291. いえーい!名無しだよん! 2012/07/17(火) 23:51:17
感想書いたよー\(^o^)/ 1番手 ◆3AyQ2RIUhc 純「彼女達の午餐」 安心の世界入れ替わり系 短いながら、っていうか短いがゆえよく纏まっててさらりと読めました せっかくならもっと掘り下げれば良かったのにともったいなくも感じる 2番手 ◆zUoK4p9U5E 憂「お姉ちゃんの見る景色」 実は唯の精神がぶっ壊れてましたーなオチだと思ってたのにいい意味で裏切られた 落ちてないなんて言ったらそこまでだけどせっかくの非日常なんだから少しくらい掴みどころのない方がちょうどいい 3番手 ◆AzS/RJvBuY 唯「平沢ボンバー!!!」 恥ずかしいセリフ禁止! みたいな 恥ずかしがって中途半端になるのが1番かっちょ悪いから恥ずかしがらない勇気を持つことが面白いSSを書くコツなのかもしれない 4番手 ◆3AyQ2RIUhc 唯「けんけん」 和「ぱ」 こういうの大好き セリフの前に名前を置いてないからかすごくいい雰囲気で読むことができた それでいて名前無しでもちゃんと誰が誰だかわかるんだからえらい 夜の京都なんか全然歩いたこともないくせにすごく綺麗な街並みが目に浮かぶ すごく丁寧に書いてあるもんだからすっと引き込まれてしまいました 昔会ったお稲荷様みたいなオリ要素の強いネタを平気で出せるのも企画の強みか 5番手 ◆vZmyym56/2 唯「けいおん!みたいなけいおん!の話」 出たなメタネタ 淡々としてるぶん掛け合いもどこか浮いてて操られてる感がよく出てて空恐ろしい。ハッピーエンドで良かった が、しかし淡々としてるぶん感想とかも書きにくい困ったちゃんでもある !の付かない「っ」ってなんか可愛いね
292. いえーい!名無しだよん! 2012/07/17(火) 23:54:51
6番手 無名 ◆4xyA15XiqQ 「冷夏」 掛け合い上手いよね 異常気象と見せかけた未知との遭遇と見せかけた能力バトルモノと変遷しすぎて正直話に置いて行かれるところだった ここまでスレタイで落とした人がいなかったからやっと来たかと小さく感動したのは内緒 7番手 ◆ywLV/X/JUI 紬「END OF ALL HOPE」 唯のセリフを借りれば「こんなのりっちゃんのキャラじゃないよ……」 逆に言えばこの人からすれば俺の思う律こそコレジャナイなんだろうしそのへんは別にどうでもいいことなんだろう多分 まあそれほど狂った状況の話なのかというのが伝わってくるんでこれはこれで 毎度毎度硬くて重いの書いてくれるから企画の内容がいい具合にバラエティに富んで楽しい 8番手 ◆Y9olc2i80M 梓「ムギわん!」 非日常じゃねえ けど直前が胃もたれするほど重かったんで気分をリフレッシュするのにもってこいだった こういう掛け合い漫才みたいなのとても好きサクサク読めて面白い やべーわーステマに釣られて今日帰りがけにおーいお茶買っちゃったわー(棒 9番手 ◆svsd2HZT5E 宇宙軽音大作戦『絶体絶命!宇宙生物トンちゃん襲来!』 非日常と言えばやっぱり宇宙ネタは外せない 前回からさらにますます特撮っぽさを増して非常に俺好み。読んでてワクワクするね 200mの亀相手に宇宙空間に飛び出していって直接対話しに行くこのトンデモ加減がとてもいい 頼れる先輩と見せかけてやっぱり抜けてるあたりやはり放課後ティータイム 亀のAAがやけに愛らしくて笑った 10番手 ◆z.RlTki.D. 唯「♪あーずにゃーんビーチビーチう●こ垂ーれてー」 汚ねえ(褒め言葉) 要所要所笑ったけどやっぱり汚ねえ 参加しやすい即興系の企画と違ってハードル上がったぶん粒揃いだった印象 非日常ということでもっと掴み所のない奇妙奇天烈摩訶不思議な話が集中するかなーと思ってたけどそうでもなかったね タイムトラベル系がなかったのは意外だった。やっぱり難しいのかな 何はともあれお疲れ様でした
294. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:35:07
純「……」 純「えっ、何?もう本番?」 純「あー、そうですか、わかりました。はい、こっちは準備出来てます」 「本番いきまーす」 「三、二、一……どうぞ!」
295. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:35:47
純「初めましてのあなたも、またお会いしたあなたも、こんばんは!」 純「“DJ.純ちゃんの純CHAN★JAN★RADIO!”の時間」 純「……だと思いました?」 純「残念」 純「普通の純ちゃんでした!!」 純「……さーて、茶番も程々に、感想言ってきますか」
296. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:36:33
梓「今ので町一つは凍ったね」 純「私にそんな力は無い」 梓「寒いこと言ったことは認めるんだ」 梓「そんな寒い純も、上手く使ったのが◆3AyQ2RIUhcさんの“純「彼女達の午餐」”だね」 純「私は寒くないってば!」 梓「まあまあ落ち着きなよ、純。ここでの純は面白かったよ」 純「……間接的に今の私が面白くないと言われている気がする。 えーとですね、これは短編。つまり短いんですね」 純「ですが、この短さでも上手くまとまっていて、非常にコンパクトかつ読みやすい作品でした」 純「あと、午餐という日常会話では出てこない言葉をタイトルに使った理由はあるのでしょうか? 純「私の頭で考えて思いついたのは“誤算と掛けたかった”と」 純「“日常で使わない言葉で非日常を演出したかった”の二つですかね」 純「何の意味もないのかもしれませんが、是非お教え頂きたいです!」 梓「それよりも私は、最後の純の“ほへ?”が可愛いと思うね」 純「……えっ?」 梓「ん?」 純「梓、大丈夫?熱あるでしょ?」 梓「……ああ。ここの寒い純に言ったつもりはないから」 純「やっぱり私のこと寒いって思ってるじゃん!!」 梓「この純が寒いかどうか、それは置いておくとして」 純「拗ねるぞ」
297. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:37:21
梓「次は◆zUoK4p9U5Eさんの作品、“憂「お姉ちゃんの見る景色」”だね」 純「拗ねるし」 梓「うーん、この作品はどう言ったらいいのか」 純「無視かよ」 梓「最後、憂に世界を多次元的に見ろと促す唯先輩が、急に帰宅を促すようになりましたよね。 この心変りのきっかけとは何だったのか、どんな裏があるのか、そこが気になります」 梓「私、気になります!」 純「いきなりパクるな!」 梓「ただ、作品がそこで終わってしまってはそれまで。 もう少し書き続けることが出来れば、もっと不思議で不気味で、読者を納得させられる 作品が完成したのではないでしょうか」 梓「ちょっと惜しかったような気がしますね」 純「……このまま梓に出番を持ってかれるのも嫌なので、私からも」 純「一つ、地の文で句点がつかなかったり、ついたりするのは何故でしょう? 気まぐれか付け忘れか、狙ってやったことなのかは、解かりかねますけどね」 純「そしてもう一つ」 >>24 より >憂「ハァハァお姉ちゃん」 純「……唐突すぎて、何が起きたのかと。前後にそれに関する描写もないですし、 この憂はどんなキャラなんでしょう?」 純「私、気になり」 梓「パクリはダメだよ、純」 純「梓にだけは言われたくないよ!!」
298. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:38:02
梓「……次の作品は、◆AzS/RJvBuYさんの“唯「平沢ボンバー!!!」”だね」 純「……うん」 梓「初キッス」 純「それは言わないで」 梓「人生初キッス」 純「それは言わないでってば!」 梓「でも純。これは人の命が関わってるかもしれないんだよ。 初キッスだけでそれを救えるなら、それはそれで良いことじゃない?」 純「うっ。……まあ、そうだけど」 梓「よし、上手く丸め込んだ」 純「それは本当に言うな」 梓「まあこの寒い純とは違う、面白い純が初キッスを奪われたのは置いておきましょう」 純「私は寒くないし、ここまでの会話の意味は一体なんだったんだ……」 純「……まあ、気にせず感想いきましょう」 純「この作品には色々と笑わせてもらいました。当然、良い意味ですよ」 純「“時は21世紀〜”という始まりから、予期せぬ爆発には笑いましたし」 純「爆発とその弊害、いわゆる修繕費と破産問題には、また笑いました」 梓「純の初キッスが奪われたことは鼻で笑いました」 純「失礼なこと言うな!普通に笑ったわ!」 純「あと、作品の評価には関係ないのですが、平沢家の財政状況は大丈夫なんでしょうか? この様子だと平沢家はボロボロだと思うんですが」 純「まあ、だからこそ、平沢家の両親は仕事で忙しいのかもしれませんね」 梓「まとめますと」 梓「シリアスっぽいシーンにおいても、ギャグ精神を徹頭徹尾忘れていない。そんな楽しくて面白い作品でした」 純「……まとめは私に言わせてよ」
299. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:38:38
純「次は◆3AyQ2RIUhcさん作、“唯「けんけん」 和「ぱ」”だよ」 純「これは綺麗な作品でした」 純「雅びやかな町の情景が浮かんでくるような地の文と、 どこか不思議で温かい会話が、読者の心を癒してくれた作品でしたね」 梓「“ビー玉”、“けんけんぱ”といった、ノスタルジーをおぼえる言葉。 “意外と間隔の近かった石”といった、現在と過去を対比するような事柄」 梓「それが上手く散りばめられてました」 梓「おかげで最後の“懐かしい甘い香りがした”という文にはじーんときてしまいましたね」 梓「唯先輩が未だにお稲荷さんを忘れることなく、 安全祈願を祈ったというのも、唯先輩らしい話でありますし」 梓「お稲荷さんが出てきたとき、“クッキーより油揚げがいいけどね”という 言葉の意味がわかり、クスッときました。ほんの少しの笑いもとても上手かったです」 純「今回の企画で私が一番好きな作品が、この作品ですね。 色々言ってますが、この綺麗な雰囲気が、綺麗なお話が好きな作品でした」 梓「……そうだね。寒い純とはまるで似付かない、温かい作品だね」 純「この期に及んで言うか!!」
300. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:39:28
梓「次に◆vZmyym56/2さんの作品、“唯「けいおん!みたいなけいおん!の話」”かな」 純「この作品を読んで、初めに思ったことは妙な浮遊感だね。 恐らく、長音符の多用がそれを招いているのではないでしょうか」 梓「純、それだけじゃないよ」 梓「この作品の登場人物は、どこか不自然な言動が多い。 それも、この妙な浮遊感に手伝っているんだと思うよ」 純「なるほど」 純「他には右下の数字も、謎を深めていました」 純「だからこそ、最後の“操られている”というのには 納得がいきましたし、その数字の意味もわかって非常にスッキリしましたね」 純「メタはメタですけど、私は好きなメタネタでした」 梓「うーん、ただね、私は一つ引っ掛かることがあるかな」 梓「……この作品に出てくる“台本”はいわば、運命の成り行きを書いたものですよね? それは律先輩の星にいる生き物にも適用されるような、強力な」 梓「その真実に、律先輩の星の人達は自殺しました。台本通りに。 これはつまり、この台本が結構昔から書かれていたということになります」 梓「では、律先輩の言葉“50ページから400ページの間に”とは一体なんでしょう? ここでいう50ページとは、当然この作品のスタート部分でしょうね」 梓「ですが」 梓「そんな昔の成り行きから決定されていた、つまり書かれていたのにも関わらず、 何故この人達は、日常の一片から台本がスタートしているのでしょう?」 梓「それ以前のことは、書かれていないのでしょうか? 他のことに関しては、結構昔から書かれているのに?」 梓「この作品からとれる解釈は、“それ以前のことまでアドリブだった”……といったとこでしょうか」 梓「ちょっとそこが説明不足、そんな印象を私は覚えましたね」 純「梓」 梓「なに?」 純「面倒」 梓「うるさい」
301. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:40:12
