文化祭ライブ後!

律「いやぁ~!どうなる事かと思ったけど何とか無事に終わったな!」

紬「そうね~、澪ちゃんのボーカル…とっても素敵だったわ~」ウットリ

澪「……////」ブルブル

唯「あ、あはは…当の本人はそれどころじゃないみたいだけどね~」

律「ほらほら~、元気出せよ澪しゃ~ん?パンツの一つや二つ、見られたって減るもんじゃないだろ?」

澪「……うぅぅ……////」

唯「だ、大丈夫だよ澪ちゃん!むしろこれをバネにして恥ずかしがり屋さんを克服しなきゃ!」

律「…さすがにそりゃ無理なんじゃないか」

紬「澪ちゃん、大丈夫?…何だか汗も凄いし本当に体調悪そうよ?」

澪「……だ、大丈夫……だと思う……////」

唯「ひょっとしたら緊張し過ぎて疲れてちゃったのかもしれないね、保健室に行く?」

澪「……ちょと…きついかも…////」コクコク

律「よし、じゃあ私がちょっと保健室まで付き添ってくから先に行っててくれ」

唯「あっ、なら私も…」

ガシッ

唯「ム、ムギちゃん…?」

紬「唯ちゃん、邪魔しちゃ悪いわよ…」キラキラキラ

唯「ふぇ?」

紬「二人で保健室に……キテマスワー」

唯「………」




澪「はぁっ…はぁっ……あぅぅ……」


私達が居るのは保健室ではなく、薄汚れたトイレの個室の中だった。

狭い室内で体を密着させ、人気のないこの場所で幼馴染みの少女と人には言えない事をしている。

これが二人の愛を確かめ合う行為だったのなら薄汚いこの場所にも甘い空気が漂いそうでもあるが、実際これから行われる行為はもっと下品で汚い…。


律「へぇ~、ちゃんと朝から二つとも抜かないで来たんだな…偉いぞ、澪」


パンツを下ろし、私の秘部を指で弄り回しながら満足げな笑みを浮かべて幼馴染みは言った。

朝から今まで、ずっと私は膣とお尻にローターを挿したまま過ごしてきた。

その間、私はトイレ行く事すら許されていなかった。


澪「り、りつぅ…もう……限界……お腹が……」

律「よし、今日は頑張ったからな…出してもいいぜ?」


ようやくこの脅迫じみた尿意と腹痛から解放される…それを思えば人前で用を足す事など大して気にもならなかった。

しかし、そこで気が緩みきってしまったのが失敗だったかもしれない。

一歩、便器に向かおうと足を踏み出した瞬間、ポタポタと熱い雫が太ももを伝うのを感じた。


澪「ぁ……ぁぁ……」


そんな…嘘…。

もう後少しで、あとちょっとで…あと二、三歩だったのに。


溢れ出した尿は瞬く間に下着全体を濡らし、私の体は完全に脱力して床に座り込んでしまった。


まだこのままならいい、パンツが濡れるだけ…。

でもこれ以上はダメ、何があっても絶対にダメ!。

お腹を押さえようと腕を持ち上げた瞬間だった。


力の抜けたお尻から腸内に溜まったガスが大きな音と共に吐き出された。

もう我慢ができるレベルなどとうに通り過ぎていた、無理矢理に抑圧された生理機能が本来の働きを取り戻そうとしている。

私はこれから起きる恥辱的な出来事に体中を震わせて、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたまま叫んだ。


澪「…だずげでぇ……だずげでよぉぉ!!りづぅぅぅぅぅ!!」


律は何も言わず、口元に笑みを浮かべたまま私を見下ろしている。


汚らしい音と共に、パンツの中が柔らかい何かでいっぱいになるのを感じながら私の意識は途絶えた。

いつからこうなってしまったんだろう…。

いつから私は…律の人形になってしまったのだろう。




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中学時代

潜めようともしない嘲笑が私に浴びせられている。

俯いて椅子に座っている私の視界には、傷と落書きだらけの机が映っている。

彼らからの悪意を込めたメッセージは常に同じ単語だ。


死ね。


ブス。


学校に来るな。


そんな言葉がびっしりと机に書かれ、彫られている。

溜息を吐けば、消しゴムを取り出してシャープペンシルや鉛筆で書かれたものだけを削除していく。

その作業をしている最中だけは何も考えられずに済んで楽だった。

いちいち泣いたりなんてしない、黙々とただ手を動かして落書きを消していく。


「あらあら、秋山さん…朝から色々と大変そうねぇ」


朝から聞きたくもない声を耳にする事となった。

このクラスの委員長であり、私と同じ長いストレートの黒髪を持った少女だ。

そして、私をイジメている連中のリーダー格でもある。


委員長「ったく、あんたの顔なんか見たくないんだから早く学校やめてくんない?」

澪「…………」

委員長「人の話聞いてんの!?」


聞く筈がない、誰が朝から小煩い文句を好き好んで聞くというのか。


委員長「っ!!…そんなに机が好きなのね、秋山さん」


黙って作業を続ける私に業を煮やしたのか、彼女は私の髪を掴むと思い切り後ろに引っ張った。


澪「あぐっ!…」

委員長「だったらその大好きな机、ペロペロと舐めちゃえばぁ!?」


ヒステリックな笑い声と同時に私の顔を思い切り机に叩き付けた。

痛い…。

顔を上げると、机の表面にポタポタと血が滴っている。

鼻を覆ってみると、手の平を真っ赤な血が汚していた。


それを指差して、委員長や皆がゲラゲラと笑う。

私はその笑い声をボンヤリと聞いていた。

流す涙なんてもう枯れている。


再び消しゴムを手に持って落書きを消そうとしたその時だった。


律「何やってんだよ…」


教室中の笑い声が消えた。

見ると、今更登校してきたのか鞄を肩に掛けた律が教室の入口に立っていた。

律の鋭い視線は真っ直ぐ、凍りついた表情の委員長に向けられている。

委員長は私と律を二、三度交互に見た後に怯えた口調で言った。


委員長「あ、あの…田井中さん、違うの…これは―――」

パシンッ。

乾いた音が教室に響き渡った。

律が委員長の頬を力一杯、平手打ちした。


静寂の中、律は委員長の胸倉を掴み睨みつけると静かな声で言った。


律「澪に手ェ出すなって言ったよな?」

委員長「ご、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」


目に大粒の涙を溜めて膝を着くと、上擦った声で委員長は泣き崩れる。

子犬のように震える委員長を一瞥すると、律は優しい口調で私に問い掛ける。


律「大丈夫か、澪?」

澪「平気だよ、このぐらい…」

律「鼻血出てるぞ、ほれハンカチ」

澪「ありがと…後で洗って返す」


ハンカチを手渡すと律は一度心配そうに私を見た後、自分の席に戻っていった。


毎回毎回、律は私がイジメられる度に助けてくれた。

この幼馴染みの心遣いが身に染みて、ハンカチをギュと握ったまま思わず微笑んでしまう。



「……んで……まえばっか……」


まるで呪詛のような、地の底から響いてくるような恐ろしい声に思わず私は振り返った。


声のした方には…目を真っ赤に泣き腫らした委員長が居て、底冷えするような憎悪の込められた視線を私に送り続けていた。

震える唇から発せられた言葉が今度はハッキリと私の耳に届く。


「なんでおまえばかり」



あぁ…そういえば、委員長。


律が好きなんだっけな…。


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