和「……カット! オッケー! 次また音楽室行くわよ。編集がめんどくさいから場所事で撮り溜めは極力しないわ! いいわね?」

律「はぁい…」
澪「はい…」
梓「はい…」
紬「わかりました~」
唯「わかったよ!」

和「信代! 後からもっと撒くからそれまでにその倍作っときなさい。いいわね」

信代「あっ…はい…わかりました…」

そう言い残し一足先に部室に向かった和。

澪「もう誰にも止められない…」

律「ああ……だが……反撃の機会は…ある」ニヤリ

──

唯「」テービュン
梓「」テービュン

律「」ムーンウォークー

澪「」シュワー

紬「」マンボー

和「律、止めろ」

律「はっ!」ビシッ

紬「どうして~?」キョトン

和「はい次一人一人紹介。さっき書いてもらった紙を持ちながら上手く自分を表現してみて。まずは唯から」

唯「まかせといて!」

和「じゃあ行くわよ~アクションッ!」



┏━━┓
┃平沢┃
┗━━┛
唯「」アトズサリケリ

唯「(ギー太ッ!)」ニコッ

和「……可愛いから一発オッケー」

唯「やった!」

梓「可愛いとOKなんだ…」

和「次律!!!」


律「」┏━━━━┓
   ┃部長   ┃
   ┃ り★つ  ┃
   ┃たいなか ┃
   ┗━━━━┛

律「」ドカドカドカードン

和「……お疲れさま。ドラムって大変ね。持ち運びが」

律「ぜひゅ……ひゅ……ありゅがとうごさいます……」

和「じゃあ次ムギ」

紬「はい!」


┏━━━━┓
┃琴吹 紬 ┃
┗━━━━┛
 紬「」

紬「」ポロンポロンポロ~ン

和「とりあえず眉毛剃れと言いたいけれどそれはまた今度にしましょう。次は梓ちゃんね」

梓「は、はい」

 梓「」

┏━━━━┓
┃ 中野梓 ┃
┗━━━━┛

梓「」ジャカジャカジャジャーン


和「カメラ目線すぎだけどまあいいわ。巻いてかないと尺が足りなくなるし」

梓「はあ…」

和「最後澪!」

澪「う、うん」

和「あ? はいでしょ?」

澪「はいいいいっ」


澪「」ベンベン~

澪「」ベンベン~


律┏━━━┓
  ┃mio  ┃
  ┗━━━┛
     紬「」ユビサシ

和「カット」

澪「えっ…」

律「なんか間違ってた?」

紬「そんなことないはずだけど…」

和「あのさ、なんで一人だけ英語なの?」

澪「えっ…」

和「アーティスト気取りですか?」

澪「そんなことないけど…」

律「自己紹介なんだからなんだっていいだろ!?」

澪「律…」

和「あーあー悪かったわね。すいませんでした。わかったからイルクーツクにでもハネムーンに行ってくださいよお二人で。次ステップ行くわよ!」


律「なんだよ和のやつ…偉そうにッ!」

澪「ごめんな…律。私が英語で書いたばっかりに…」

律「澪は悪くないよ。今に見てろよ…和!」

唯「」ステップバイステップ


「か澪「」♪
 ま律「」♪♪
 わ紬「」♪♪♪
 ず梓「」♪♪♪♪
 |唯「」♪♪♪♪♪ 
 に
 ♪
  」

和「はい肩組んで~ひざっ! 違う! 最初は膝! それで唯以外足と来て唯のおっちょこちょいをアピールしつつ最後は澪が落とす!!!」

紬「…」
梓「……」
唯「」ヒザッ
律「(うぜぇ…)」
澪「(イライラ…)」

和「笑いあって~~~」

紬「」ニコニコ
梓「あはは…」
唯「あははっ」ニコリ
律「はは…」
澪「はぁ…」

和「はい移動。教室で仕上げよ」


律「☆☆」キラン
澪「★★」キラン

──

和「信代ー紙吹雪作ったかー?」

信代「あっ…はい」

和「じゃあ終盤行くわよ。ほんとに大好きテンション上昇ルララからね」

唯「わかったよ!」フンスッ

和「さっきより騒げよお前ら。じゃあスタート」

クラス一同「……」

唯「ほんとに大好きテンション上昇ルララPowerful Gig Time」テッペンユビサシ

