澪「……ん」

律「もしもし澪!?」

澪「律?どうしたんだ?」

律「落ち着いて!落ち着いてよく聞けよ!」

澪「お前が落ち着け。そんなに慌てて一体なにが……」

律「大ニュースだよ!」

律「三期が決まったんだ!」

澪「!」

澪「……そうか」

律「澪?なんだよー、あんまり嬉しそうじゃないけど」

澪「ん?いやちょっとびっくりして……」

澪「ごめんな」

律「あ~、急だもんなー。あたしもびっくりしたよまったく」

律「じゃ、落ち着いたらまたな」

澪「うん、ありがとう律……」

澪「ふふ……」



澪「あはははははははははは!!」

澪「QB!聞いたか?三期だぞ三期」

澪「ハルヒでさえ成し遂げなかった快挙だ!」

澪「今日はお祝いだ!ははははは!!」

QB「おめでとう、澪」

QB「それはそうと魔女退治のやり方やシステムとかは大体理解してるのかい?」

澪「多分……。私、5話くらいまでしか見てないけど」

QB「……そうか」

澪「ん?なんだよQB」

QB「いや、なんでもないよ」

QB「じゃ、僕はそろそろ……」

澪「あ、あのっ……お前はよかったのか?」

QB「何が?」

澪「その、私の願い事」

QB「気にしてくれるのかい?別に構わないよ」

澪「……」

QB「僕の目的はエントロピーを回収することだけだからね。
  作品の人気なんて僕にとってはどうでもいいことだ」

澪「ふーん……」


澪「じゃあなQB」

澪「明日からよろしく」

QB「こちらこそ」

澪「ふふ……三期か」




翌日

紬「あら、澪ちゃんにりっちゃん!おはよう」

唯「澪ちゃんりっちゃぁん!」

澪「ムギ、唯、おはよう」

律「おっはよーん!みんな!」

梓「おはようございます、澪先輩律先輩」

澪「よう、梓」

唯「あずにゃ~ん!」スリスリ

梓「ちょっ……ここ人前ですよ!」

紬「んふふ、いいじゃない」

律「相変わらずだなムギは……」

澪「じゃ、そろそろ中に入って打ち合わせをしよう」



唯「つかりた……」

梓「打ち合わせ結構長引きましたねー……」

律「でもまさかまたこうやって集まることができるなんてなー……」

紬「ねぇ、記念に今日はみんなでどこか行かない?」

唯「最初っからそのつもりだよムギちゃん!」

律「よーしガンガン飲むぞぉ!」

澪「……」

梓「?どうしました澪先輩」

澪「あ……ごめんみんな」

澪「私、ちょっと用が……」

律「なーんだよ澪ぉ!こんな日にぃ」

澪「ごめん!」

澪「どうしても外せない用なんだ」

唯「そっか……」

梓「なら仕方ないですね……」

紬「また暇なとき、一緒に行きましょう」

律「ちぇー……」

澪「ああ……本当にごめんな」

澪「じゃあ」




QB「澪」

澪「QB!」

澪「ごめん、打ち合わせが長引いて」

QB「いや、いいんだよ」

QB「じゃあ行こうか」

澪「ああ」

澪「こうやってソウルジェムを持って歩けばいいんだよな」

QB「ああ。魔女の出現場所は大きな道路や喧嘩が起きそうな歓楽街」

QB「あとは自殺に向いてそうな人気のない場所」

QB「病院にもときどき出るね」

澪「そうか。じゃあそういう場所をまず……」


パアァァ


澪「!」

QB「ここみたいだね」


QB「どうやら使い魔みたいだ」

澪「使い魔?じゃあ魔女よりも弱いのか」

QB「ああ、それにグリーフシードも落とさない」

澪「そうか、良かったぁ……」

QB「使い魔で?」

澪「ああ、初めてなんだし弱い方がいいに決まってるよ」

QB「使い魔といってもナメてかからない方がいいよ」

澪「分かってるよ」

澪「じゃあ……」スッ


バアァ


澪「な、なんだこの衣装は!」

QB「ははっ、それが君の魔法少女としての運命だよ」

澪「なんだってこんなヒラヒラ……」

澪「律やさわちゃん先生に見られたらえらいことになりそうだ……」シュン

澪「武器はブーメラン、か」

QB「澪」

QB「気をつけて、来るよ!」

澪「ああ!」



落書きの魔女の手下「ブウゥゥゥン」

澪「きゃあ!!」

QB「澪!逃げ回ってばかりじゃ……」

澪「わ、分かってるよぉ!」

澪「でも……でもぉっ」

QB「危ない!後ろだ!

澪「ひっ!!」

澪「ええい!!」ヒュン

ドカッ

澪「うわああん!来るなあああ!」

QB「澪!終わったよ!」

澪「えっ……」


澪「な、なんだ……意外と呆気なかった……」

QB「お見事だよ、澪」

澪「……はあ」

澪「この調子なら魔女と会っても大丈夫かな……」

QB「ま、その時にならきゃわからないね」

澪「QBは薄情だな」

QB「……」

澪「?」

澪「よし、じゃあ帰るか」



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