よくじつ!

ムギ「お茶入りましたよ~」

唯「ムギちゃんのお菓子は今日もおいしいねぇ」モグモグ

ムギ「そう?良かったぁ」

澪「お菓子食べたら今日はちゃんと練習するぞ」

律「わかってるってぇ」

律(それにしても、昨日の夜あんなコスプレをしていた奴と同一人物とは思えない・・・。メイド服姿は恥ずかしがる癖に、ガンダムなら平気とは・・・)


梓「ふわぁ~」

ムギ「あら梓ちゃん、今日はなんだか眠そうねえ」

梓「はい。きのう借りて来たDVD見てたら、寝るのが遅くなっちゃって・・・」

唯「何のDVD見てたの~?プリキュアとかぁ?」

梓「子供扱いしないでくださいよう!///・・・ガンダムですよ」

唯・澪・律・ムギ「・・・・へ?」


唯「がんだむ?」

ムギ「確かロボットのアニメだったわよね。名前だけなら知ってるわ」

唯「坊やだからさ!」

ムギ「あっ、それなんかテレビで見たことあるぅ~」


律(嫌な予感しかしない・・・)

澪「梓ガンダム好きなのか?!」

律(やっぱり・・・)

梓「はいっ!ちょっと前からハマっちゃって、最近はずっとレンタルしてくるのはガンダムです!」

澪「そうかあ!梓はどの作品が好きなんだ?ファーストか?Zか?」

梓「えっ・・・」

澪「ZZか?もしかして逆シャアか?」

梓「・・・」


唯「・・・なんか澪ちゃんがいつもの澪ちゃんじゃない・・・」ヒソヒソ

ムギ「なんかこう、音楽の話をしている時とはまた違う感じね・・・」ヒソヒソ


澪「ポケ戦とか0083なのか?(あれは富野じゃないけど。)ねえ、どれを見てるんだよぉ~?」

律「・・・」

梓「あっと、ええと、・・・・・・・・・・ダブルオーです・・・」

澪「・・・」


唯「だぶるおー?」ヒソヒソ

ムギ「なんかお話の名前らしいわね」ヒソヒソ


澪「ダブル・・・オー・・・」

梓「はい!純に勧められて見だしたんですけど、キャラクターがどれもカッコよくって!私は特にティエリアが・・・」

律(・・・)

澪「梓・・・残念だが・・・」

梓「はい?」


澪「それは・・・ガンダムじゃない・・・」

梓「にゃ?」

律・唯・ムギ「・・・・?」


梓「・・・え、いや、ガンダムですよ。ダブルオーは・・・」

澪「いや、あれはガンダムじゃない」

梓「そ、そんな・・・」

律「ど、どういうことなんだ澪・・・梓もびっくりしてるじゃないか」

澪「SEEDとダブルオーはガンダムじゃない!」

梓「・・・いや、何言ってるんですか澪先輩」

唯「何の話なんだろう・・・」ヒソヒソ

ムギ「澪ちゃんも梓ちゃんも、急に雰囲気変わったわ・・・」ヒソヒソ

澪「あれはガンダムじゃないんだ。あれは単なるガンダムもどきのアニメだ」

律(昨日似たセリフを聞いたような・・・)

梓「何言ってるんですか!あれはまぎれもなくガンダムですよ!」

澪「違う!名前だけガンダムでもあれはガンダムじゃない!」

梓「やめてくださいよう!澪先輩の言った名前こそ、私には何が何だか分かりませんよ!」

澪「ファーストやZを知らないでガンダムを語るのは早いの!あんな男か女かもわからない紫色の髪したキャラクターなんか、ガンダムのパイロットじゃないだろ!」

梓「私のティエリアを馬鹿にしないでください!」

律(・・・澪もしっかりチェックはしているんだな・・・)



梓「くうううううううう・・・」

唯「あ、あずにゃんが・・・」

ムギ「入部初日と同じ状態になってきたわ・・」

律「(まずい・・・)まあ、落ち着け二人とも・・・」

澪・梓「これが落ち着いていられますかぁ!」

律「・・・」

唯・ムギ「あの日と同じ・・・」


梓「澪先輩の言ってるガンダムなんか、昔のガンダムじゃないですか!生まれる前のガンダムなんかなんで見なきゃいけないんですか!」

律(・・・)

梓「澪さんはダブルオー馬鹿にするけど、あれは面白い作品なんです!私は好きなんだからあれで良いんです!あれはガンダムです!」

澪「ダブルオーなんか全部昔の作品のオマージュじゃないか!WとZ足した話作るぐらいなら、もう一度WとZを再放送しろってんだ!」

梓「決めつけないでください!何がオマージュだっていうんですか!」

澪「主人公が無口で複数のガンダムって、どう考えたってWだろ!それにソレスタルビーイングだってZのエウーゴと同じだし、そもそもイノベイターだって、要はニュータイプってことだろお!」

梓「何言ってんのか半分も理解できませんよ!とにかくダブルオーはガンダムです!異論は認めませんから!」

澪「・・・私帰る!」

唯「ちょ、澪ちゃん!」



3