2:2009/07/25(土) 22:39:05.29 ID:c6HPofFl0

その二です。
スラエータオナというのは武器ではなく、いわゆる竜殺しの英雄です。
インドラvsヴリトラに対応していると考えられています。
使った武器というのはアヴェスターに記述されていないのでわかりません。
イスラム時代の文学では、フェリドゥーンという名で登場します。
鉾を使ったらしいです。

対するアジダハーカ竜は、アンリマンユ配下の化け物もしくは化身とされます。
頭は三個、口は三個、目は六個です。

神様の姿は信じんでください。
たとえば、アーリマン配下の6体の悪神の姿は、ほとんど現物と違います。
若干ドゥルジが近いくらい。

アムシャスプンタの姿は、パールシー(現在いるゾロアスター教徒)の
神を描いた絵を参考にしました。髪の色だけは変えてます。
パールシーの図像ではみな黒か褐色に近い黒です。




225:補筆3:2009/07/25(土) 22:47:52.68 ID:c6HPofFl0

最後は言葉についてです。
アーリマンとアンラマンユがあります。
アンラマンユはアヴェスター語といわれる古代東部ペルシアの言葉です。
紀元前10世紀前後までさかのぼります。

アーリマンは、パフレヴィー語、ササン朝ペルシア時代あたりの
もっと後期のペルシアの言葉です。

デーウァとダエーワなども同様になります。

この辺はほとんど使い分けをしてません。
アーリマンのみ、マズダー方はアンラマンユとよんでます。
これは、ズルワーン教が登場すると、
アフラマズダーとアーリマンは同格とされましたが、
それ以前は、スプンタマンユとアンラマンユが同格とされ、
アフラマズダーよりは明らかに格下とされたからです。

あとズルワーンの子守唄なんてありません。
ズルワーンへの讃歌を使いたかったんですが、
みつからなかったので、アフラマズダーへの賛歌をちろっと弄りました。

解説はここまで。

保守支援、本当にありがとうございました。

最後にひとつ。

紬はすごく良い!!

ほんとにおわり




226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 22:48:40.76 ID:MTCx/bMsO


最後に>>1は何者なんだ
どこでこんな知識を得たんだ



230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 22:51:48.21 ID:c6HPofFl0

あ、すいませんほんとに最後。
よろしければ誰か、

律「ジュデッカ!」

もしくは

梓「無間地獄!」

書いてください。


では、またどこかで。



237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 23:09:28.87 ID:M+Eh5WJM0

この>>1何者なんだろう



239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/25(土) 23:11:44.51 ID:LGobhaohO

>>237 
このスレ最大の謎