律「澪…どうしてやめたんだ」

澪「分からない…」

憂「お姉ちゃんっ!!」ばっ

唯「んー大丈夫だよぉ、うい」

律「くそぉ…」

澪「…」

唯「りっちゃん、パクりはダメだよ」

律「…?」

唯「焦ってたんだねぇ~」

律「何を言って」

唯「仕様書1127ページの真ん中あたり」

律「?」

唯「『※使用機の破損、もしくは命令者を生命の危険にさらすと考えられる武装は稼働しない』、だよ」

律「…」

唯「わたし、武器をもって死んじゃうロボットなんてみたくないから」

澪「…」

唯「それにういのことが大好きだからね」

憂「お姉ちゃん…!」

唯「ういー!」

律「ならどうして武装機能なんて」

唯「あくまで「自衛」用だよ。私のことを狙う人が出るって気がしたし。それにプラズマキャノンは私はつけてないよ」

律「…あ…あ」

唯「私のシステムを中途半端に流用したのがいけなかったね、りっちゃん」

律「……私の負け…なのか」

澪「律…!」

律「…」

澪「…律ってば」

律「うわああ!!」ダッ

澪「律!!待って」

律「待てよ……それは嘘だ」

唯「?」

律「お前ら梓を殺しただろ!インチキ言いやがって!!お見通しなんだよ!!」

唯「あー…」

律「澪…こいつらは平気で嘘をついて私たちを殺そうと」

澪「それは違うよ、律」

律「…澪!?」

唯「だって、あずにゃんを消せばこんなことにはならなかったから」

律「…残念だったな、唯」

唯「ふぇ?」

律「梓がいなければ、私がこうやってMIOを連れて唯の前に立ってることは無かった、そうだろ?」

唯「…」

律「梓がデータを私に寄越さなければ、私は醜いMIOと一緒に朽ち果てていたと!?ばーか!!甘いんだよ!」

憂「…」ギロッ

律「梓が殺されても澪はここにいる!それが!!」

唯「…」

律「私がいずれ自力で澪を完成させられたという証拠!」

律「唯が量産化に失敗したという証拠!私を悔やんでいるという証拠!」

唯「…」

律「どうだ、澪?騙されるな!?こいつらはなぁ」澪「律!もういいよ!」

律「…澪?」

澪「こんなの嫌だ!そんな律は見たくないっ!」

律「な、何を言ってるんだ!?澪!命令だ!あいつらを殺せ!」

澪「…」

律「澪!」

澪「律、私は嬉しかった」

律「な、なんだよ」

澪「自分を作ってくれて……綺麗にしてくれて」

律「だから澪」

澪「いいんだ!」

澪「律…分かったんだ」

律「何が分かったんだよ澪」

澪「憂ちゃん……」

憂「はい…」

唯「へへ~…」

律「澪!?どうした?」


警察『君たちは包囲されている!!大人しく投降しなさい!!』

澪「…律、終わりだ」

律「はぁ?なんだよ警察ごとき」

唯「くるくる~っと」カチャカチャ

憂「ふ~…」ピピー 『 ALTERNATE POWER 』 ≪補助電源≫

唯「憂大丈夫?」

憂「うん…でもあんまりもたないかも」

唯「うん」

律「な、何をするつもり」

唯「綺麗でしょお、これがういの動力だったの」

ピピー ピピー

澪「…」

律「おい」

唯「開発者同士、一緒にいこう」

律「いや…いやだぁあああ」ダッ

澪「律」がしっ

律「うわぁ!!離せっ!!離せよ!」

澪「いいんだよ律、ずっと一緒だから」

律「機械のくせに!!ばかっ!!離せよ!!」

澪「……唯、頼む」

唯「いっくよー…」

憂「お姉ちゃんっ…」ギュ

唯「えい!!」




おわ