紬「まぁ済んでしまったことは仕方ないわ」

憂「吹奏楽部に交渉に行くんですね」

澪「ではビッテンフェルト前へ」

梓「はいはい…って澪先輩!私のツインテールをクワガタみたいにしないでください!」

澪「ははっ。これでこそシュワルツ・ランツェンレイターの名に恥じぬ姿ではないか」
  「それーファイエルー!!」

梓「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ダッダッダッダ…



唯「行っちゃった」

憂「いいんですか?澪さん何だか変でしたけど」

律「まぁ奇策に撃って出るのもいいんじゃないかな」

さわ子「元はといえばりっちゃんが使用申請書出してないのがいけないんじゃないの」

律「ううっ…」

紬「まあまあまあまあ。ここは澪ちゃんに任せてみましょう」

憂(いつ練習するんだろ?)



─数分後─

唯「あ、おかえりあずにゃん。あれ?澪ちゃんは?」

梓「実は…」


────────

律「えっ!?2年前の澪のパンチラ事件のことを言われたって!?」

紬「それで澪ちゃん走って帰っちゃったの?」

梓「ええ。最初澪先輩が高圧的な態度だったから、吹奏楽部の人も怒っちゃって
  それで、下着を晒すような下品な人には舞台に上がってほしくないって」

唯「違うよあずにゃん。あれはお茶碗だよ。お茶碗」

律「もう唯は黙ってろ」

唯「ヒドイ…う~い~。りっちゃんに苛められた~(涙)」

憂「よしよし」ナデナデ 紬(ハァハァ)

梓「そしたら澪先輩が、これが私にとってのヴェスターラントか、とか言って…」

さわ子(なるほどね。確かにあれは澪ちゃんにとって人生最大の汚点かもね)

律「そっか…よし今日はもう解散。とりあえず各々で学園祭の解決策を考えてこよう」

紬「りっちゃん…」

律「分かってるよ。帰りに澪んちに寄って帰るから」

さわ子「待ってみんな。こういう時こそ年長者の助言が必要じゃないかしら」

唯「さわちゃん先生なにかアイデアがあるの?」

さわ子「あるわ。でも条件があるの」

梓「私達にできることならなんでも!」

さわ子「これからは地球教徒じゃなくメックリンガーと呼んでちょうだい」

唯・憂・梓「………」

紬(メックリンガーしたな~もう)




─秋山家─

トントントン

澪「キルヒアイス…」

律「えへへっ、ばれたか」

澪「私だって階段の足音でわかるよ」

律「みんな心配してる」

澪「うん…なぁキルヒアイス。私はやはり間違っていたんだろうか?」

律「?」

澪「確かに私は明確にパンツを見せぬ努力を怠った。
  舞台衣装はズボンにすればよかったんだ。」
  「しかしそれによって生じたパンチラで私の人気は不動のものとなった。
  おそらく姉上や キルヒアイスの信者もそのことによって幾人かは
  私の美貌に傾いただろう」
  「だからといって二人の犠牲の上に立つ人気などやはり意味はないのだ」

律(よく分からんがなにかムカつくなぁ)
  「なぁ澪。さわちゃんがさ、署名運動したらどうかっていってるんだけど」

澪「署名運動?」

律「そう。使用申請書出してない私が悪いんだけどさぁ。
  軽音部のライブが見たいって人が集まればなんとかなると思うんだよ。
  それでなんとか吹奏楽部とか演劇部とかの時間を少しずつもらえれば」

澪「なるほど民意に問うというわけか。しかし私は帝国の人間いまさら民主主義なぞには…」

律「澪!いいかげんにしろ!」

澪「!?」

律「ムギのカップを割ったり、吹奏楽部の人達に高圧的に当たってみたり。もういいだろ!」
  「もう…いつもの澪に戻ってくれよ」

澪「ヒック…ごめん…ヒック。りつぅ~(泣)」
  「本当に私のこと皆が思ってくれてるか試してたの。ごめんなさい~」ホロホロホロ

律「分かってるって。お~よしよし」
  (ホントにウザイけどそれも含めて澪だからな)
  「じゃあ、帰るけど明日から大変だからな。署名運動の打ち合わせだ。また明日な」



