ゴオォォォオォォォォオォオォォォォオ


ガラガラ

律「よかった!!風呂場はまだ着火されてないみたいだ!お父さん今から引きずりだすぞ!」

律「よいしょ!!よいしょ!!」

律「あぁ~ちくしょっ!!お父さんちょっとは痩せろってwwwwあぁ重いなぁもう!!」

律の精神は加速し過ぎた
限界を超えてしまった
今起きてる事態をゲームとして、非現実として意識し始めた
あくまでゲームなんだと
中野梓もそう言っていたから、これはゲームなんだと


律「あーやべwwwww廊下も随分燃えてきたなあwwwww」

律「よし!気合い入れて一気にいくぞ!」

ゴォォォ!!!

律「うわあ!?!?風呂場に着火きたか!!!やばかったよ!!間一髪だったなお父さん!!!」

ゴォォオォォォオォォォォオ


ジリジリ…

律「…って、お父さん!つま先燃えてるよwwwwwマジかよwwwww今消すから!!!」

律父「………ぁ、熱っ………熱い!!!アヂヂヂヂ!!!!!!!!」

律「おぉオヤジ!目覚めたか!!」

律父「ぎぁあぁあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!なんだこれアヂヂヂヂ!!!!!」

律「落ち着けってwwwwあぁでもせっかく目覚めたのに足燃えたら歩けないか…」

律「肩貸すから玄関までいくぞ」

律父「ヴゥヴウウゥゥウ!!!!!!!」

律の父親の下半身まで火は伝っていた
そして肩を組んでいた律自身にも火が燃え移る

律「ァァアアァァアァアァアアッツゥ!!!!!!!ヤバイよ!!ヤバイよこれは!!ヤバイよヤバイよ!!!私は出川かwwwwwwはやくゴールしないと!!!!ハァ…………ハァ…………あぁ……………くそっ……はやく………!!」

