こうして発売元ZTT社、協力とみーズ、ムギ豚カンパニーのバックアップによる
新製品の食玩:UN-TANが発売されることになる


もちろんほぼ無名であったZTT社の製品なんて誰も振り向かない


国産のお菓子の90%を作るとみーズ、
世界のムギ豚カンパニーという後ろ盾はあまりにも強力すぎた


瀧エリ『UN-TANもいいけどバレー部もよろしく!』

いちご『どないやねん』

姫子『新発売だよっ』

紬ちゃんの元で教養された国民的人気アイドルをCMに使う





売れた

バカ売れした

テレビとアイドルの威力は凄まじかった


チョコレートはとみ自身が現地に行き、恐喝に近い交渉で入手するため
上質でありながら低コストに抑え生産することが出来る

肝心のおまけはムギ豚カンパニーが担っているアイドルちゃんのプロマイド

紬は従来、アイドル関連の品を決して安売りにはしなかったため、
公認でありながら158円という安価で手に入る唯一の公式グッズとなり、
ファンは食らい付く様に収集し始めた

売れて


売れて


売れまくる


ときどき、作為的にレアカードを抜き取るサーチなどといった行為や
高い利息をつけ転売する者が出てくる

しかしNASA並みの詮索力を持つとみのリサーチによってあっけなく
デリートされる



【速報】転売やべえwww儲かりすぎwwwww


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 20xx/xx/xx(x) 12:23:16.60 ID:xxxxxxxxx

萌え豚共アホだろwwwwwwwww


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 20xx/xx/xx(x) 12:24:08.56 ID:ooooooooo

特定した


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 20xx/xx/xx(x) 12:26:41.29 ID:xxxxxxxxx

やってみろ雑魚がwwwwwwww


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 20xx/xx/xx(x) 12:26:58.31 ID:ooooooooo

志村後ろ


転売「えっ」

とみ「ニイィ」



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【速報】転売やべえwww儲かりすぎwwwww

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 20xx/xx/xx(x) 12:23:16.60 ID:rog4d7et0

