お姉ちゃんの大学受験合格をお祈りしてお百度参り。
もう半分くらいまで来たかなぁ。

お姉ちゃんは朝から集中して机に向かっているみたいです。
やっぱりお姉ちゃんはやればできる人です!

頑張るお姉ちゃんの為にコーヒーを煎れました。
今からちょこっとだけお姉ちゃんの部屋にお邪魔しようと思います。


憂「お姉ちゃーん、コーヒーいれたよぉ…」



「あっ……あずにゃんずるいよぉ…」

「唯先輩のせいですっ……んっ…」



憂「」


お姉ちゃんと梓ちゃんがベッドの上で抱き合ってる…


唯「あっ、憂~」

梓「!?」

憂「お姉ちゃん…?」

唯「コーヒー!?ありがと憂~」

憂「こ、ここにおいておくね」

唯「うんっ」

梓「…」


お姉ちゃんの反応は普段と全く変わりがないので、
私がなにか勘違いをしているだけ…なのだと思います。


憂「梓ちゃんいつの間に?」

梓「えっ……あは、ついさっき来たところ」

唯「ありがとねぇあずにゃん」


「ありがと」?
お姉ちゃんの言葉がいまいち理解できない───


憂「えっと、何してたの~?」

唯「あずにゃんと愛を育んでましたっ」

梓「ひぇっ…」


あいをはぐくむ?


憂「それってどういう……」

唯「その通りだよ~!あずにゃんかわいい~」

梓「にゃ」

憂「」イラッ


唯「憂も参加しない?」

憂「私は…いいかな」

唯「えー!」

憂「それよりお姉ちゃん、勉強は……」

唯「愛を育んでたらどうでも良くなって来ちゃったぁ」

唯「ずっとこうしてたいね~あずにゃん♥」

梓「にゃ、にゃぁ」

唯「かわい~~!!」ナデナデ

憂「…」

憂「梓ちゃん」

梓「にゃ?」

憂「にゃ じゃなくて」

梓「はっ……ごめん//」

憂「お姉ちゃん、受験生なんだよ?」

梓「知ってるよ……で、でも唯先輩が」

憂「へ?」

唯「私が呼んだんだよ!勉強ちかれたぁ」

憂「そんな……お姉ちゃん軽音部の皆さんと同じ大学に」

唯「それやめたよ~」

憂「えぇ!?」

唯「やっぱ私とりっちゃんは無理~ってことになって~」

憂「そんなことないよ!!お姉ちゃんなら絶対に…」

唯「ううん、現実をみようよ憂。私中学レベルの英語すらできてないのにさ」

憂「…」

唯「澪ちゃんとムギちゃんと同じ所なんて受かるわけないよ」

憂「そんなわけないもんっ!お姉ちゃんなら絶対受かるから!!」

唯「絶対、とかさ……やめてよ。無理だよ。もう疲れたもん」

憂「そんな……」



唯「じゃああずにゃんおいで~♥」

梓「は、はい…」

唯「はい じゃなくて にゃぁ」

梓「にゃぁ…」


憂「梓ちゃん!!!」

梓「にゃ!!?」


憂「こんなお姉ちゃん嫌でしょお!!出て行ってよっ!!」

梓「う、うん……ごめん」

唯「だーめ!!」

憂「えっ……」

唯「あずにゃん、気にしなくて良いよ~。一緒にいよ~」

梓「え……」

憂「…」ウルッ


憂「梓ちゃんのバカっ!!お姉ちゃんの……うぅ…」

唯「バカっていう方がバカなの!!憂のバーカ!!」

憂「…!」ボロ

梓「唯先輩…」

唯「いいの、あずにゃんは黙ってて」

憂「いやだぁ……お姉ちゃんっ…」ボロボロ

唯「なに?」

憂「バカ、なんて…言わに……」ボロボロ

唯「え?聞こえないよ」

憂「バカなんて言わないでっ……ぅぅ…」ボロボロ

唯「ひとのことバカって言ったのは憂じゃん!」

憂「ごめんなさい……」ボロボロ

唯「私じゃなくてあずにゃんだよ」

梓「い、いいですよ…唯先輩」

唯「じゃあ憂は許さない」

憂「許して……っ…うっ…」ボロボロ

唯「じゃあ早くあずにゃんに謝って」

憂「梓ちゃん…ごめんなさい…っ…」ボロボロ

梓「い、いいって…」

唯「んも~。憂のせいで冷めちゃったじゃん」

憂「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロ

唯「じゃあもうさっさと出てって?」

憂「ごめんなさい……」

ガチャン



お姉ちゃんに嫌われちゃった……



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