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電車内


澪「結局先生、電車に間に合わなかったな」

紬「まぁ、来られたってことはきっと帰ってこられるわ」

唯「ねえねえ!来るときは寝ちゃってて気付かなかったけど、窓からの景色すっごいキレイだよー!!」

律「寝てたのは唯だけだろー」

ワイワイキャピキャピ

???「お嬢さん方、椅子を揺らさないでくれるかな」

澪「す、すみません…」

???「ウンコがもれそうなんだ」

唯「おじさん!トイレならあそこだよ!」

国会議員「お嬢さん、わたしのウンコを嘗めてもらっては困る」

律「はぁ?」

国会議員「過去に私はウンコでエレベーターを落とし、飛行機を墜落させたことがある」

国会議員「長年の経験から言えばこの特急電車など簡単に止めてしまうだろう」

律「そんなウンコがあるわけないだろっ!」ピシッ

澪(こら律!そんなおおきな声で…!)

国会議員「今のツッコミで限界が20分は早まった」

澪「と、とにかく体調が悪いんなら駅員さんを呼びましょうか?」

国会議員「いや、国を守るべき私が電車を止めて善良な市民に迷惑をかけるわけにはいかない」

律「ようするに、流れないくらいデカイウンコが出そうなんだろ!?ちょっとずつ流せばいいじゃん!」

澪「だーかーら、律!そんな大きな声で下品な言葉は…」

紬「あの、整腸剤ならありますけど…」

国会議員「気が利くねお嬢さん。ひとつもらおうかな」

唯「ねえねえ!あそこのいかだで流されてる人、春巻先生じゃない!?」

律「龍先生がそんなとこにいるわけないだろっ!」ピシッ!

国会議員「大変なことになった…」

紬「ど、どうされました?」

国会議員「今飲んだ水で容量の限界が近くなってしまった」

唯「おじさん、お腹が痛いときはへそに梅干しを貼るんだよ!」

澪「いやいや、それ違うから…」

紬「もう、ウンコ出ちゃいますか?」

澪「ムギまでっ!?」

国会議員「わからん…。ただ間違いなく言えることは立ち上がった瞬間に漏れてしまうと言うことだ…」

律「それもう手遅れだろっ!!」

律「そもそもそんな知らないおっさんの話、信じてどーすんだよ!」

唯「でもりっちゃん!もし本当だったら私たち帰れなくなっちゃうよ!」

国会議員「ものわかりのいいお嬢さんだ。どれ、信じてもらうために少し…」


バフッ!ボン!

澪「椅子が…」

律「破れた…!?」

国会議員「今のはほんの屁だ…。どうだ、私の危険性がわかったろう…」

唯「うう、それにしても…」

一同「「「「くさい!!!」」」」

国会議員「今のは小手調べだ。私の全力の屁は仔犬を殺してしまったことがある…」

唯「ねえおじさん、そんなに大変なウンコが出るんなら一番後ろの車両から出せばいいんじゃない?」

国会議員「悪くないアイデアだ、被害も少しは減るだろう…」

澪「でも歩けないんだろ!?」

紬「みんなで慎重に運ぶしかなさそうね」

律「はぁ?こんな大男を女だけで運ぶのか?」

国会議員「頼んだよ、お嬢さんたち」

澪「持ち上げられるかな…」

紬「ふんす!」

唯「なんか、地球を守るヒーローみたいだね!」

国会議員「ハハハハハハ!!」

律「笑うなっ!たかがウンコじゃんか!」

国会議員「シャッ!!」

澪「持ち上げるぞっ」

唯「せーのっ1、2の、3っ!!」



国会議員『ダアアアァァァァァァ!!!!!!』



澪「いきなり叫ぶなぁっ!!」

国会議員「すまんね、カウントされるとついやってしまうんだ。ハッハッハ!!元気かいお嬢ちゃん?」

唯「うん、なんかやる気が出てきたよ!」

国会議員「そうだろう!」

律「ふざけてる場合かっ!」

紬「そんな大きい声出して大丈夫ですか?」

国会議員「いや、あと3分ってとこだろう」

紬「じゃぁ唯ちゃんとりっちゃんは足を持って!私が体を支えるわ!」

唯「おお~!かっこいいよムギちゃん!」

澪「えと、私は…?」

紬「澪ちゃんはあたま!みんな、いい!?」

国会議員「ハッハッハ、素晴らしいリーダーシップだ」

唯「1、2の…」

澪「あー!唯ストップストップ!!」

唯「あ…そうだった。ごめんね澪ちゃん」

紬「せーのでいくわよ!せーのっ!」

国会議員「ダシャッ!」

律「うるさい!!」

唯「えっほ!えっほ!」

乗客A「何してるのよあなたたち!?」

唯「このおじさん、ウンコもれそうなんです!」

澪(だめだコイツら…)

律「ムギ、大丈夫か!?」

紬「ええ、私より澪ちゃんは?」

澪「まぁ、なんとか…」

唯「あと2両だよみんな!」

乗客B「タフだ!最近のガキにしちゃーワイルドすぎるぜ!!」

唯「すいませーん!道を開けてくださーい!」

律「急患でーす、ってか?あぁ…私もうダメかも…」

唯「もうちょっとだよりっちゃん!」

律「もう…ムリ…」スポッ

唯「あっ、おじさんの靴がゲフンゲフン…ゴハァ!!」パタン

律「オェッ!ゲ…ウゲェーーー!!!」パタン

紬「え、わっ!?二人ともどうしたの!?」

国会議員「足のニオイだろう…。おデコのお嬢さんが躓いた節に靴が脱げた」

澪「全身凶器かぁっ!?ってムギ、大丈夫?」

紬「うん、なんとか…」

国会議員「いいねぇー、素晴らしい体力だ」

紬「唯ちゃん、りっちゃん!あなたたちの敵は私がとるわ!」

澪「いや、死んでないから…」

国会議員「いいねぇー、青春だねぇー」

紬「ふんす!」

澪「私も…もうダメだ…ごめんムギ」

紬「ああっ!澪ちゃん!」

国会議員「お嬢さん、もう無理だ。君も逃げなさい…」

紬「…ううん!おじさん、もう少しも走ったら電車の後ろに向かって投げてもいい?」

国会議員「素晴らしい判断だ、将来は総理大臣かな。ハッハッハ」

紬「ごめんなさい、投げますよ!! 1、2の、3……あっ!」


国会議員『ダアアアァァァァァァ!!!!!!』

ブリブリブリブリイイイィィィィィィィィ!!ブバチュウ!!!!
ドカドカドカドカ…!!


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 けいおん部の4人の活躍と国会議員の
 スーパーヘビー級のウンコがブレーキ
 の役割を果たし、奇跡的にも負傷者は 
 気絶した二人だけで済んだ
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