機動戦士ガンダム0079カードビルダー

三国志対戦等の要素の一つであるトレーディングカードゲームとアーケードゲームを融合させたゲーム。
三国志対戦よりアクション性とカスタマイズ性に優れており、デッキに自分色を出せる。



0079


律「みーおー今日もゲーセン行こうぜー!」

澪「ええっこないだ行ったばかりだろ」

律「いやー新しいデッキを試してみたくてさ! どうせ澪もデッキ持ってきてるんだろ?」

澪「それはまあ……」

律「んじゃ決まりな」

唯「りっちゃん何のゲームやってるの?」

律「ガンダムカードビルダーだっぜ!」

唯「ガンダムのゲーム?」

律「おう。カードを集めて自分だけの部隊を編成して戦うんだ。唯もやってみるか?」

唯「でも私ガンダムよく知らないよ」

律「おっとこんな所にファーストガンダムのDVDが~」

梓「どうしてそんな物持ち歩いてるんですか」

紬「実は私が借りてたの~」

梓「ええっ!?」

律「ムギも予習はばっちりだしビルダーを教えてやるからな」

紬「うん! たのしみ~」

律「唯と梓も見学してみないか?」

唯「見る見るー」

梓「ええっ……じゃあ私も行きます」

律「とりあえずスターターパックに入ってるカードで部隊を編成する」

律「このゲームの一番の醍醐味がここ! ビルダーはガンダムのゲームの中でも抜群のカスタマイズ性があるんだ!」

律「カードを集めていけばガンダムにシャアを乗せて核バズーカを撃たせることだって出来る」

紬「それはアメイジングね!」

律「だろ? 他にも好きなキャラやモビルスーツや武器でデッキを固めたり、ガンタンクがすごい速さで移動したりするんだぜ」

紬「ワァァオ」

唯「ねえねえりっちゃん。これってカードゲームなんでしょ? その割にはプレイしてる人の動きが激しいね」

律「そう、これはカードゲームにアクション性をプラスしてあるのだ!」

律「盤面上でカードを動かす事で実際にモビルスーツを動かせるってわけだ」

唯「へー面白そうかも」

律「唯もやってみるか?」

唯「やっちゃおうかなぁ」

律「ちなみにスターターパックが1000円で1プレイ300円、500円入れれば2プレイ出来るぞ」

唯「高っ!?」

律「それでだ、このゲームはっていうかガンダムのゲームはバカの一つ覚えの様に3すくみの要素がある」

律「それをうまく駆使して戦っていくんだ。もう説明はしないから後は肌で感じ取ってくれ」

律「ところでムギ、好きなモビルスーツとかパイロットとかある?」

紬「ゲル! ゲルググ!」

律「おっけー。それじゃあムギにはゲルググをプレゼントしよう。私連邦だから使わないし」

紬「いいのっ!? ありがとうりっちゃん!」

唯「りっちゃーん私にも何かちょうだーい」

律「お、唯もジオンで始めたのか。んー……唯は好きなMSとかないだろうからカスタムカードをやる」

唯「何それ?」

律「攻撃力を上げたり出来るカードの事。ほれ『伏兵』をやろう」

唯「このカード強いの?」

律「ああ、最強カードだ」

律「んじゃ私達もプレイしようぜ!」

澪「ああ」

律「澪の男くさいおやじデッキを粉砕してやるー」

澪「その言い方やめろ!」

わいわい

梓「……」

梓「私もやろうかな」

こうして軽音部全員が泥沼にハマった。
これより先はニュータイプしか理解できない領域となる。


半年後

唯「アッガイかわいいよね~」

梓「来てる来てる! この台絶対レアアムロ出ますよ! 配列的に!」

紬「伏兵藁さいこー♪」

澪「ふふ、ジムカス下駄カウントダウンにサリー伏兵コアブで楽勝だな」

律「ちっ。もう負けないからな……この日のためにゲルクローン部隊を集めてきたぜ」

梓「あれっ!? レアじゃない! どうして!? レア抜きしてんですかこの店は!!」

澪「ま、まけた……」

律「いやー悪いな澪! これが大佐の実力だよ!」

澪「大佐!? お前いつの間にそんなに階級上げたんだ! 大佐って言ったら15万円は使ってる事になるぞ!?」

律「それを言ったらムギなんて将官だぜ。私の倍は使ってるよ」

澪「くっ、大佐に負けるのは仕方ない」

律「カード捌きの差が出たかな! 澪はおっぱいが揺れて上手く操縦できないんじゃない? ドムに乗ればいいと思うぞ」

澪「うるさいっ!」

唯「みんな~今度カードビルダーがアップデートするんだって! カードも追加されるって」

律「マジか!」

唯「うん、ポケットの何とかっていうのから新しいカードが出るって」

律「ポケ戦か~」

唯「私ポケ戦っていうの見た事ないや」

梓「私もです」

律「貸してやるよ」

唯「やったぁ! あずにゃん、07小隊の時みたいにまた二人で一緒に見ようよ」

梓「いいですよ」


―――

0080


律「どうした澪ー? 全然勝てないっすなぁ?」

澪「ぐ……! おい律! ショットガン使うのやめろよ!」

