放課後。


律「唯とムギのやつなにやってんだー?
  お茶も練習もできないとなるといよいよあたしは死んじゃいそうだぜ」

澪「ムギはトイレに入るの見たぞ。多分そろそろ来ると思うけど」


ガチャ

紬「遅れてごめんなさい~」

澪「うわさをすれば、なんとやらだな」

梓「あのムギ先輩、唯先輩知りません?」

紬「ああ。唯ちゃんなら今日部活休むそうよ」

梓「で、でもギターはここに置いてあるのに……」

律「唯にしちゃあ珍しいな、置いて帰るなんて」

紬「とりあえずお茶にする? 今日のお菓子はベルギーのチョコレートなの~」




唯「はぁ、はぁ、はぁ。走ると、つかれちゃうよぉ……」


唯「っと。ただいま、憂」

唯「……返事はない、か」

――

唯「とりあえず荷物置いちゃおう。……ってギー太忘れちゃったよぉ」

唯「急いできちゃったからりっちゃんにも休むこと言ってないし」

唯「メールで、って電池切れてるし……」

唯「麦茶でも飲もうかなぁ」

――

とてとて

唯「ふぅ、美味しい……」

憂「おかえりお姉ちゃん。ずいぶん遅かったね」

唯「ごめんね。……遅かった、よね」

憂「うん。遅かった。ひどいよぉお姉ちゃん」

唯「走ってはきたんだけど、ほんとにごめんね憂」

憂「うん。許しちゃう。お姉ちゃんだから、大好きだから」

唯「あ、ありがとね。――んっ」

憂「ぁ……ちゅ、ぅ。ねえ、お姉ちゃん」

唯「な、なぁに? いきなりチューとかしちゃだめって言ったよね?」

憂「もうそんなこといいじゃん。だって決心してくれたんだよね?」

唯「え、えと。まあその――」

憂「してくれたんだよね? 愛してくれてるんだよね?」

唯「うん。愛してるよ、大好きだよ」

憂「うれしいな。ありがとねお姉ちゃん、私もだよ」

憂「だからさ、死んでくれるんだよね――?」

憂「死んで、私とひとつになってくれるんだよねっ?」

唯「憂……」

憂「お姉ちゃん……っ」

唯「今日、さ。みんなに聞いてみたんだ」

憂「……?」

唯「あずにゃんはね、あんまり死にたくないみたい。ずっと生きていたいんだって」

唯「りっちゃんは死を肯定してた。それは救いにもなるって。私も共感できた」

唯「澪ちゃんはちょっとメルヘンチックだったけど、好きな人のためになりたいって、言ってた」

唯「ムギちゃんだって、死に世界のいろんな知識を教えてくれて。とっても面白くて……」


唯「でもね。まだ分かんないままなの。死んだらどうなるとか、大好きな人の為にしねるか、とか」

唯「わたし、ばかだから」

憂「お姉ちゃんはバカなんかじゃないよっ!」

唯「もういいんだよ、うい」

唯「その左の手首だって、もうまともにカサブタができないくらいぐちゃぐちゃになってるんでしょ?」

憂「ち、ちがっ……。これは――」

唯「憂にとって私は、この上なくタナトスを刺激する存在だったのかもしれないね」



唯「憂、殺して?」



憂「うう、う――」

憂「っ……ごめんね」


グサッ


唯「――っ、ばかなわたしだけど」


グサッ、グサッ、グサッ、グサッ、グサッ


唯「やっとわかったよ」


グサッ、グサッ、グサッ、グサッ、グサッ


唯「ういのね、そのかお、そのかおがたまらなく――」




「わたしのタナトスを刺激するの!」


ドサッ



END




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/12(月) 20:17:22.51 ID:3CaqZmDzP


終わり方よくわかんないけど一応終わり
もっと陳腐じゃない感じにしたかったけど会話形式ってすんごく難しいね

保守と代理スレ立て感謝
おつかれさまでした

質問とかあったらどうぞ



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/12(月) 20:34:49.89 ID:C+V/Sp6g0


憂が唯を殺す動機



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/12(月) 20:36:05.69 ID:k0DRmrMf0


>>84
横から口出して悪いが、ヤンデレの基本に立ち返る事をお勧めする



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/12(月) 20:43:01.35 ID:3CaqZmDzP


>>84
一応それが伏線のつもりだった

一番初めに憂とケンカしたっていうのは憂に死んでくれと迫られたから
その時唯は覚悟なんてできていなかったから喧嘩腰でスルー

憂は誰かを刺してしまいそうなくらい殺気立っていたから唯が家においてきた
そのかわりに憂が唯に早く帰ってきてほしいことを伝えてたってわけ

だから部活もやらずに帰ってきた唯を憂は遅いって罵った

っていうねわろす