澪「ちょっと意地悪してるだけなんだろ? な?」

梓「真面目です」

澪「! なんで私を呼ばないんだよ!」カーッ

梓「友達じゃないんで」

澪「え?」

梓「ああ、言っておきますけど、先輩とも思っていないので」

澪「……」

澪「…………」

澪「あーーーーーーー!!!!」


澪「もういいよ! もーいいよ!!」

澪「なんだよ、こっちだってガキのパーティーなんか行きたくないもんね! お前のバースディなんか祝いたくないし」

梓「ええ。それじゃ」バイバイ

澪「」



澪「じょーだんだよ、あずさちゃーん! ほんとは呼ぶんだろ? 招待カード持ってるんだろ?」

澪「ほらそのカバン寄こせ」グイ

梓「やめてください! 入ってないですし!」ギュッ

澪「寄こせよ!」グイグイ

梓「ちょ……」

梓「やめろ!!」ビターン!


澪「……」

澪「あ……」ウル

澪「うわぁぁーん、ママあああぁぁああああー」


さわ子「うるさい! 喋るな!」バキュンバキュン


澪「ギャアアアアアアアアア」




憂「さわ子先生はベレッタ派かあ。私はワルサーのが好きだなぁ」

唯「? なんの話?」

憂「なんでもないよー」




学校。

梓「あ、いたです、憂! 唯せんぱーい!」

憂「おはよう梓ちゃん」

唯「あーずにゃん!」タッタッタ

梓「はいこれ! 招待状」

唯「むむむ!? これは……」

憂「あ、そういえば、お誕生日だよねー」

梓「ええ、ぜひ二人で来てください。当日は車で迎えに行くです」

梓「じゃ、唯先輩はこれで。憂、クラス行こう」

憂「お姉ちゃん、またねー」

唯「おおーう!」テフリフリ


唯「楽しみだなぁーえへへへへへへへへ」



澪「唯」

唯「あ、澪ちゃんおはよー」ニコニコ

澪「おお、今日もアホそうなツラだな。そしてその手のものを寄こせ」

唯「え? これはダメだよー大事なんだよー」

澪「寄こせよ!」グイ

唯「いやだよー」バッ

澪「ほんとならお前みたいなグズじゃなく私が行くべきなんだ!」

唯「やーめーてーよー!」



律「やめろ澪!」

澪「なんだよ律……自分は呼ばれてるからって」

澪「あーあ、最悪だぜ、おまえら。ムギが生きてたらなー」

澪「あいつ以上にクレイジーでイカした奴はいなかったのに」

律「おまえムギが生きてた頃さんざんバカにしてただろ」

律「まあ、とにかく唯の招待状を奪ってもムダだよ。梓はお前を招待しない」

澪「なんでなんだよ……」

律「おまえ、朝の言動を思い出してみろ」


~回想~ >>93-94


澪「なんだよ、いつもの私だろ」

律「いや、いつもが悪いんだって」

澪「くっそ、私は誕生会に呼んでやったのに……恩知らずが」

唯「えっ、でも澪ちゃん、あのときあずにゃん泣かせたよね?」

律「玄関開けた途端、バルサンぶっかけたな」

澪「なんだよ! あいつにかけるためにあるんだろバルサンは!」

澪「説明書きにそう書いてあったんだよ!」

律「……」

唯「あずにゃん……」



澪「じゃあ、どうしたらネズミランド行けるんだよ」

律「いや、一人で勝手に行けば?」

澪「そうじゃねーよ! 梓んちの金で行きたいんだよ! ホテルのレストランで食べたいんだよ!」

律「……」

唯「あずにゃん……」

律「!」

律「ああ、あれじゃないか? 良い子にしてたら梓の気も変わるかも」

澪「ほんとか?」

律(無理だろうけど、いい機会だ、ダマしてやろう)

律「うん、まあ梓が機嫌直すまで良い子にしてろよ」

澪「うん!」



放課後。

澪「良い子、か……」ウーン


梓「澪先輩どうしたんです?」

律「ああ、ちょっとな」



ガララ

和「律、部費のことなんだけど」

澪「あ、和だ」

和「あら澪、どうし」

澪「このやろう!」バキッ

和「ギャッ(3ワ3;;)」

和「な、なにするのよ……目がぁ」

澪「この悪いメガネが! 悪いメガネが!」フミフミ

和「や、やめてよ、なんで私の眼鏡壊すのよ!!」

澪「」チラッ

梓「?」

澪「」チラチラッ


梓「なんなんですか、あれ」

律「さあ……?」


和「うわーんミエナイキコエルミエナイキコエル」


澪「うん、これで好感度はバッチリだな。あとは……」



澪「見ろ、梓」

梓「?」

澪「このヘッドホン、高かったんだぞ!」エッヘン

梓「へー」

唯「わーいいな澪ちゃん」

澪「グズは黙れ」

唯「ひーん」

澪「な、梓っ」ウインク

梓「」ゾゾゾ

律「……」



律「なあ澪、それってもしかして良い子のつもりでやってるのか?」

澪「え? 当たり前だろ」

律「」ハァー

律「澪、お前全然ダメだな」

澪「なんだと!?」

梓「眼鏡っ子の眼鏡を壊したり、いいヘッドホンを持っていることが良い子ですか?」

梓「意味ワカランです。やれやれです」

澪「グヌヌヌヌヌヌ……」


澪「ダラッシャー!!!」バン!

唯「ああっムギちゃんの形見のキーボードが!」

澪「っ~~~~」イテテテテ

律「安心しろ唯、力がなさ過ぎてボードには傷ひとつないぞ」

唯「よかったー」




部活終了。


律「じゃあなー」

梓「さようならー」

唯「ばいばーい!」

澪「……」


くそ、一体どうしたらいいんだ
最大限の譲歩はしたはずだ、あんな触覚クソガキに下手に出たっていうのに
諦めるか? いいや、ネズミランドはケンタッキーの皮と同じくらい大好きなんだ、諦められない


澪「いっそ和を殺せば……」

和「」ビクッ


いや、この際、和は関係ないしどうでもいい
そう、唯だ。唯がいけないんだ
本当なら唯じゃなく私がお呼ばれされるはずだ


澪「唯をどうにかすれば……」





読んでる人いたらすんません今日はここまでしか書けない
明日の朝まで残ってたら続き書きます
もしくは携帯規制がなくなったら夜書けるかも