あずにゃんたちは新たにムギちゃんを同居人に迎え奇妙な生活が始まりました

ムギちゃんには『卒業して働き始めたらちゃんとお金を返すね』と伝えたので二人に洩れることはないでしょう

喋ったらトラックです

ついでにムギちゃんも首輪で繋いでます
ムギちゃんだけ自由に行動出来たら二人にストレスが溜まるからです


梓「まさか、ムギ先輩も来るとは思いませんでした」

紬「ちょっと色々あってね……」

律「まぁ真犯人が捕まるまで唯の世話になる身だ」

律「みんなで仲良くやろう」

紬(真犯人?学校で暴れたのは律っちゃんじゃない…?)

梓「ムギ先輩も来てくれたことだし乾杯しましょう!」

律「そうだな、まだペットボトルに残りがあることだし」

紬「何かあるの?」

梓「これです!憂ジュースです!」

紬「………」

梓「ゴクゴクッ!ぷはー!効くー!」

梓「ムギ先輩もどうです?」

紬「………」

紬「そ、それってオシッコじゃ……」

律「はぁ?オシッコな訳ないだろ」

梓「そうです!こんな美味しいオシッコある訳ないです!」

紬「………」

紬「オシッコ飲んだことあるの…?」

律「………」ピクッ

梓「ちょっと変な匂いがするけど、さっぱりしてて美味しいです!」

律「………」

梓「金持ちには分からない味って言うんですかね」

梓「ちょっと酸っぱくて……あれ…?」ポロポロ

梓「なんで……涙が……」ポロポロ

律「梓……グスッ」



唯の部屋

憂「お姉ちゃん……」

憂「どうしよう…?もうごまかせないよ……」

唯「この前教えた通りにやってごらん」

唯「強行突破だよ!」

憂「そんなこと言われても……」

憂「おねえちゃぁん……」ポロポロ

唯「さっさとやって来てよ!」

唯「お巡りさん呼ぶよ!?憂は人殺しです!って言っちゃうよ!?」

憂「うぅっ………わぁぁあああああああん!!!!!!!」

唯「5、4、3、2……」

憂「グスッ……」

唯「よし、じゃあ行っておいで」



憂の部屋

唯(憂)「みんな~晩御飯持って来たよ~」

律「おい!唯!どういうつもりだ!?」

梓「唯先輩!オシッコとかウンチとか何考えてるんですか!?」

唯(憂)「ふぇ?何のことか分かんないよぉ」

唯(憂)「それより、かりんとう……

律「だから糞だろ!?一々かりんとうって言うな!!」

唯(憂)「うっ……」

紬「唯ちゃん、わたしたちに何か隠してない?」

唯(憂)「な、何もないよ……」

梓「みなさん気をつけた方がいいですよ!」

梓「こいつ頭イッテるかもしれないですから!」

―――――――――



唯「あずにゃんめ…」プルプル



憂は泣きながら帰ってきました


唯(憂)「わぁぁあああああああん!!!!」


あずにゃんはわたしに変装した憂に悪口を言いました
憂なんて別にどうでもいいですがわたしの悪口は絶対許されません

あずにゃんならなおさらです

わたしは憂の部屋に向かいました


梓「あ、バカがまた来ましたよ!」

唯「あずにゃん、ちょっとお散歩しようか……」

梓「別にいいです!近寄らな……


バッチーン!!


梓「ふぎゃ!!」

律紬「!!」


あずにゃんの鼻をグーでパンチしちゃいました
わたしは今ものすごく怒ってるのです



わたしはあずにゃんの首輪を外し外に連れて行きました

ちなみにあずにゃんは産まれたままのカッコです


梓「ゆ、唯先輩……」プルプル


さっきのパンチが効いてるのかもう震えています


唯「あずにゃん寒いの?」

唯「でも大丈夫だよ、すぐにあったかあったかしてあげるから」

唯「それじゃあ目隠しして!」

梓「目隠し…?」プルプル


その時、憂が軽トラに乗ってやって来ました

わたしがパクってくるように命令したのです


憂「ホ、ホントにやるの…?」

唯「当たり前だよ!あずにゃんのやったことは見逃せないよ!」


わたしはあずにゃんの腰にロープを巻き付けると軽トラの荷台に結びました

あずにゃんはもう泣いてます


梓「やだっ…!やだよぉ!」ポロポロ

梓「何する気なんですかぁ…」ポロポロ


ざまあです


唯「あずにゃんって100メートル何秒くらいで走れるの?」

梓「えっ……」

唯「いいから早く答えて」

梓「20秒です…」

唯「憂、20秒だって」

憂「てことは、時速18キロくらいかな……」

唯「約20キロだね、了解」



唯「それじゃあ出発進行ー!」

憂「お…おー!」


遂にトラックが動き出しました
あずにゃんはトラックに引っ張られ一生懸命走ってます

目隠しと裸足が効いているのか恐怖で顔が歪んでいます


唯「憂!見てよ!あずにゃんの顔!ウケるwwww」

憂「うん……」


あずにゃんが全力疾走した時と同じ速度で走るのがミソです


唯「これは癖になりそうだよwwww」

憂「お、お姉ちゃん!信号!」

唯「!」


キキィィィィィィ!!!ドンッ!!!!


ルームミラーに気を取られ急ブレーキを踏んでしまいました

わたしのトラックはあずにゃんにオカマを掘られてしまったのです


わたしはトラックから降りるとすぐにあずにゃんの元へ向かいました

あずにゃんは鼻血を垂らしぐったりしてます


唯「あずにゃん!何やってんの!?」

唯「買ったばっかりなんだよ!?」


いくら急ブレーキを踏んだからって後ろから突っ込んできた方が悪いに決まってます


唯「ねえ弁償できるの!?ねえ!!?」

唯「このトラックいくらしたと思ってるの!?」


怒鳴っても寝たフリで知らんぷりです
いい根性してます


憂「お姉ちゃん、このくらいしてあげよ?かわいそうだよ……」

唯「憂は黙ってて!甘やかしちゃダメだよ!」

梓「うっ…………」

憂「梓ちゃん!」

梓「し、真犯人は唯先輩だったんですね……」

梓「でも……分からないことだらけです……」

梓「キーホルダー事件に校舎内トラック暴走事件……」

梓「運転手は唯先輩じゃない……」


中々勘がいいです

特別にヒントをあげましょう


唯「憂、ちょっと来て」


憂をあずにゃんの前に呼びました


唯「そのままバンザイして」

憂「こう?」

唯「あずにゃん!これがヒントだよ!」

ズルッ!

わたしは憂のズボンとパンツを一気に下ろしました


憂「きゃあっ!!///」

梓「!」

梓「毛が無い!?」


憂はたまに生意気なことを言うので高校にあがる前に毛を全部むしっておきました

これは雄犬の去勢と同じです

高校に入ってもチョコチョコ抜いていたら毛が生えなくなったのです


憂「も、もうっ!///」


憂はすぐにズボンを履いてしまいました
一人前に恥ずかしがってます


梓「もう1回!もう1回だけ!」

梓「憂様お願いします!!」


あずにゃんの頭の中は憂の裸でいっぱいです
真犯人なんてどうでもよくなったんでしょう


憂「!」

憂「パトカーのサイレンが聞こえる!お姉ちゃん逃げよう!」



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