─翌日─

澪「おはようキルヒアイス」

律「おはよう澪」

澪「違うだろ」

律「らっ…ラインハルト様」カァ////

女生徒「なにかしら…」ヒソヒソ「宝塚?」ヒソヒソ「やだぁ恥ずかしい…」

律「クッ…////」

澪「ふふっ。優しいなキルヒアイスは」

律「もうやだ(涙)」



─放課後─

澪「姉上ご機嫌麗しゅう」

紬「あらラインハルト。さぁお茶の準備ができてますよ」

律「おい。ムギまでなにやってるんだよ」

澪「キルヒアイス。姉上をあまり困らせるものじゃないぞ」

紬「ジークはラインハルトのお守りで精一杯なのよ。だからあまり悪く言ってはいけないわ」

澪「これは姉上。手厳しい」

澪「ははははっ」 紬「うふふふ」

梓(なんだこれ…)


唯「そういえば憂に聞いたんだけど2年生に転校生が来たんだって。それも二人」(今澪達は3年)

律「梓知ってるか?」

梓「はい。確か名前は幡有絵理って娘と三井友里亜って名前だったと思います」

澪「(ばん うえり と みつい ゆりあ!?……バン・ウエリ ユリア・ミツイ)ハッ!!」
  「間違いない!ヤン・ウェンリーとその弟子ユリアン・ミンツだ!!」

律 ビクッ「おい澪いきなり大声出すなよ」

澪「なんてことだ。まさか同盟がここまで侵攻してこようとは。 ビッテンフェルト!!」

梓「(わ、私のことよね…)何ですか…」

澪「卿に命ずるロイエンタールと協力して反乱軍の動向を探るのだ」

梓「えっと…憂と協力して転校生の話を聞けばいいのかな…」

唯「わーwwがんばれーあずにゃん!」



ガチャ

さわ子「みんなしっかり練習してる~?」

澪「予に命令するな!」

さわ子「なっ何!?」

紬「先生ちょっと。実は──」カクカクシカジカ

さわ子「はぁ…なるほどねぇ。まぁ演劇ごっこもいいけどあなた達3年生にとっては
    最後の学園祭なんだから、悔いが残らないようにしっかり練習しなきゃだめよ」

澪「卿に言われずとも分かっておる!」

さわ子「とりあえず、ムギちゃんいつものね」

紬「はぁい」


さわ子「ところで澪ちゃ…いやラインハルト様。私も役を決めて欲しいんだけど」

澪「先生は…」

さわ子(ふふっ私も青春時代はよく銀英伝ごっこをしたものだわ。その中でも私のお気に入りは
     メックリンガー提督。なぜなら彼が一番ネコミミが似合いそうだからよ。可愛いちょび髭。
     そしてなによりもあの髪型が犬の垂れ耳みたいでさらにキュート。はぁん///)

澪「地球教徒」

さわ子「………」

澪「昔の自分を省みるがよい」

唯「確かに、さわちゃんのバンド組んでた頃の写真見ると宗教みたいだもんね」

紬(先生お似合いですよwww)



