―月曜の朝―

憂「お姉ちゃん、起きてー」

唯「あー 眠い 起きたくなーい」

憂「お姉ちゃん、今日学校終わったら外食しようよ」


外食といっても近所のファミレスである
しかし、唯はそこのオムライスが大好きなのだ

唯「ほんとー? じゃあ起きる」

憂「えらいねー お姉ちゃん」



唯「オムライス♪、オムライス♪」

支度を始める唯


憂「あっ!」

 (今日はお医者さんのとこに行く日だった…)
 (でも、早く行けば外食行けるよね)


唯「オムライス♪ ホクホクしてておいしいのー」

憂(早目に行こう… もしやっぱ行けないなんて言ったら泣いちゃうよね)



―5分後―

唯「したくできたー」

憂「はーい、じゃあ出るよー」



―学校へと向かう二人―

唯「オムライスー♪」

憂「お姉ちゃん、まだ言ってるのー?」
 「あそこのオムライス大好きなんだね」

唯「おいしーんだもん」

憂「私はハンバーグが好きかな~」

唯「ハンバーグ!唯も好き♪」

憂「もー、お姉ちゃんったら 欲張りだよ~」

唯「えへへー」


憂(お医者さん、今日時間かかるかな…?)

唯「もうすぐで学校だー」

憂「うん、友達と会えるよ」


憂「律さんに、澪さんに、紬さん、梓ちゃん」
 「お姉ちゃんはお友達がいっぱいでいいねー」

唯「うん! みんなに会いたいよー」

憂(学校の前に来ると元気になるんだよね…よかった)



律「唯ー、おーっす!」

唯「あー!りっちゃん」

憂「おはようございます、律さん」
  (お姉ちゃんが変わっちゃっても普通に接してくれる…)

律「唯、今日も放課後部室こいよー」

唯「んー、でも うーいーとご飯行くんだー」

憂「大丈夫だよー 行ってきなよ」

唯「ほんとー? じゃあーいく」

憂(いい友達をもったね、お姉ちゃん)

律「憂ちゃんとご飯食べ行くのか、いいなー」

唯「えへへ、いいでしょ オムライス食べるんだよ」

律「よかったじゃん おっ、そろそろ教室行かないと遅刻だぞ」

唯「うん」

憂「じゃあ律さん、お願いしますね」

律「オッケー、ほら行くぞ唯」



―休み時間―

律「今日は紬がケーキ持ってきてくれるんだってさ」

唯「わーい ケーキ♪ ケーキ♪」

律「それでさー」


クラスメイト「律ー、ちょっと来て~」


律「おっ、今行くー」
 「ちょっと待っててな、唯」

唯「あー…うん 待ってる…」



―20分後―

唯(りっちゃんこないよー… どうして?)

机に伏せて涙をこらえる唯



クラスメイト「律さー、平沢さんと一緒にいて疲れない?」

律「え…」

クラスメイト「なんか無理してるように見えるんだけど」
      「なんか情で接してるって感じ」

律「そんなこと…」


はっきりと「そんなことない」と言えなかったのはなんでだろう…


クラスメイト「私だったら無理だわ、あんな子」

律「……唯のとこ戻る、ってか唯の悪口言うなよな」


唯の待つ教室へ向う律


クラスメイト「なーんかムカつく」



―教室―

机に伏せっぱなしの唯

唯りっちゃんもわんわんと同じなの……?)
 (唯が嫌いだから逃げちゃったの?)



律「唯ー、ごめんごめん!」

唯「……」


唯「おそいよ… おそいよおおお!」ガタガタ

机を激しく揺らす唯

律「ちょっ、落ち着け唯! 私が悪かった!」


男子A「うはwwwおもしれーwww」

男子B「もっとやれーw」


唯「うわあぁぁぁぁぁ!」

ガンガン!

律「唯! 落ち着け!」

唯の肩を強く抑え名前を呼ぶ律

少しすると唯はおさまった


唯「うっ…うっ…」

律「唯…ごめん、ごめん許してくれ」


律(やっと落ち着いた…)
 「唯、ちょっと午後からの授業はサボって部室行かないか?」

唯「いく」

律「よし、じゃあ行くぞ」



とにかく教室にいたくなかったんだ



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