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喫茶店

憂「…でも…L子ちゃんってどうしてそんな座り方なの?」

L「一般的な座り方をすると推理力は40パーセント減です」

憂「……はは、そうなんだ」

L「憂さん…ちょっと推理力を試させてもらってもいいでしょうか?」

憂「推理力??……別に良いけど…」 

L「これはキラに殺されたFBI捜査官12人の死亡の順と彼らがファイルを得た順を表にしたものです」すっ

憂「……」(キラ……な、なんで私のこと…どうして……?)うるうるうる

L「そしてこの3枚はキラに操られて死んだ囚人が書いた文章の写真です」

L「まずFBIの資料を見て何か分かりますか?」

憂「……」(うう……もう…いいや…やけだ…とことん付き合ってあげよう)

憂「……えーっと…」

L「……」ゴゴゴゴゴゴ

憂「……ねぇ、L子ちゃん…」

L「はい」

憂「このFBIの得たファイルって何のファイル?それが分からないと推理しようがないと思うんだけど…」

L「……」

L「あっ、すみません、FBIの全員の顔と名前が入ったファイルです。手に入れた日に全員殺されました」

憂「……」(うう……本当にFBIの人殺されたの……怖いなぁ)

L「なにか分かりますか?」 

憂「…キラは…このファイルを利用して…FBIを……殺した…ってこと…かな?」

L「では写真の方は」

憂「これは…縦読み? えるしっているかしにがみはりんごしかたべない…?…かな?」

L「不正解です」

憂「え?」

L「実は4枚目の写真があります」

憂「……」(そ…そんなの分かんないよぉ…)

L(ファイルにもプリントナンバーにも引っかからなかった…)

L(しかしこれでキラなら更に引っ掛けを気にしてより簡潔な推理しかしなくなる)

L「ではもし憂さんがLだとして…」

憂「!」

L「キラの可能性のある者に相対したら、キラであるかどうやって確かめようとしますか?」

憂「……うーん……」

L「………」ゴゴゴゴ

憂「報道されてないキラしか知りえないことをしゃべらせる……かなぁ…」

L「凄いですね」にやり

憂「そ、そうかな」

L「はい。凄い推理力です。憂さんがキラである可能性が1%から3%に増えました」

憂「……え…」ずーん!

L「しかし憂さんはこんなに優秀なのに、どうして姉の方はあんなんなのでしょうか」

憂「……む」

L「集中力もない、常識もない、家事も出来ない、勉強も出来ない、すっとぼけてる…」

憂「……」ゴゴゴ

L「生まれる順番間違えたんじゃ」

憂「そ、そんなことないよ!」

L「!」

憂「お姉ちゃんのことよく知らないくせに勝手なこと言わないでよ。
お姉ちゃんより包容力のある人なんていないんだから。
お姉ちゃんに抱きつかれるとね、凄く幸せな気分になるんだよ。暖かくて柔らかくて良い匂いがして。
それにお姉ちゃんってすっごく優しいんだよ。小さいころね、私がホワイトクリスマスになりますようにって言ったら
お姉ちゃんがクッションの中身を出してそれを庭にぶちまけてね、朝お姉ちゃんに起こされてなんだろうと思って外出たら
まぁその時お姉ちゃんたくさん怒られちゃったんだけどふふっ!それにお姉ちゃん、私の料理いっつも美味しい美味しいって
食べてくれるんだよ、もうあの時のお姉ちゃんの笑顔、可愛い過ぎてそれだけでお腹いっぱいになっちゃうしあとお姉ちゃんって
みんなから愛されてるんだよ?軽音部はもちろんクラスのみんなもみーんなお姉ちゃんのこと大好きなんだから!まぁもちろん
一番お姉ちゃんのこと好きなのは私だけどね歌までつくっちゃった!好っき好っきだっいっ好っき~おっねえちゃん大好」

L「……」(よく喋るな平沢憂……負けず嫌いの典型だ……7%…もしかして本当に……)

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その頃、東大

月「あはは」

高田「うふふ」

うおっ!あれって清楚高田じゃん?
ひゅーひゅー

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喫茶店

憂「それからね、お姉ちゃんったら」

L「分かりましたもういいです」

憂「え…」

L「憂さん、キラ事件捜査本部に来てもらえませんか」

憂「ええ?…捜査本部?」

L「はい。私は今キラ事件特別捜査本部で指揮を執る立場にあります。憂さんの力を貸して頂きたい」

憂「ちょ、ええ?…なんで…ていうか……ええ?」(な、なんでー!?)

prrrrr prrrrrr

憂「!」

L「…失礼」ぱかっ

L「なに?夜神さんが…?」

憂「……?」

L「まさかキラに」

憂「!」

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病院

L「大丈夫ですか夜神さん」

総一郎「おお、竜崎……おや?そちらのお嬢さんは?」

憂「…は、初めまして…平沢憂です…」(な、なんでこうなるのー!?誰、夜神さんって…早く夕食作んなきゃいけないのに)

月「父さん……彼らは…?」

総一郎「彼は竜崎…捜査本部でキラ事件の指揮を執っている人だ」

月「!」

L「初めまして月くん……竜崎です。私がLです」

月「!?」(なに!?)