─翌日の放課後─

澪「いいかミッターマイヤー。私が指を一回鳴らしたらコーヒー。二回でおやつだ」

唯「うん分かったよ。えへへ、おもしろそ~」

ガチャ

律「おーっす」 紬「遅れてごめんなさい」 梓「こんにちはー」

律「おっ、なんだ唯。二人して何か企んでるのか?(ややこしいことになりませんように)」

唯「えへへ~秘密の任務を陛下から承ったのだ~」

澪「ところでビッテンフェルト。反乱軍の動向は探れたのか?」

梓「えっと。憂のクラスに転校生が居るんで憂に来てもらいました。その方が早いと思って…」

憂「みなさんこんにちはー」

唯「う~い~」ダキッ

憂「おねえちゃんったら////」

紬「あらあら(確かにこの姉妹の破壊力は私の妄想世界の双璧にあい違いないわ)」ウフフ



憂「フゥ…えっと、どうやら二人とも吹奏楽部に入るらしいです。軽音部も進めたんだけど…」

律「あぁ。2年は梓一人だからな~来年はどうなることやら」

梓「やってやるです!」

唯「あずにゃん。一人じゃ部として認められないんだよ」キリッ

憂「おねえちゃんカッコいい////」

梓「で、できるもん!」

律「おいおい唯、やる気になってる梓に水を差すなよ」

紬「でも心配だわ」

澪「案ずるな。今回の文化祭のライブを成功させれば
  在校生の中にも興味をもってくれる者も居るかもしれん。我々は全力を尽くすまでだ」

さわ子「そうねさすがに一人じゃ部として認められないから
    新入生に期待するよりそっちの方がいいかもね」

澪「なんだ、地球教徒、居たのか」

さわ子「(望みとあらば呪い殺してやるわ)ムギちゃん。いつものね」

紬「分かりました。ドビリエ大司教」

さわ子「………」



ガチャ

和「ちょっと律。あなたまた講堂の使用申請書出してないでしょ」

澪「どうした軍務尚書。騒がしいぞ。今はティータイムだ」

和「はぁ?なんなの?」

紬「気にしないで」

律「いや~ついつい忘れちゃうんだよね。あはは…」

和「つい、じゃないわよ。今までは私がなんとかしてあげてたけど
  今年は生徒会長と学園祭実行委員長を兼任してるからそれどころじゃないわよ。」

唯「すごい和ちゃん。さすがだね」

律「もっと早く言ってくれよ~」

和「まさか二年続けて忘れるなんて思わないわよ。
  それにさっき言ったように今年の私はとても忙しいの」

律「じゃあその余りある権限をつかってなんとか…」

和「無理よ。例えできたとしてもお断りだわ。権力を持ってるからこそ私はわきまえてるの
  権利を主張するならあなた達が自分でなんらかの努力を見せるべきだわ」

澪「素晴らしい。卿等もよく見よ。あれが上に立つべき人間というものだ」

律「でもそれじゃ私たちのライブはどうなるんだ!」

梓「先輩達の高校生活最後の学園祭なのに…」クスン

唯「和ちゃん、なんとかしてくだせぇ!」

和「あんた達でなんとかしなさい。」

唯「和ちゃん…」

和「…これは私の独り言だけど、去年は吹奏楽部の発表時間を削ってもらって
  なんとか軽音部の時間を確保したんだから。今年も私が頭下げに行くなんてまっぴらごめんよ」


澪「なるほど。ということは今年も吹奏楽部に頼めばなんとかなるということか」

和「ふふっ。さてどうかしらね。都合よくここには吹奏楽部の兼任顧問もいることだし。」

さわ子「む、無理よ去年だってあまりに軽音部に肩入れしすぎだって吹奏楽部員に怒られたんだから」

澪「やはり貴様は我々に仇をなす存在ということか」

さわこ「助けてムギちゃん(涙)」

紬「ラインハルトその辺りにしてあげなさい」

澪「姉上がそう仰るなら…」

和「じゃあ私は行くから。まったく…時間がいくらあってもたりないわ」

唯「ありがとう和ちゃん!」

和「別に私は何もしてないわ。がんばりなさいよ唯」

バタン


律「しかしさわちゃんが役に立たないとなると…」

梓「自分達でなんとかするしかないですね…」

憂「私もできることがあったら協力します」

澪「やはり予自ら吹奏楽部に赴き我が武力をもって解決するしかないようだな」
  「なんの因果かヤン・ウェンリーも吹奏楽部の一員だと言うではないか」
  「おそらくヤンの奴も予が戦場に出ることを望んでいようことはもはや
  疑いの余地もない」

律(何する気だよ…)


澪「姉上お茶の用意をお願いできますか?」

紬「へっ?えっ、ええ」

澪「卿等に告ぐ。これを機に同盟を滅ぼし、更には講堂の使用許可
  までも勝ち取ることを予はここに宣言する!」
  「作戦名は──ラグナロック」

梓「ラグナロックのロックとロックンロールのロックを掛けてるんですかね?」

律「私に聞くな…」

唯「澪ちゃん。カッコイイ////」

澪「それでは我が軍の初出征だ。卿等の奮闘を期待する。プロージット!!」グビッ アツッ グビッ

さわ子(あれをやるつもりね澪ちゃん)

律「おっ、おい澪。紅茶をそんな勢いで飲んだらのどが火傷する…」


ガッシャーン!!!!


唯「澪ちゃん!?」 紬(50万円のカップが…) 梓「澪先輩何を!?」

律「こら澪!なんでティーカップを床に叩きつけたんだ!!」

澪「勝利の前祝いだ…」

律「ムギ…」

紬(乗せたのは私だけどこれはやり過ぎだわ)
  「澪ちゃん。このカップはとても高価なものなの」

澪「ごめんなさい」

さわ子(早まらなくてよかった)


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