クラス一同「やんやんや」

唯「ハートって!ハートって!ワクワク探す転載」クルクルクルパッ

和「カットOK! 廊下せわしなく走ってきなさい!」

律「……」
澪「我慢だ律っ」

┗唯律紬澪梓┓=== ◎◎◎◎◎≡≡≡


===┏梓澪紬律唯┛ ≡≡≡◎◎◎◎◎


和「カット次校長像拝んでこいや」

律「ふんぶぅぅ」
澪「律落ち着いて…」

──

 \パンッパンッ/
   校長
 澪     紬
  梓 唯 律

和「よーし次ショートケーキが増えないかな~?のおまじない掛けいってみよ~」

──

紬「」むぅん
ショートケーキ「」

澪「…」律「…」
ショートケーキ「」

梓「(美味しそう…お腹減ったな…)」
ショートケーキ「」

唯「あーん」ポロッ
ショートケーキ「」

和「よしっ! 後はエアー演奏だけよ!!! 教室にダッシュ!」

──

和「紙吹雪少ないっ! 終盤なんだからもっと撒いて!!!!」

和「みんな一緒に回るなんてあんた達チンパンなの? バラバラに回った方がリアル性出るでしょうが! 仕込み入ってますアピールしたいわけ?! やり直しっ!」


それから何回も何回もTAKEを重ね……ようやく……。

TAKE44

和「こんなもんかしら。後は大好き~の部分を取ればおしまいね」

唯「ようやく終わるんだね~長かった」

紬「終わったらお茶にしましょう」

律「」ボソボソ
澪「」ボソボソ

梓「……わかりました」

和「?」


──

和「」コトッ

さわ子「忙しいから早く済ましてね」

和「すみませんわざわざ。じゃあ大好きのところ行くわよみんな」

唯「は~い」
紬「///」
梓「…」
澪「…」
律「…」


唯「大好き~」ぎゅっ
梓「~っ(唯先輩わたしに抱きついてどうするんですかっ!)」
律「…」
さわ子「」ニコ
紬「良い匂い///」クンカクンカ
澪「あはは~」


和「OKよ。さすがさわ子先生。人気ですね」

さわ子「そんなことないわよ。じゃあ私職員室に戻るから」

唯「次は和ちゃんの番だよ~」

和「ええ。わかったわ」

律「クックック…」
澪「フフフ…」

和「じゃあ行くわよ~シーン64。スタート」

───唯「ダイスキ」

和「えっ…

誰かのラリアットが和の首元に炸裂した。余りの反動に眼鏡は耐えきれず空中に飛散、

──梓「ダイスキ」

更に追い討ちの後頭部からラリアット。高等テクニックだ、後頭だけに。

───澪「ダイスキ」

いたっ! 腕いたっ! 噛まれてる噛まれてる!

紬「大好き~」ペロペロ

太ももに何か生暖かいものが這っている…。

───律「ダイスキをあ・り・が・と」

恐らくこれが留めになるだろう律の飛び肘落としが私の顔面に炸裂した…。

なんで……どうしてなの……みんな……。

──

律「いや~大変だったな色々」

澪「でもPVも出来たし良かった良かった」

梓「そうですね」

唯「和ちゃん全治三ヶ月だって~」

紬「お気の毒に…」

律「そんなことよりせっかくだし撮ったやつ見ようぜ~」

澪「テレビもあるしな」

唯「見よう見よう!」

ウィーン……。


──────────
唯「」パクパクパクパク



──────────

律「あ」
澪「あ」
紬「あ」
梓「あ」
唯「あ」

律「音入れてなかった」



──桜ヶ丘記念病院


和「だ、大好きいいいい」

弟「お母さんお姉ちゃんがまたうなされてる!」

妹「ダイスキダイスキってうなされてるよぉ!」



─────

憂「お姉ちゃんと大好きーしてないよっ!」

純「わたしで我慢してよ! だいすきー」ぎゅっ

憂「わたしも~」ぎゅっ


おしまい



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