律「ゲホッ………ゲホッ…………はやくゴール……………はや……………く………………」

律父「」ボオォォォ…

律「あれ…?オヤジ、死んだ?」

律「マジか……ゲームオーバーじゃん……ははは……悔しいなぁ…………」


律「……あっついな…………」

律「ははは………梓、そうか………」

律「純ちゃん………こういう事か………」

律「まぁ………文句は言えないわな……………」

律「………………」

律「………」

律「…―」


律「」






田井中律は自宅が全焼し、焼死した





梓「やってやったです!ふひひ」



梓「でも予定が狂っちゃったな…」

梓「ホントはもっとゆっくりペースで復讐するつもりだったんだけど…」

梓「まぁいっか!」

梓「さて次は…!」

梓「やっぱり簡単に始末出来そうなこの人だよね!」

ピポパポ…



トゥルルルル……トゥルルルル……






琴吹邸


紬「……非通知……誰かしら?」


紬「も、もしもし…?」

梓「ぁ、あの………………ムギ………先輩……?」

紬「!!!!!!!……あ、ぁああ梓ちゃん!?今どこにいるの!?一体どうしたの!?なにがあったの!?!?」

梓「あの…その、今からムギ先輩の家にお邪魔しても……大丈夫ですか…?」

紬「えっ!?あ、だ、大丈夫よ!!!!」

梓「ありがとうございます!!あと……その……」

紬「なにかしら!?」

梓「け、警察には言わないでくれませんか……?」

紬「え!?でも、せっかく見つかったんだし伝えなきゃ!!」

梓「お願いします!!ムギ先輩だけが頼りなんです!!」

紬「………わかったわ、今どこにいるの?迎え、いこうか?」

梓「大丈夫です!一人で行きます!!」



梓「すいません突然お邪魔しちゃって…」

紬「いいの!気にしないで!それより何か飲む?」

梓「あ、すいません、お願いします」

紬「わかった!今いれてくるからちょっと待ってて!」タッタッタッ…

梓「ありがとうございます!」ニコッ

梓「広いお家です…やっぱり律先輩みたいにはいかないな……」ボソ



紬「(梓ちゃん…なにか悩み事でもあるのかしら?それで家にも帰らないでこんな事を…)」

紬「(ふふっ♪私頼られてるのね!)」



紬「お茶いれたわよ!」

梓「ありがとうございます!」

紬「それで、なにがあったの……?」

梓「………すいません、話せないです」

紬「そう……いいのよ、無理して話さないで」

梓「ムギ先輩………今日泊まってもいいですよね?」

紬「もちろんよ!誰にも話さないからゆっくりしていってね!」

梓「はい!」

紬「(後輩と二人っきりでお泊りなんて!あぁ!神様ァァアアァァアァアァア!!!!!!!)」ブシャァァァァァァァァァァァァァアァァ

梓「ムギ先輩がお漏らししました!」

紬「ハァハァなんでもないわこれはなんでもないのよ!!」プシャァァ

梓「え、えぇそうですか…」

紬「あぁもう!止まって!!止まってよ!!止まれぇぇ!!止まらんかぁぁぁぁ」プシャラティィ

紬「目の前にお花畑が見える…でもこれはまずいんだろう?」プシャッッ……

梓「む、ムギ先輩…?」

紬「あっ!!話かけないで暴発しちゃいやぁぁぁぁぁぁ!!フルパワーだぜ!!信じらんねえ!!」

紬「梓今何キロォ?」ドバァ

紬「……ハァ……ハァ……おさまったわ……おさまったのよ……」

梓「やったですね!ムギ先輩!!」

紬「ところで梓ちゃんお風呂入る?」

梓「え、えっと……いいです、遠慮しておきます(流石に復讐心に燃えた本気の私でも、ムギ先輩の家で服を脱ぐことが死に直結することくらいわかるもん!)」

紬「そう……それは残念ね」


紬「ベッド使っていいのよ♪」

梓「いえいえそんな!いきなり押しかけて来た私が悪いんですから私が床で寝ますよ!」

紬「だめよ梓ちゃん!私がいいって言ってるんだから…ね?」ニコッ

梓「す、すいません…じゃあベッド借りるです」


紬「ねえ……梓ちゃん、私ね、始めて梓ちゃんが軽音部に来たときの事、まだハッキリ覚えてるの!」

梓「へっ!?」

紬「最初は唯ちゃんに憧れてて、でも私達があんまり練習しないから怒っちゃって大変だったわぁ♪」

梓「ぁ……そういえば、そうでしたね……あの時は、その、すいませんでした」

紬「いいのよ♪みんな新入部員が来てこの上なく嬉しかったの!ほんとにほんとに嬉しかったのよ!」

梓「…」


紬「こんなに可愛い娘でも、怒るとあんなにこわいんだなってみんなで話してたわ♪」

梓「あはは…私も怒鳴りすぎたと思ってます……」

紬「でもね、梓ちゃんが軽音部の一員になってくれなかったら、私達は今ごろもっと下手なバンドだったわ、梓ちゃんには本当に感謝もしてるの、ありがとうね!」

梓「うぅ…そんな……私は……(なんですかこの精神攻撃は…絶対的だった私の復讐心が破られそうになるです……)」

紬「梓ちゃんが来てから軽音部はより楽しくなった」

紬「そりゃ、たまに怒るときは怖いけど♪」

梓「む、ムギ先輩だって、普段おっとりしてるのにお酒入ると口調が変わって怖い話し方になるんですよ!」

紬「えーそうなのー」

梓「ほ、ほんとですよぉ!!」

紬「梓ちゃん…………どこかへいっちゃったときは本気で心配だったわ」

紬「急に何も言わないで行っちゃうなんて……」

梓「…すいません」

紬「……まぁ、いいわよ!こうして私の前に姿を表してくれたんだし!」

梓「…はい!」

梓「ところでムギ先輩…」

紬「なにかしら!?」

梓「ムギ先輩のお布団……なんだかみずみずしいですね」

紬「と、止まんないのよおぉぉぉぉ!!!!!!!!!あへへへへへへ大丈夫安心して今はまだ何もしないからぁぁぁぁぁぁ今はまだね今はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」プッシィィィィ

梓「ダメだこの人やっぱり殺そう」



紬「それじゃおやすみ梓ちゃん!」

梓「おやすみなさいです」


紬「(うはぁぁぁぁぁぁぁ何しようかな何しようかな何しようかな何しようかな何)」

梓「Zzz…」

紬「(寝るの早ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwwwww)www」

紬「えぇ何これもしかして自由にしてって事かしらかしらぁぁぁぁぁぁぁ!?自由にしちゃうのかしらかしらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

紬「わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁテンション上がってねれないわあぁぁぁぁぁぁもうほんと最高よ!!!!!

紬「でも落ち着いて私!でもそんなんじゃだーめっ!!!!もうそんなんじゃほーZzz…………」



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