ppppppppp

和「よしこれを純に転送すれば」

pppppppp

純「!!・・・はぁあああああ!!!」ドォン

とみ「!?」グググッ

和「これで決まってちょうだい」ギリッ

純「いけっ・・・いけぇ!」グググ

とみ「ふっ・・・ん」ギギギギ

とみ「ちゃんちゃら可笑しいぜ、こんな粗末なものが切り札か?ゆとりの証明だな」グググー

純「ああ・・・ぐうぅうう」ギギギ

とみの声に力が入っている
向こうも余裕が無くギリギリなのだろう

だが僅か、ほんの僅かだけ純が押されている

澪『そんな・・これでも敵わないのか!?』

和「思った以上に声援してくれる人が少ない」

和「なんで皆分かってくれないの!!」

とみ「さっさと土に還るんだな」ゴゴゴゴゴ

純「あ、あとちょっと・・・あとちょっとなのに・・」ビキビキッ

人々「どうせステマだよ^^」

人々「なんだステマか」

人々「ステマステマ^^」

世界「ザワザワざわざわ」


和『このっ・・・』

聡『いいかげんにしろおおおおおおおおおおおおおおおお』

しーん

聡『貴様らこの聡様の言うことも聞けないというのか!!!』

しーん

世界「ザワザワざわざわ」

人々「お、おい聡だってよ」

人々「聡ってあのポルノ法を解禁した伝説の田井中聡のことじゃないか?」

人々「馬鹿野郎、さんを付けろっ」

人々「もしかして鬼人とみと戦ってるのって聡さんなんじゃ」

人々「で、でも噂じゃ最近スキーをして両腕を骨折したらしいぞ」

聡『確かに私は両腕を折った』

聡『そして知ってしまった』

世界「ザワザワざわざわ」

聡『手が使えないと看護婦さんが奉仕してくれる』

聡『あれは真っ赤な嘘だ』

世界「なななななんだってー!」

人々「そん・・な・・・」

人々「嘘だっ!」

人々「でっちあげられた作り話に踊らされていただけだなんて」

人々「俺たちはずっと騙されていたのか」

人々「くそう!」

人々「俺たちの純粋な心をもてあそびやがって!」

世界「ザワザワざわざわ」

聡『立ち上がれ!手を天にかざせ!!わらわに力を捧げよ!!』

聡『今こそ我らの怒りを知らしめるのだ!!』

世界「おおおおおおお」

バッ

バッバッ

世界「「「さーとーし!!!!さーとーし!!!!さーとーし!!!!」」」

ヴヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥンンン

純「!!!?な、なにこれ力がドンドン漲ってくる!」

pppppppp

和「すごい・・・!なんて膨大なエネルギーなの」カチッ

和メガネ「ppppppp」←コナン君のよりいいやつ

和「50億・・・80億・・・120億・・・にひゃくごじゅ

ボンッ

和「きゃっ!?」

和メカネ「」

和「・・・勝った」

純「んんんっ」

純「はあ!!!」ドォン

とみ「!?」ズンッ

純「おババ様・・もうよしましょう」

とみ「うるせえええ!!」

苦痛に歪む純の表情から焦りがなくなった

勝負は既に着いている

とみ「お前のようなゴミに負けるわけ・・・」グググ

純「・・・あなたは本当によく頑張った、たった一人で

今度会うときは一対一で正々堂々戦いましょう

待ってます、私も・・・もっともっと強くなって」

和「ここは危ないわ、避難しなくちゃ」バララララ

憂「・・・」


純ちゃん、

強くなったね


下衆大の卒業試験のとき

パートナーになってほしいって頼んできたよね

私、本当のことをいうと純ちゃんとペアを組むなんて考えられなかった

射撃はへたっぴだし暴発するし走るのは遅いしすぐに疲れたって言うし、
せっかく作戦を考えても誤認してパアにするし、
そのくせ食料の消費だけは早くて

友達のよしみってことでうなずいただけだったんだよ
どっちにしろ私一人だけでも合格できると思ってたから

でも純ちゃんは嬉しそうにさすが憂、頼りになるっなんて言って、
ああ、また私に頼るのか
そうだよねあなたは人にすがらなきゃ何も出来ないもんね
いいよ
多才で万能な私が凡人のあなたを救ってあげる