純「……次は無名 ◆4xyA15XiqQの“「冷夏」”かー。つまり自作」 梓「能力バトルモノだね、まさかの」 純「うん。作者は今まで触れた事のないジャンルに踏み込んだ、実験作のつもりらしいよ」 純「最初はよく書くようなコメディタッチで、合間にバトルをいれ、最後はシリアスに。 この流れを綺麗に作りたかったみたい」 純「果たして結果は、どうなのやらだね。作者はなかなか難しかったみたいだけど」 梓「まあ、“寒い純を書けて満足だ”と作者は言っているけどね」 純「言ってないよ!?」
302. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:41:31
純「次に◆ywLV/X/JUIさん作、“紬「END OF ALL HOPE」”だ」 梓「毎回のように重いモノを持ってくるね、この人は。 それが企画にとってはアクセントになっていいのかもしれないけど」 梓「ただ、今回は、ちょっと言いたいことがあって」 梓「……毎回、◆ywLV/X/JUIさんの律先輩は“澪に依存している”という、特殊な律先輩です。 あくまで普遍性はありません」 梓「当然、それはキャラ崩壊と呼べるものでしょう。 しかし私自身、そのキャラ崩壊にはむしろ肯定的な考え方を持っているので、 ある程度なら全然受け入れられるのですが」 梓「すみません、今回は無理でした」 純「ほう」 梓「◆ywLV/X/JUIさんの作品、全てを読んだわけではありません。 ですが、今まではまあ許容できる範囲内でのキャラ崩壊だったんです」 梓「では、何が違うのか」 梓「それを語る前に、私個人の許容範囲を示しておきたいと思います。 一つ、面白い、愉快、楽しめると感じたキャラ崩壊。二つ、特定の条件下で起こるキャラ崩壊」 梓「後者の場合、隠された一面が表に出る、といった言い方の方が正しいかもしれません」 純「つまり今回だと、後者かな?澪先輩に見せる、意外な一面としてのキャラ崩壊」 梓「そう」 梓「今までの作品で登場した律に関しても、澪先輩に限らず恋愛感情、極度の依存対象、 いずれかに当て嵌まる人の前では崩壊する、そういう律なんだということで解決していました」 梓「では本題です」 梓「今回、何が違うのか。……それは、今回の律先輩は常に崩壊した一面を見せ続けている、ということです」 梓「恋愛感情や依存症を持った人の前で、違う自分を形成するのはわかります。 しかしこの律先輩、まるで端からそうだったかのように振舞っているではありませんか」 梓「澪先輩が同じ場にいるから、と最初は思いました。 が、ムギ先輩と二人きりのときも同じような振る舞いだったのでそれは却下」 梓「つまり特定の条件下以外でも、この律先輩はキャラ崩壊を続けている。 先程挙げた許容範囲の二つ目が成立しません。ということは、残った一つ目しか私の中では成立しませんね」 梓「しかし、そこでアウト。私はこの律先輩では楽しめないのです」 純「なるほどねえ……。じゃああれだ、もしこの律先輩を楽しめる人だったら、 この作品は違って見えたってことなんだ?」 梓「そうだね」 梓「もっとも、さっきの許容範囲も一人の人間の間でしか通用しないものだから、あてにはならないけど」 純「感想なんてそんなもんでしょー。結局、評価するのは一人の人間なんだから」 梓「まあ、そうだね。そんなわけで、ちょっと今回は好きではありませんでした。 ですが、お話全体の緊迫感は好きですし、最後に出てきた腹の中の顔にはゾッとしました」 梓「これらの点では好印象です」 純「私はカップを捨てた時点でバッドエンド確定だなーって思いながら読んでたよ。案の定だったけど」
303. 無名 ◆4xyA15XiqQ 2012/07/19(木) 13:42:05
純「次は◆Y9olc2i80Mさん作の“梓「ムギわん!」”だよ」 梓「……非日常?」 純「日常だね」 梓「ふむ」 梓「まあ、非日常を求める日常っていうのも、企画の趣旨から外れているわけではないと思います」 純「今、間に入った台詞からステマっぽい何かを感じたんだけど」 梓「ですが」 純「相も変わらずスルーするねえ」 梓「どうものんびりほのぼの、他の作品に比べて丸すぎる気がします。 もうちょっと何か非日常を活かして、尖らせても良かったと思いますね」 純「なるほど、尖らせるか……」 梓「その髪先を尖らせるか……」 純「嫌だよ!だれが頭にドリル二つ付けて歩かなくちゃいけないのさ!」 梓「全国のオニドリルに謝れ!」 純「ドリルくちばし!?」
最終更新:2012年08月14日 15:20