律大統領「く……」

唯秘書「ぅっ…ひっく…ぅ…」

タイナカハウスは絶望に暮れていた

律大統領「じき、衝撃波がここにもくる……」

澪「……」

律大統領「澪、わるかったな」

澪「…」

律大統領「でも、これでよかったのかもしれないな」

澪「え…?」

律大統領「大好きな澪のおっぱいで、誰かを傷つけなくてよかった」

律大統領「いままでありがとな、澪」

澪「……」





「澪ちゃんのおっぱい、おっきーねー」

「そ、そんなことないよぅ」

「いんや、すっごくおっきいし綺麗だよ!
 澪ちゃんのおっぱいはこんなに凄いんだから、きっとたくさんの人を幸せにするんだろうなー!」





むかし

私にとってずっとコンプレックスなだけのおっぱいだった

邪魔だし、目立つし、重たいし

だけど、だけどね

りっちゃんのおかげで、自慢のおっぱいに、なったんだ…

律のおかげで、自分のおっぱいを愛することが出来るようになったんだ


澪「私のおっぱいは……」

澪「みんなを、幸せにする、おっぱいなんだ……!!」

律「み、お…?」


澪「律、唯、そしてむぎ、梓……」

澪「――ありがとう、大好きだ」


律大統領「ま、まさか!澪!?まてっ」


澪「さようなら!」

バシューーーッ!!

母乳ジェットで飛んでいく秋山澪



BGM I Don't Want To Miss A Thing Lyrics



唯秘書「澪ちゃん!!」

律大統領「澪!みおおおおおお!!」


唯秘書「陸軍のマナベ大尉から連絡だよ、りっちゃん…」

唯秘書「レーダーに映った2つの飛行物体が衝突して、相殺しあって……消滅したんだって…」

律大統領「う、うわああ澪おおお……」

ツムギコフ「澪ちゃんが世界を守った…なんて献身的な自己犠牲なの…私が間違ってたわ…
       これからは澪ちゃんの犠牲を無駄にしないためにもみんなで仲良くしましょう」ポロポロ

アズシャ・コックローチ「そんな、信じられないです!
          澪先輩のおっぱいは悪魔の兵器のはずです、それが人を守るなんて」



律大統領「うっうっ…」ポロポロ

唯秘書「あっ、りっちゃんっ見て、テレビ!」

律大統領「え……」


――次のニュースです。
  突如空から、大量の母乳が降り注ぎ、飢きんでくるしむ人々の喉を潤しました
  枯れ果てた水路は、母乳の川と化し、現地の人々からミルキーウェイとして崇められています


律大統領「あ、あ……」

律大統領「……」にこっ

唯秘書「これ、澪ちゃんだよ!、澪ちゃんの母乳だよ!!」

律大統領「そうか……澪はたくさんの人々を幸せに、したんだな!」

律大統領「みーお!」にこっ




――たしかに

今だ世界には、3万発以上の澪のおっぱいが存在している

しかし、その澪のおっぱいも使い方次第で殺戮兵器にも幸せを呼ぶ存在にもなるのだ

人類は、学ばなければならない

澪のおっぱいの正しい使い方を、そして伝えなければならない、この澪のおっぱいの悲劇を

空を見上げたら私はふと思い出すのだ

澪が胸を張って自慢げにおっぱいを曝け出し微笑む姿を……

著者・ジョージ、リッツ



お   わ   り