澪「待って律」

律「?」

澪「今日は…私を独りにしないで…」

律「分かった…泊まっていくよ(やっぱりパンツの一件がショックだったんだろうな)」

澪「ありがとう律」

律「じゃあ、おばさんに言って布団出してもらわなきゃ…」

澪「…一緒のベットでいいじゃないか」




─同刻・琴吹邸─

紬「ふふふっ。やっとこの時がきたわ。画像も鮮明。斉藤よくやったわ」

斉藤「お嬢様のご用命どうりに死角がないようにカメラをしかけてまいりました」

紬「ご苦労様。さがってよろしい」

斉藤「はっ」

紬(銀英伝といえば男と男の友情と忠誠の物語。それを女性に置き換えればまさにパラダイス
  こうなることは必然だったの。さぁ澪ちゃんカップの代金分ハッスルしていただくわ)




─深夜・秋山家─

澪「なぁ律…起きてるか?」

律「…んん?」

澪「どうしても銀英伝ごっこしちゃあダメか?」

律(こいつは…)
  「あ~まぁやりすぎない程度なら」

澪「うん。気をつける」

律「約束だぞ。あと名前はちゃんとみんなの名前を呼ぶこと」

澪「うん。…律、ダイスキ」ギュゥゥゥゥゥゥ

律「////」




紬「ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!こりゃ堪らんばい!!」ブシャァァァァァァ

  「ハァハァ…フゥ……私ったらいったい何回イッタかしら…////」
  「体がいくつあっても足りないわ。録画はしてあるし残りはまた今度楽しみましょう」




─翌日・放課後─

律「よーしそれじゃー学園祭ライブのための作戦会議するぞー!」

唯「…の前にお茶にしない?」

律「そうだな~唯の意見も一理あるな」

梓「先輩方ダメダメです!もっと真剣にしてください!ムギ先輩も何か言ってやってください!」

紬「…フゥ。月が赤いわ…」

律「おい。どうしちゃったんだムギのやつ」

唯「んぁ?なんか朝からあんな調子だよ」

梓「なにか賢者の風格が漂っています…」


律「ま、まぁムギはいいとして…」
  「おい澪!さっきから一言も喋らないじゃないか」

澪「………パチン」

律「なんだ?指なんか鳴らして…」

澪(気づけ唯!)

唯「……」 ハッ!
 「ムギちゃん!コーヒーを一杯」

澪(そうだ。それでいい)

梓「どうしたんですか?唯先輩?」

唯「澪ちゃんに指を鳴らしたらコーヒー一杯って昨日習ったんだー」

梓「はぁ…そうなんですか…」


紬「はい。どうぞ」

澪「パチン パチン」

律「今度は2回鳴らした」

唯「と、いうことはコーヒー二杯だね!」
  「でも…あれ?なんか忘れてるような…」
  「ん───。ま、いっか~。ムギちゃん澪ちゃんにコーヒー二杯追加!」

梓「澪先輩ってそんなにコーヒー好きでしたっけ?」

澪(唯、間違っているぞ。しかし銀英伝的には大正解だ!やはり私の目に狂いはなかった)ニヤッ

唯「澪ちゃん嬉しそう」

澪(きっと後世の歴史家はこう書き残すに違いない。
  秋山澪はこの部活中、一杯のコーヒーと二杯のコーヒーには不自由しなかった、と。
  フフッ。今日は眠れそうにないな)



ガチャ

さわ子「みんなーやってるー?」

律「もちろん!今からでも署名集めに駆け回ろうと…」

梓「お茶しようって言ってたじゃないですか!」

律「あ…あはははは…」

さわ子「まぁ慌てたってしかたないんじゃない?ムギちゃん。いつものね」

紬「はい。どうぞ」

さわ子「さーて、今日のケーキは……キャー美味しそう////」

澪「………ケーキ」ボソッ パチン パチン

唯「ムギちゃん!澪ちゃんにコーヒー二杯!」

さわ子「ん~////このケーキすごく美味しいわ////」

澪「クッ!!」パチン パチン

唯「ムギちゃん!都合四杯で!」

さわ子(なるほど。沈黙提督アイゼナッハとはまた渋いわね澪ちゃん
     しかし、いつまで続くかしら)

澪(クソッ!でも、これも自分で撒いた種。人は運命には逆らえませんから…)



梓「澪先輩あんまり飲むと体に悪いですよ」

唯「そうだよ!おしっこ止まらないよ」

梓「唯先輩!下品です!」

唯「じゃあ、黄金水?」

梓「もっとひどいです!」

紬(今日は澪ちゃんの黄金水をりっちゃんが飲むのかしら)ハァハァ

律「あの~始めていいかな…?」



4