ガチャ。

律「ただいまー」

律が入ってきた瞬間、みんながこっちを見てきた。

律「な、なんだよ・・・」

澪「律、ファイズのベルトを出せ」

律「え、あうん・・・」

カチャ。

テーブルにファイズ、カイザ、デルタのベルトが並べられた。


澪「唯から全部聞いたぞ。律がオルフェノクになった事も」

律「え?」

唯「いけなかったかな・・・?」

律「いや、別に!だってオルフェノクになれたんだぜ!強くなれたしみんなも守れるし・・・」

紬「・・・・」

律「・・・どうしたんだ?」

ジン「出て行け」

律「え?」

ジン「さっさと出てけ」

律「何言って・・・」

ジン「出てけっつってんだよ!」

律「う・・・」

律「澪!」

澪「たとえ律でも、オルフェノクをここに住まわせる訳にはいかない・・・」

律「そんな・・・」

唯「あたしんちに行きなよ。憂には連絡してあるから・・・」

律「唯・・・」

ジン「おい、早く行けよ」

澪「ジン」

澪「そんなに急かすな」

律「・・・・」



律はさっさと出て行ってしまう。

澪「くっ・・・」

澪は悔しそうな顔をする。

紬・唯は悲しい顔を浮かべる。

ジン「・・・・」



律(どうせあたしがいなきゃファイズやカイザのベルトも持ってる意味ないんだ)

律(あとでファイズに変身してと頼んでも知らないからな・・・)




唯の家。

律「おじゃましまーす」

憂「あ、律さん・・・」

律「もう話は聞いてるのか?」

憂「はい・・・大変でしたね・・・。とりあえず何か食べますか?」

律(そういえば何も食ってなかったな・・・)

ぐー。

憂「体は正直です!」

律「ははは・・・!」



憂「そろそろ寝ますか?」

律「あぁ・・・そうだな・・・」

憂「とりあえずおねーちゃんの部屋で・・・」

律「あぁ」

律「あ、そうだ。明日はどうするんだ?」

憂「え?」

律「学校だよ」

憂「んーっと、とりあえず普通に行ってみてください」

律「分かった・・・」

憂「それじゃ・・・」

律「あぁ。おやすみ」

カチャ。






翌日。

憂「あ、おはようございます」

律「ん、おはよー。それにしても憂ちゃん朝早いなー」

憂「そうですか?」

律「料理もうまいし・・・」

憂「そんな・・・」

律「そういえば、憂ちゃんは何ていうオルフェノクなんだ?」

憂「クレインです。鶴です」

憂は変身してみせる。

律「へー。憂ちゃんらしくてキレイな感じじゃん」

憂「律さんは?」

律「ほっ!」

律も変身する。

狼の姿になる。

律「名前は・・・ウルフオルフェノクって所か?」

憂「ハハハ・・・!」




学校。

律「おはよー!」

生徒1「あ、りっちゃん!」

律「お、おぅ・・・」

生徒1「昨日いきなりいなくなってビックリしたよー。人間達も来ちゃうしー。先生はあんまり心配なかったけどなー」

律「うん・・・」

律(こいつらもみんなオルフェノクなのか・・・)

律(何だろ・・・何かオルフェノクのオーラが感じるっていうか・・・)


廊下に一人の生徒が歩いている。

律(あいつ、人間だ・・・!)

律(こんな所に入ったら・・・)

姫子がその生徒に話しかける。

律(ダメだ・・・!)

その生徒は灰になっていた。

生徒2「姫子ちゃん鮮やかー!」

律「・・・・」



職員室。

校長「ちょっと・・・」

さわ子「はい?」

校長とさわ子は職員室の奥の奥にある扉に入る。

そこは何もないだだっ広い部屋で、真っ白だった。

さわ子「何ですかここ・・・」

部屋の真ん中に2本のベルトが置いてある。

さわ子「これは・・・?」

校長「これはな・・・」



ジン「帝王のベルト!?」

澪「あぁ。学校には『帝王のベルト』と呼ばれる2本のベルトがあるらしいんだ」

唯「帝王の・・・ベルト・・・」

澪「私達の持っているベルトとは比べ物にならないくらい強いらしい・・・」

ジン「何でそんな事が分かる」

澪「律が教えてくれた」

ジン「お前・・・まだあの女と・・・!」

澪「携帯で話しただけだ。家に入れてないからいいだろ」

唯「澪ちゃん・・・」

ジン「あぁっ・・・!」



校長「この帝王のベルトがあればこの世界を完全に支配できる」

校長「この2本のうちこれを・・・」

校長は白い方を指差す。

校長「お前に預ける」

さわ子「私にですか?」

校長「あぁ。嫌か?」

さわ子「いえ・・・」

サイガのベルトをさわ子は手に取った。




放課後。

律は一人で昇降口で靴を履いていた。

梓「律先輩ー!」

律「あ、梓・・・」

梓「話は聞きました。大丈夫ですか?」

律「大丈夫だ、問題ない。梓はこれからどうするんだ・・・?」

梓「とりあえず小屋に行ってみます。律先輩は・・・」

律「あたしは帰るよ・・・」

梓「・・・・」


律「でも前までは行ってみようかな・・・」

梓「そうですか・・・」

二人は小屋へ向かって歩いていった。

律「この森は相変わらず何か出そうだな・・・」

梓「いや、本当に何か来ます」

律「え?」


DOOOON!


律「うわっ・・・」

梓「誰!?」

さわ子がいた。

律「さわちゃん・・・」


さわ子「りっちゃん、あなたもオルフェノクになってたのね・・・知らなかったわ・・・」

梓「先輩、もうさわ子先生をさわ子先生と見てはいけません」

律「あぁ・・・分かってる・・・」

さわ子はサイガのベルトを巻く。

律「あれは!」


3、1、5・・・ピピッ


「STANDING BY」


「COMPLETE」



律「・・・・・」

梓「何ですかあれ・・・」

律「分からない・・・」

さわ子サイガ「はっ・・・!」

トンファーで攻撃してくる。

二人はオルフェノクになる。

ウルフ律「はぁっ!」

ウルフオルフェノクがメリケンで攻撃する。

もう一回メリケンで叩くが、トンファーで受け止められ、反転する。

ホースオルフェノクも剣で攻撃する。

しかしそれもトンファーで跳ね返されてしまう。

ホース梓「えっ・・・!」

サイガはフライングアタッカーを展開する。

ジェット噴射で空を飛びはじめた。

ウルフ律「なっ・・・」

上から銃を撃ってくる。

ウルフ律「うわぁぁぁぁ・・・!」

そのままサイガは小屋の方へ向かっていった。


ホース梓「まずい・・・」

ホースオルフェノクはサイガを追っていく。

ウルフ「あ、あたしも・・・」

ウルフ律「うっ・・・」

突然視界がぼやけ、力が抜けてしまう。

律の姿になり、そのまま倒れこんでしまった。



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