純ちゃんのこと見くびってた

射撃はへたっぴだし暴発するし走るのは遅いしすぐに疲れたって言うし、
せっかく作戦を考えても誤認してパアにするし、
そのくせ食料の消費だけは早くて

困ったことがあればすぐういーういーって


わたしは

そんなあなたを愛してしまった

私以外の人になんて頼ってほしくなかった
ありがとうと微笑む
その笑顔を独り占めしたかった


サバイバル最終日での最後の最後であなたに助けられて

そしてまた今日も

ずっと私が駆け出しのひよこちゃんだと侮って
過剰保護に見守ってきた
大切なあなたに


近すぎて気づかなかったよ
こんなに強くなってたんだね


純ちゃん


憂「きみがナンバーワンだよ」


空に球体型の光の塊が発生する
一瞬だけこの世に存在する全ての万物が呼吸を止めた

そして光の玉は膨張し破裂
辺り一帯が白色光に覆われ、轟音で地が震える

純「はあはあ」

ドサッ

グシャ

純が力尽き倒れたと同時に
とみが落ちた

和「今よ」サッ

和がケトルを取り出す

和「和封波!」

ヘリを操縦しているので片手だけを突き出し和がそう叫ぶと
倒れたとみからぼんやりと濁ったものが出てきた

ヘリに向かって飛んでくる

和「よっと」

ケトル「ボヒュン」

憂「和ちゃん今のは一体」

和「悪の気だけを吸い取って封じ込める私の秘技よ
安心して、とみさんは死んでないわ」

憂「そっか」

バララララララララ

憂「・・・終わったんだね」

和「ええ」


純「・・・」

憂「純ちゃん・・・」

和「・・・」

純「・・・」

和「私戻って結果だけ報告してくるわね」

憂「うん、あっ迎えはいいよ」

和「えっ歩いて帰るつもり?」

憂「純ちゃん起きるまで待ってるよ」

和「・・・そう」

和「じゃ、気をつけて帰ってくるのよ」

憂「ありがとう和ちゃん」

和「ピッ」親指立て

バララララララララ

憂「・・・・」

純「・・・・」

憂「純ちゃん・・・


=半年後=


こんにちは
平沢唯です

とみおばあちゃんとの戦いからあっという間に半年が過ぎました

原因となったカプセルチョコUN-TANのことですが
あれほどまで熱狂していた人たちは大人しくなり
売り上げも徐々に下がってきました
ブームというのが過ぎたみたいです

でも盛者必衰という言葉があるように
いくら繁栄するものでもいつかは枯れる
当たり前のことです

それにわたし達ZTT社の名を、
世に知らしめることが出来たのは大きな功績だと思います

また薄給に戻ってしまいましたが今の私はとても幸せです
過去の栄光を誇ったっていいじゃないですか

TV『今日のゲストは田井中聡さんです』

TV『さーとーし!!!!さーとーし!!!!さーとーし!!!!』

聡『どもwwwwww』

梓「あれからテレビで聡くんを見ない日はありませんね」

澪「未だにテレビ局じゃ引っ張りだこだからな」

律「我が弟ながら腹が立つよ」

唯「聡くんがおばあちゃんと戦った救世主ってことになってるからね」

とみ「首骨ねじ曲げてきてやろうか」

律「あの一応あれでもかわいい弟なんでやめて下さい」

澪「の、和」

和「なに澪」

澪「悪い気は封じたんじゃなかったのか」ヒソヒソ

和「そのはずなんだけど」

茜「社長は悪というより純粋な野蛮人なんですよ」

和「ある意味一番凶暴ね」

茜「自分を悪だと思っていない悪なんて本当に最低ですよ死ねばいいのに」

澪(茜さんってとみさんのこと嫌いなのかな)

唯「ムギちゃん、憂は来てないの?」

紬「純ちゃんと遊ぶらしいわ、いつも休まず真面目に働いてくれるから
特別に休日をあげたの」

唯「そうかあ、ありがとうムギちゃん」

紬「うふふ」

律「それにしても凄いよなあムギの会社は遂に宇宙進出か」

梓「とみさんの会社は海外ですよね」

とみ「おい何だそのムギ豚の後追いみたいな言い方は」

梓「い、いえ別にそんなつもりで言ったんじゃ」

とみ「糞が」

とみ「今に見てろ会社ごとレイプしてやる」

紬「はあ?」

唯「でもそれじゃあ会えなくなっちゃうんだね」

律「だから今日はこうして集まったんだろ」

紬「本当にいいの?私が好きでやってるんだから構わないのだけれど」

律「ああ、いいんだ」

澪「今度はわたし達だけで試してみたいと思って」

紬「そう・・・でも本気で困った時は遠慮なく言ってね
わたしたち

律「友達だもんな」

紬「うん!」

とみ「・・・ふん」

とみ「そろそろ行くぞ」

茜「はい」

紬「私もそろそろ行くね」

梓「じゃあ」

唯「またね」

とみ「また会おう」

律「ああ」





唯澪律梓紬茜とみ「二年後に」




唯「ガシャポン玩具開発会社に勤めて早2年」

---おわり