萌え豚共アホだろwwwwwwwww



総レス数 4



ファンの熱は冷めることはなくUN-TANは社会現象に

売れて

売れて

売れまくって


数ヶ月が過ぎたある日、


=とみ室=


とみ「火」

茜「はい」スッ

シュボッ

とみ「ふーーーーっ」

澪「・・・・」

唯「お婆ちゃん」

とみ「あー?」

唯「ZTT社に収益が全然入ってこないんだけど」

とみ「・・・・」スーーーッ

唯「儲けの95%がとみーズ行きってどういうこと!?」

とみ「・・・・」

唯「お婆ちゃん!」

とみ「ふーーーーーーーーっ」

唯「ごほっごほっ」

茜「社長」

澪「あ、あのとみーズ様にもムギ豚様にも協力してくれたことには
感謝してます、でも

とみ「てかさ」


とみ「お前ら何もしてないじゃん」

澪「・・・」

とみ「チョコ作ってんのうちだし、おまけ作ってんのムギ豚だし」

唯「・・・」

とみ「そもそもガシャポン玩具造るところだろ、何で食玩造ってんだよ」

澪「・・・」

とみ「お前らいらないから切る」

澪「そんな!」

とみ「いつまでも雑魚企業とつるんでたらこっちまで評価が下がっちまうんだよ」

とみ「俺らは天下のとみーズだ」

唯「そんなこと言わないでよお婆ちゃんっ」

唯「期間は短くとも一緒にお仕事した仲間じゃん」


とみ「なか・・ま・・・?」


とみ「SYAHAHAHAHAHA!!!!!聞いたかよ小僧!!」

とみ「イーヒッヒッヒッヒ!!!!」

茜「・・・」カタカタ

とみ「阿呆が」

とみ「救えねー餓鬼だ」

とみ「あたしたちは物販する上で互いの利害が一致したから
一時休戦してるだけの即席連合だ」

とみ「好きで貴様らなんかと組むわけねーだろ、反吐がでるぜ」

とみ「敵の敵は味方、エイリアンVSプレデター見たことないのか?」

澪「す、すみません怖いの苦手で」

唯「私は見たよ!」

とみ「うるせえ!!!」ヒュンッ

唯茜「わあっ!」

澪「ひえっ」

キュンキュンキュンッ

あの手裏剣のようなやつをぶん投げる

とみ「ふんっ」パシッジャキンジャキン

茜「危ないじゃないですか!」

唯「カッコいい!お婆ちゃんやらせてやらせて」

とみ「オロロロロロwwwwww」

とみ「とにかく今日で貴様らとのまとまりは終わりだ」

茜「まったく・・・」カタカタ

茜「!?」

唯「見捨てないでよおばあちゃあああん」

とみ「土に還れカーーーーーッぺ」

茜「社長」ヒソッ

とみ「あーん?」

茜「今ZTT社様のことを調べていたのですが、


茜「株が急上昇しています」ヒソヒソ

とみ「!?」

茜「とみーズ株を抜くのも時間の問題かと

とみ「どけっ!」ドンッ

茜「痛っ」

三浦茜のパソコンを横取りし、とみは常軌を逸した
尋常ではないスピードでキーボードを叩く

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

指に装着している指輪の宝石が掠れ合い、けたたましい軽音が室内に響く

カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ
カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ
カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ
カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカッ

澪(どうしたんだろう)

唯「おばあちゃんすごーい!キーボードマスターで一位とれるんじゃない?」

とみ「うっせえ話しかけんなブスがっ!!!」ktktkt

カタカタッッッターーーーーン


しーん



とみ「ほんまや・・・」

茜「投資はほぼムギ豚カンパニー様ですが」

とみ「うちへの投資は」

茜「ゼ、ゼロです」

とみ「・・・何故だ」

茜「えっと・・こ、個人的に琴吹様が社長のことを嫌いなんだそうです」

とみ「きら・・い?」

茜「大嫌いだそうです」


しーん



澪「あ、あの」

澪「すいませんでしたっ」

澪「確かにうちはとみーズ様やムギ豚カンパニー様と比べたら小さすぎると思います

それでも非力ながら精一杯取り組んできたつもりです

疎かな所為があれば見直します、なんでも言って下さい」

澪「どうか私たちにあと少しだけ力を貸していただけないでしょうか」

澪「お願いします!」

唯「お願いしますっ」


澪と唯は席を立ち深々と頭を下げる















とみ「その言葉を待っていました」

私と唯は頭をしずしずと上げる


とみ「成長しましたね」


とみは全裸になっていた

頬に一筋のしずくが流れている
泣いていたのだ

カネを喰らう修羅のようだった顔は
優しく微笑み、悟りを開いた仏の表情になっている


とみ「私はこの穢れのない麗しく爽健美な空気を全身で感じ取りたいのです」


涙を流し菩薩の笑みを浮かべるとみはまるで、
試練を与え克服した私たちを褒めたたる慈愛に満ちた母親のようだった


とみ「勝手にも形成された社会の地位で
小規模ながらも懸命に力を尽くすその姿」



とみ「感動しました」

とみ「平沢さん秋山さん、役に立てるかどうか分かりませんが
もう少し頑張ってみましょう」


澪「あ・・・ああ」

澪唯「ありがとうございます!!!」


とみと澪は固く手を握る
まさにとみーズとZTT社が更なる絆を再確認し同盟を結んだ瞬間だった







その時、

プシューーーー

澪「うわっ!」

唯「お、お婆ちゃん?」ゲホゲホ

茜「社長っ」

ゴホッゴホッ

とみが唯一身に着けていた腕時計から白煙が勢いよく噴出した

どれほど濃縮されていたのか部屋はあっという間にどんよりと濁り、三人の視界を奪う

茜「平沢さん秋山さん、なるべく呼吸を控えて。催眠ガスかもしれませんっ」

澪「ええっ」

唯「ふっ」むぐむぐ


唯は手を口に当てる
澪も遅れてポケットからハンカチーフを取り出し、慌てて口に当てた

澪「もごもごモゴモゴ(どうしてそんなものを)」

茜「もるもるモルモル(社長の隠し技の一つなんです)」

とみ「安心しろ、ただの煙幕だ」

もやは徐々に晴れ始め遮断されていた視界が回復する

先ほどまで全裸だったとみはアンダースーツに身を包んでいた

とみ「コンフィデンシャルチップは頂いた」

とみは指で挟んだ物を見せ付ける

澪「あ、あれ?無いぞ!いつの間に」

唯「返して!」

とみ「お嬢さん、ここが戦場だとするなら既に二つの肉塊が転がっている訳だが」

とみ「こいつのお陰で殺めずに済む、恩恵恩恵」

とみ「アディオス」ピッ

とみが走り出した

その先には

とみ「SYAHAHAHAHAHA!!!!」ガシャーン

唯澪「うわあっ!」

澪「おおおおお落ちましたよ!大丈夫なんですか!?ここ103階ですよ」

唯「澪ちゃんアレ見て!」


私は唯に呼ばれとみさんが割った窓ガラスに近づく
そっと下を見下ろすと



とみは飛んでいた


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