律「それは無理な相談だぜ」

紬「グフ藁さいこー♪」

梓「ここも違う。アレックスの配列こい……」

唯「みんな~女の子オペレーターがそろったよ~。みんなー……?」


―――

0083


数か月後

律「バリ核! バリ核!」

澪「バニコウ! バニコウ!」

紬「イフ藁強行軍ドズルさいこー♪」

梓「今日はゴミ拾いしてきたからきっとレアが出るぞ……きっと……」

唯「み、みんなー……」

律「またバージョンアップで新カードが出るぞ!」

律澪紬「イヤッホーウ!」


―――

0083 両雄激突


澪「やっぱり哀戦士は外せないな」

律「そんなもん援護射撃とジュダック様で粉砕してやるぜ」

紬「ハムロさいこー♪」

梓「いやそれ鮫トレですよね? ちょっとレート確認するので待ってください」

唯「みんな聞いて!!」

律「どした?」

唯「なんだかみんなのビルダーの楽しみ方が怖いよ」

紬「そうなの?」

唯「そうだよ! ムギちゃんゲーム始めた頃はゲルググが好きで使ってたのに今や厨デッキしか使ってないじゃん!」

紬「そ、それは……」

唯「りっちゃんと澪ちゃんもだよ!」

律「いやー私達は確かに強いカード使ってるけどそれは階級が上がれば仕方のない事であって……」

唯「じゃあどうしてコスト落としてるの? 明らかに下士官刈ってるよね」

律「うっ……」

唯「みんな私と勝負だよ! ビルダーを自分好みのデッキで純粋に楽しんでいた頃を思い出させてあげる!」

律「ほう、受けて立つぜ」

唯「決まりだね!」

律(唯はどうせアッガイとか使うだろうし楽勝だな)

唯「戦う時はりっちゃん達と全く同じデッキを使わせてもらうから」

律「えっ?」


round1

律「ま、まけた……」

round2

澪「哀戦士を先に潰された……」

round3

紬「アムロとハロなんて組み合わせたら卑怯よ!」

唯「ふう、みんな歯ごたえないね!」



澪「私達がこうもあっさり負けるなんて」

律「何故だ……」

梓「それは簡単です」

梓「律先輩達はデッキパワーに頼った戦い方しかしてこなかった。対する唯先輩はあまり強くはないキャラやMSでずっと戦って来たんです。腕の差が出たんですよ」

梓「それに唯先輩は色々なデッキを試してますからデッキ毎の攻め方や弱点なんかも身につけていたんでしょう」

律「そっか……唯はすごいな」

唯「それほどでも!」

律「……うん、そうだよな。やっぱり自分が好きなキャラやMSを使ってこそのカードビルダーだよな!」

澪「だな」

紬「ええ!」

唯「みんな……分かってくれたんだね!」


そして

澪「EXAM最高だな」

律「やっぱBD2号機だわ」

紬「ラストシューティングおいしー♪」

梓「デンドロノイエが1000円!? 買うしかねーです!」

唯「……」

唯「まーいっか! 楽しんだもん勝ちだよね」


さらに

律「なっなんだと……?」

澪「2012年6月29日18時をもってネットワークサービスを終了する予定!?」

紬「もうビルダー出来なくなっちゃうの……? やだやだぁ!」

梓「落ち着いて下さい! ネット対戦が出来なくなるだけです!」

律「対戦ゲームでネット対戦出来ないって事は死を意味するぞ……」

澪「そうだよな、稼働開始してからもう6年以上も経ったもんな。私達も年を取るはずだ……はは」

律「そんな……このゲームにいくらつぎ込んだと思ってるんだ!」

紬「ちくしょう!」

梓「今の内にICカード買いだめしておくか……?」

唯「みんなっ!!」

唯「確かに残念な事だけどさ、でもそれって6月の終わりでしょ?」

唯「まだ2ヶ月あるんだから今を精一杯楽しもうよ!」

律「唯……」

澪「うん、そうだな」

紬「そうね!」

梓「はいです! ぎりぎりまでプレイしてカードコンプしてみせます!」

唯「その意気だよ!」


2012年6月29日

澪「とうとう終わったんだな……私達のビルダーは」

律「ああ……でも最後に提督になってやったぜ」

唯「りっちゃん! 私にビルダーを勧めてくれてありがとうね! すっごく楽しかったよ」

梓「でも大量に残ったカードはどうすればいいんでしょう」

唯「筐体置いてくれてるゲーセン探してみんなで店内対戦しようよ」

梓「そうですね!」

紬「みんなこれからうちにこない?」

澪「え?」

紬「明日は土曜日だし」

律「お……?」

紬「お泊りしませんか?」

梓「あっ……あっ……」

紬「ビルダーでもしながら」

唯「ムギちゃん!! まさかっ……!」

紬「そうなの~!」

紬「ビルダーの筐体買っちゃった♪」

紬「それで、どうかな?」

唯律澪梓「やらせていただく!」

こうして梓が買い溜めしたICカードを使い末永くプレイしましたとさ



澪「思ったんだけどさ、大会モードにすればICカードの使用回数減らないんじゃないかな」

梓「えっ!?」



END