憂「……あ、あのー…じゃあ私…そろそろ…」

総一郎「竜崎……私の代わりと言ってはなんだが…月を…捜査本部に入れてもらえないか」

月「!」

L「分かりました良いでしょう。では明日からよろしくお願いします月くん。あと憂さん」

憂「え!?」(えぇー!?)

総一郎「その…憂さんとは…どういう人なんだ?」

L「凄い推理力を持っています。きっと我々の力になってくれるはずです」

総一郎「そうか。よろしく頼むよ憂さん」

憂「え……えーと……」(な、なんで!?なんでこうなるのー!?…は、はっきり言わなきゃ!)

憂「す、すみません!えっと、私…捜査本部なんて行くつもりはないです!」

月「……」

総一郎「……」

L「……」

憂「……」どきどき

総一郎「……竜崎……こう言ってるが」

L「彼女なりのジョークです」(ここで逃がすわけにはいかない)

月「なんだジョークか」

総一郎「なんだ、はは、面白いな」

総一郎&月&L「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

憂「……うぅ…」(お姉ちゃーん!!!!!)


翌日 学校

憂「はぁ~」

純「どうしたの憂、元気ないじゃん」すっ…ジュース差出

憂「あ、ありがとう、ん……なんかめんどくさいことになって」間接キッス

梓「めんどくさいこと?」すっ…ジュース差出

憂「あ、ありがとう、ん……なんかL子ちゃんがね、」間接キッス

がらら

L「おはようございます憂さん」

憂「お、おはよう……」(来たよ…)

純「お、おはよう……竜崎さん」

梓「お、おはよ…」

L「おはようございます」(平沢憂……やけに女子とばかりつるんでいるな…なぜだ?)


数日後 捜査本部

L「第二のキラが現れた可能性があります」

松田「な、なんだって!?」

月「!」

憂「!」

L「憂さんはどう思いますか?」

憂「うーん…今までの資料見た感じだと…キラっぽくない気がする…第二のキラってのは合ってると思う」

月「……」

L「そこで憂さんに……本物の方のキラを演じて貰いたいんです」

憂「え?な、なんで?私なの?」

L「はい憂さんの才能があれば出来るはずです」

松田「……」(なんで竜崎ってやたら憂ちゃんに構うんだろう…こんなに良い子なのに)

L「とにかく時間がない。夜からのニュースに間に合うように原稿を作ってもらえませんか」

憂「……うぅ…」(なんでぇー!?)

L「……」ゴゴゴゴゴ

憂「…うう…わ、わかったよ」

~~~~~~30分後

憂「…L子ちゃんこれでいい?…私なりにキラになりきってみたつもりだけど」すっ

L「……凄くよく出来てますが…【Lは殺していいが】…という部分は取らないと…」

L「私が死にます」

憂「あ、そうだね、ご、ごめんねキラになりきってみたらつい…」

~~~~~30分後
ミサ宅

テレビ「KIRAです」

ミサ「やった!キラが返事くれた!さーってとビデオはーっと」

レム「なにする気だ?」

ミサ「キラに返事出すに決まってるじゃない」

レム「……」

ミサ「問題はなんて応えるかだな~」

~~~~~~~~
2日後 
捜査本部

ワタリ「竜崎、第二のキラから返事がきました」

総一郎「なにっ!?」

松田「きたか…!」

月「!」

憂「………」(今日の夕飯なににしよう…)

ワタリ「ビデオを再生します」 

ビデオ「キラさんお返事ありがとうございます」

ビデオ「私はキラさんの言う通りにします」

総一郎「おおっ!」 

松田「やった!憂ちゃんの文章が良かったんだねきっと!」

憂「え?……はは…ありがとうございます」

月「……」

L「……」

ビデオ「私はキラさんに会いたい。」

ビデオ「キラさんは目を持ってないと思いますが私はキラさんを殺したりしません安心してください」

月「…っ!!」

相沢「今…目を持ってないって言ったよな…なんだ?」

松田「…?」

憂「?」

L「…………」(…………………)

ビデオ「何か警察の人には分からない、会う良い方法を考えて下さい」

ビデオ「会った時はお互いの死神を見せ合えば確認できます」

月「……ッ!?」

総一郎「な…なんだ…?」

憂「…死神…?」

松田「う…憂ちゃん、ここここ怖がることはないよ、ぼぼぼぼ僕がいるから」

相沢「…!」(松田の野郎!抜け駆けは許さんぞ!)

相沢「憂ちゃん!安心して!僕が守るよ!」

憂「…はい?」

模木「…む!?」(させるか!憂ちゃんは俺が守る!)

模木「いやいや憂ちゃん、僕に任せてください」

憂「え?」

 が た ぁ ん !!

L「死神……そんな物の存在を認めろとでもいうのか…」

憂「死神……まさか…」

月「そうだよ竜崎、死神が存在するなんてありえない」

L「……」ちらっ

憂「……」

月「……」

L「……」ゴゴゴゴ


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