律「ふあ・・・・」

律がだるそうに布団から出る。

律「あ、もう朝・・・?」

聡「ねーちゃん!早く起きねーと遅刻するぞ!」

律「あ、うん・・・」


朝ご飯を食べてる。

律「何か今日の・・・」

聡「え?」

律「何か変な味しない?」

聡「別に・・・?」

律「あ、そう・・・?」

聡「うん・・・」



律「いってきまーす」

DON!

家を出ると、中年男性にぶつかった。

律「あ、すいません・・・」

男「・・・気をつけろ」

律「はい・・・」

男はさっさと行ってしまう。


律「何なんだよ・・・」


一人で道を歩いている。

律「・・・・」

律「・・・・」

律「何だよこれ・・・いつもと何かが違う・・・」

何か、周りの全ての人に見られてるような感覚が律を襲った。

律「・・・怖い・・・」

周りの人が律を見て何か話してるようにも見えた。


唯「あ、りっちゃん!


唯「おはよー」

律「!」

律「唯!」

唯「え?」

律「唯、おはよおお!」

唯「どしたの、りっちゃん」

律「あ、いや・・・」

律「唯に会ってとても安心した・・・恐怖感が抜けた・・・何なの?」

律「・・・」

律は周りを睨むように歩く。

唯「ねぇりっちゃん・・・」

律「へ?」

唯「何か変だよ・・・?」

律「あ、そう・・・?」

唯「・・・」




桜高!

律「なぁ唯・・・」

唯「ん?」

律「何かさ・・・」

唯「うん」

律「何かいつもの学校と違わないか・・・?」

唯「それ・・・私も思った・・・」

律「本当か!?」

唯「見た目は変わらないのに・・・何かが違う・・・」

律(唯がいつになく真面目だ・・・これは何かが・・・)

律「と、とりあえず入ろうぜ!」

唯「う、うん・・・」

二人が教室に入る。

律「おはよー!」

二人が入った瞬間、皆が睨んでくる。

律「うっ・・・」

唯「・・・」


静かに席に座る。

律(やっぱり・・・何かがおかしい・・・)

唯(何か怖いよ・・・)

キーンコーンカーンコーン・・・

皆が席につく。

山中さわ子がしゃべっている。


「キャアアアアアッ!」


さわ子「!?」


隣のクラスからだ。


DODODODO・・・


マシンガンを撃ち回している。

律「お、おいおい・・・マジかよ・・・」

さわ子が飛び出す。

唯「え?」


教室のみんなが廊下をのぞく。

さわ子の顔に怪しい紋章が現れた。

唯「!?」

律「・・・え?」

その瞬間さわ子は体が変形し、白い異形の怪物になる。

律「あ・・・」

唯と律は顔を見合わせた。


5,6人いるマシンガン集団を蹴散らす。

男1「くそおおおお!」

白い怪物に向かってマシンガンを乱射する。

オルフェノクさわ子「フン・・・」

弾丸を弾く。

男2「おい、逃げるぞ!」

男3「ひぃ・・・」


ドルフィンオルフェノクのつもり。
イメージと違ってたらすまん
http://www.tv-asahi.co.jp/555/005_orfenok/022/index.html


怪物は男の一人をつかんだ。

男4「うっ・・・」

口から細長い管のようなものを出す。

それはみるみる男の体に入っていった。

男4「うわああああ・・・!」

律「ひっ・・・」

男はたちまち砂のようになり、崩れ去ってしまう。

唯「・・・・」

唯は何が起こってるのか分からず、呆然と立っていた。

生徒1「いいぞー先生!もっとやっちゃえー!」

律「は・・・?」

律と唯以外の生徒はそれを楽しそうに見ていた。


DOOOON!


オルフェノクさわ子「ん?」

生徒1「え?」

周りが段々ざわざわし始める。

律「何だよ・・・また怪物・・・?」

唯「・・・」

左手に銃を持っている。

黒いボディ。白いラインが走っている。

唯「何?」

オルフェノクさわ子「邪魔が入ったようね・・・」

周りの生徒の何人かもオルフェノク化する。

律の近くにいた生徒も・・・。

律「うっ・・・」


男達は逃げていく。

2体のオルフェノクがそれに襲いかかる。

黒い奴が銃を撃つ。

オルフェノク1「うっ・・・」

さわ子は元に戻る。


「BIRST MODE」


銃を撃ちまくる。


「EXEED CHARGE」


オルフェノク2「!?」

強烈なキックが2体のオルフェノクを貫いた。

青い炎が上がる。

律「何これ・・・どういうことなの・・・」

倒した謎の奴は去っていこうとする。

律「お、おい唯!」

唯「へ!?」

律「あいつを追いかけるぞ!」




周りに平穏が取り戻った。

律「唯!」

唯「う、うん・・・」

二人はこっそりと教室を抜け出す。

さわ子「じゃぁ気を取り直して・・・」

姫子「先生、平沢さんがいません」

生徒3「あ、りっちゃんもいない!」

さわ子「何ですって・・・!?」

さわ子「・・・まぁいいわ」



律「ハァ・・・ハァ・・・」

唯「りっちゃん・・・もう疲れたよ・・・」

律「くそ・・・見失っちまった・・・」

唯「それにしても・・・さっきのは何!?」ハァハァ

律「分からない・・・でもただ事じゃなさそうだな・・・」


澪「あれ?」

律「ん?」

唯「澪ちゃん!」

澪「こんな所で何してるんだ?」

律「澪こそこんな所で・・・」

唯は小声で律に話しかける。

唯「ねぇりっちゃん、さっきの事澪ちゃんに話す?信じてもらえるかな?」

律「信じてはもらえないかもしれないけど、澪の反応が面白そうだなー」

澪「何?」

唯「いやね・・・学校にマシンガン持った人達が来てね・・・さわちゃんは怪物になって対抗して・・・」

澪「・・・・」

律「それにさわちゃんは・・・その集団の一人を殺しちゃうんだ・・・」

唯「それにその怪物を倒すヒーローっぽいのも現れて・・・私達はそれを追って・・・」

澪「・・・・」


澪「立って」

律「ん?」

澪「早く立って!」

二人は顔を見合わせながら立つ。

澪「こっち来て!」

唯「う、うん・・・」

二人は必死で澪についていく。

律「おいおい、どこに連れてく気だよ・・・!」

澪「あとで分かるよ」



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