その後、わたしたちは家に避難しました
最近、パトカーが多いのでうるさくて堪らないです

何かあったのかなぁ?


憂「お姉ちゃん、梓ちゃんにばれちゃったよ……」

憂「どうするの?」

唯「大丈夫だよーわたしにはアリバイがあるもん」

憂「そんなの時間の問題だよ!!」

憂「変装なんてすぐばれちゃう!!」

唯「全部ばれたら、やっちゃえばいいんだよ」

憂「やっちゃう?」

唯「包丁で、えいっ!ってねww」

憂「………」


唯「まあやるのは憂だけど……」

憂「!」


憂「やだよぉ!」

唯「わたしだってやだもん!包丁は人として失格だよ」

憂「お姉ちゃんがやればいいじゃん!!」

唯「無理無理!憂がやってよ!」

唯「憂だって、いっぱい人を跳ねたじゃん」

唯「死体が3つ増えるだけだよ」

憂「うぅっ…!」ポロポロ


最近の憂の様子がおかしいと思っていましたが、理由が分かったような気がします

わたしといることによって『お姉ちゃんいないと死んじゃう病』が治りはじめたのです


憂「わたしなんてことしてたんだろ……」ポロポロ

憂「出来るならトラックに乗る前に戻りたいよぉ……」ポロポロ


うるさいので追い出しました
もう寝よう



ダンプに乗った紬「律っちゃん!そっちに行ったわ!」

生コン車に乗った律「このクズ野郎!澪を返せー!」


唯「あわわ、こっち来た……」


10トントラックに乗った梓「唯先輩のバカは轢き殺してミンチにしないと気が済まないですー!!!」


唯「ふぇぇっ!もうトラックはこりごりだよぉ!!!」テクテクテクテク…!


おしまい

















唯「うわぁ!ゆ、夢だった……」








今まで何も考えてませんでした
昨晩の憂との会話が頭から離れません

全部ばれたら刑務所に入っちゃうのかなぁ……

それともあずにゃんたちにトラックで轢き殺されちゃうのかなぁ……

嫌な予感がします


唯「あれ…?」


隠しカメラのモニターに憂が写っています

あずにゃんたち3人は憂の用意したと思われるコンビニのお弁当を食べていました

3人が食事をしている最中、憂は土下座して泣いてました


憂「うぅっ……わたしっ…わたし…!」ポロポロ

律「憂ちゃん、頭あげなよ」

紬「よく話してくれたわ、ありがとう」

憂「グスッ……おねえちゃんが起きたらお巡りさんのとこにいきます……」ポロポロ

憂「刑期が終えたら死んでお詫びします……」ポロポロ

梓「憂が全部悪い訳じゃないよ」

梓「95割、唯先ぱ……クズ女が悪いです」

律「なぁ憂ちゃん、この首輪の鍵持ってない?鎖がベッドに溶接してあって取れないんだ」

憂「ズズッ…!おねえちゃんの部屋にあると思うんで取ってきます…」


へぇ…憂はお姉ちゃんを裏切るんだ……



憂は何食わぬ顔でわたしの部屋に来ました


憂「あ、起きてたの…?」


この言い方がイライラします
もはや、わたしなんて他人としか思ってません

わたしを警察にぶちこんで英雄になりたいに決まってます


憂「今から朝ご飯作るね……」

唯「いらない」

唯「憂の作ったご飯なんていらないもん!」

憂「お、お姉ちゃん…」

唯「コ ン ビ ニ の お 弁 当 が い い ! !」

憂「」ピクッ

唯「あ ず に ゃ ん の 食 べ て た リ ュ ー タ 揚 げ 弁 当 が い い ! !」

憂「竜田揚げ弁当だね、今から買っ……


バンッ!!!!!


唯「バカにしないでよぉ!!!!」



唯「憂のバカ!カス!死んじゃえ!裏切り者!」

憂「………」

唯「自分だっていっぱい人を轢いたクセに…!」

唯「うぅっ…!まるでわたしだけ悪者だよ!!」ポロポロ


気づいたらわたしは泣いてました

憂なんてどうでもいいのに涙が止まりません


唯「こうなったらみんなトラックだよ!!!!」

唯「憂もあずにゃんたちも市中引きずり回しの刑に……

憂「うるさーーーーーい!!!!!!!!!」

憂「お前なんてお姉ちゃんじゃない!!!!!」


急に大声を出したのでびっくりしました

こんな口調は初めてです


憂「殺してやる…!お姉ちゃんを殺してわたしも死ぬ!」


背中に隠していた包丁を出してわたしに向けました

どうやら最初からわたしを殺すつもりだったらしいです



憂の部屋

紬「首輪が外れたら唯ちゃんどうしよう?」

律「とりあえず殴る。澪とさわちゃんの分で2発」

律「あとは丸坊主にして警察だ」

梓「わたしも殴ります!」

梓「わたしのゲンコツは痛くて有名なんですよ!」ハァーハァー!

紬「………」

紬「和解は無理かしら…?」

律「はぁ?何言ってるんだよ?」

梓「ムギ先輩、何吹いてるんですか!?唯病にでも感染したんですか!?」

紬「だって、唯ちゃん1人でかわいそうじゃない……」

律「ムギは甘いよ、唯は許されない」

紬「そ、そうよね……」


コンコンッ……

憂「鍵……持って来ました……」

梓「憂!どうしたの!?そのケガ!」

憂「お姉ちゃんに刺されちゃった……」

憂「でも、ちょっとかすっただけだから大丈夫だよ……」

梓「憂……」

憂「梓ちゃん、首輪を外すからバンザイして……」

梓「えっ?バンザイ?こう?」


バチバチバチバチバチバチッッッ!!!!!!!!!


梓「ぎゃぁぁああああああ!!!!!!!!」

律紬「!!」

憂「………」


ムギちゃんのお金で買ったスタンガンは強力です
憂とあずにゃんを一撃で沈めました

トラックもいいですがスタンガンも中々です


紬「唯ちゃん…よね?」

憂(唯)「えっ?わたしは憂ですよ?」

律「嘘つけ!変装ネタはあがってんだよ!」


ホントに全部喋ったらしいです
もう誤魔化しは効きません





でももういいや、みんなトラックで引きずり回してやるんだから…!



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