その3

澪「子宮ガン!?」紬「るろうに検診」





一文字とみ「回覧板だよ」

唯「ありがとう、おばあちゃん!」

唯「♪」フンフフーン

唯「いつもは憂に渡しちゃうし見ないけど、回覧板って一体なにが書いてあるのかな?」ヨミヨミ


唯「!?」


ナナナナナナンダッテー



唯「みんな、みんな、大変なんだよー!!」

律「どうしたんだよ唯。ケーキならまだあるぞ、ホレ」

澪「唯のぶん食べようとしてたくせに……」

律「うっ、フリだいフリ! りっちゃんがそんなことするわけないだろ!」

紬「それより唯ちゃん、どうしたの?」

唯「それが……それがね!!」

唯「子宮ガンなの!!!!」


梓「なんだってです!?」

紬「ま、まあ」

澪「ゆ、ゆい……」ウルル

律「なんだそれ?」

梓「……」

唯「大変なんだよ!」

紬「唯ちゃん!」ダッ

紬「うちの系列の病院、紹介するから! だから気を落とさないで!」

澪「そうだ、唯。こういうときは気持ちを明るくっていうし」

梓「……ですぅ」


唯「うん?」


唯「澪ちゃんなんで泣いてるの?」

唯「ムギちゃんのまゆげはぐにゃぐにゃだし……」

唯「あずにゃんも触覚がしおしおのパーだよ~?」

唯「まあよくわかんないけど、コレ見て!!」バン


~子宮ガン検診のおしらせ~

若い女性の間で増えている子宮ガン
早期発見のために検診を受けてください


律「なんだこれ?」

唯「これ、みんなで受けようよ!!」

澪「え……?」

唯「昨日回覧板に入ってたんだー。市内の人はタダだって」


澪「じゃ、じゃあ、唯はガンじゃないのか?」

唯「もちのろんのクラッカーだよ!」

澪「唯のバカ!」ポカポカ

梓「心配したですよー」ポロポロ

唯「わわっ、痛いよう」

紬「まあまあ二人とも。とにかく唯ちゃんが元気なのならよかったわ」

紬「梓ちゃんの触覚のホラ」

梓「む」シャキシャキキーン

唯「あっ、ツヤとハリとコシが戻った!」

律「なんだそれ?」


唯「子宮ガンになるととっても大変なんだよ! 回覧板にも書いてあった」

澪「ああ、よく聞くよな……」

唯「だから早く検査受けたほうがいいんだよ」

梓「そうかもですね」

唯「ほら、この用紙で申し込めばタダだし!」バーン

紬(うちの提携病院でもタダだし送迎付きだけど……でもだめだめっ、唯ちゃんのせっかくの提案だし)

唯「で、もう申し込んでおいたからね、みんなのぶん!」

澪「仕事早いな」

唯「だって……大切な仲間をガンで失うなんてイヤだもん!!」

梓「唯先輩……」

紬「惚れてまうやろー!」


唯「日時はこの紙にあるよー」

澪「サンキュ。来週の日曜か」

澪「律、忘れるなよ!」

律「なんなんだこれ」

唯「え? 女性のみってあったからりっちゃんのぶんは申し込んでないよ?」

律「D'oh!」




そんなこんなで検査当日。。。

梓(唯先輩からもらった紙に、広がりやすいスカートで来いって書いてあったけど)

梓(やっぱり見られたりとかしちゃうのかな……)ソワソワ

紬「あら梓ちゃん、早いわね!」

梓「」ビクゥ

梓「あ、ムギせんぱい……おはようございます」

紬「ねえ梓ちゃん、どんな下着はいてきた?」

紬「私どれにしようか迷っちゃったわ~」キラキラ

梓「あ、はあ……ハハハ」

梓(やっぱり見られるんだ、どうしようこわくなってきた)


澪「お、ムギ、梓ー」

律「よお」


梓(ていうか、どんな検査なのかとか具体的に知らないけど)

梓(みなさんは知ってるのかな)

律「なんかワクワクするよな」

澪「なんでだよ」

律「レントゲン? とかCT? とかさーなんかカラダの奥まで見られてる~ってかんじでさ」

紬「そうね」ニコニコニコニコ

梓(だ、だよね……検査ってそういうのだよね。まさか直接見るなんてね。無理だし)


唯「おっはよー、みんな!」

澪「おはよう」

唯「今日はがんばろうね!」

紬「ええ、がんばりましょうニコニコニコニコ



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