---

唯「うい?」

憂「エヘヘ///」

憂「おねえちゃんと一緒に学校行くの」

憂「久しぶりだなぁ…って///」

唯「おねえちゃんも、ういがいなくてねぇ」

唯「それはそれはさびしかったよ…」

唯「でも大丈夫!」

唯「おねえちゃんはいつも憂のそばにいるよ!!」

憂「///」

憂「おねえちゃんわたしが寝てる時ずっと隣にいてくれたもんね…」

憂「おねえちゃん…いつもありがと。大好きだよ♪」

唯「エヘヘ///照れるなぁ…///」

唯「おねえちゃんもういに負けないぐらいういのこと大好きだよぉ」

唯「これからもよろしくね♪うい」

憂「うん、おねえちゃん♪」



---

俺「終わったあ…」

俺「憂ちゃんは中学からこんなことをやってるんだから」

俺「もうプロの主婦だよなぁ…」

俺「あの小さい手も少しは荒れてるんだろうなぁ…」

俺「うう…一生養ってあげたい」

俺「兄設定引き継ぎは失敗してるよなあ…」

俺「まあこの歳の憂ちゃんを間近で見れたからいいとするか」

俺「部屋もどろ…」




---

男1「誰だ?」

男3「新しく着任しました江藤です」

男3「あなたがこのカプセルを開発した…」

男1「ああ、伊藤だ」

男3「あなたが…」

男3「ここで会えたのも何かの縁だ、本当のことを教えてください」

男3「このカプセルは一体なんです?」

男3「政府はこのカプセルを仮想空間への入口だと言ってる」

男3「すでに多くの、人口の半分以上はカプセルに入った」

男3「でもなんだかひっかかるんです、本当にそんなことがありえるのか」

男3「実際のところどうなんですか?…どうか、お願いします」

男1「畳み掛けるように次々と…w」

男1「まずな、そもそもこれの元の開発者は俺じゃない」

男1「おれは単にこれを改良しただけなんだよ」

男1「こいつを開発したやつは、病気で亡くした最愛の息子」

男1「その息子の記憶を消したかった」

男1「そのためだけにこのプロジェクトを開始したんだよ、1人で」

男1「プロジェクトは順調に進んだ様に思えた」

男1「でもな、これは公式プロジェクトじゃない、これが致命的だった」

男1「実験材料、要するに被験者を得られず実証実験ができなかった」

男1「困ってたその当時、面白い男が来たんだ」

男1「男は自分を被験者にしてくれと願い出た、もちろん大切に扱った」

男1「俺が着任したのはその辺りからだな」

男1「被験者の男は実に役に立った…正確にいえば役に立っているだな」

男3「ということは…」

男1「あぁ、で、その被験者の男を見ているうちに気付いた」

男1「一時期の記憶を改変するよりも、全てを改変する」

男1「そして、その夢の中で生きるのも一つ道だと」

男1「事実、希少な他の被験者は記憶の部分改変に適応できず」

男1「次々に死んでいった」

男3「ん…だとすると…」

男1「そうだ、仮想空間だなんだなんて全部嘘なんだよ」

男1「単に、1人だけの妄想の、夢の世界に閉じこもるだけなんだ」

男1「ただそこに自分の愛する人、かけがえのない人は必ず登場する」

男1「妄想の世界なんだからさ」

男1「だから仮想空間でまた会えるーとか言っておけば問題無いだろう?」

男1「ただ、現実世界と近い生活ができるようリミッターも設けてある」

男1「自分の未来を見失う者もいるだろうから、人生のプリセットも用意した」

男1「そうだ、天国なんだよ、天国への入口だ」

男1「ただな、」

男1「もうすぐ起こる小惑星衝突、終末で地表にある全ての建造物は破壊される」

男1「その時に夢の世界も全て終わる、なんせ脳も破壊されるのだから」

男1「もちろん、肉体的な痛みは伴わない、静かに消滅するんだ」

男1「素晴らしいだろう?」

男1「このカプセルがもっと早くできていればどれだけの人間が救われたか」

男3「そうか…」

男3「…で、あなたは一体どうする気なんです?」

男1「俺?俺はもうなにも無い」

男1「人類滅亡の瞬間をこの目でとらえないとなw」

男3「…」

男1「ただ…」

男1「こんな楽しい仕事に最後まで付き合ってくれた」

男1「被験者の男には何らかのお礼がしたいと思う」

男1「この男の幸せを叶えて、終わらせてやろう」

---




---

俺「ん?」

俺「メールが来てる…」

俺「…」

俺「…」

俺「そうか…」

俺「そうだったのか…」

俺「思い出した…」

俺「はは」

俺「ははは」ウル

俺「あは」ボロボロ




---

唯憂「ただいまー!!」




憂「あれ?」

唯「おにいちゃん出かけてるのかなぁ」

唯「せっかく2人で帰って来たのにね~」

憂「う、うん…」

憂(どこいったんだろう…)

唯「とりあえずさ、始めようよ!」

憂「…うん!」



---

俺「そうかぁ…」

俺「結局だめだったのかぁ…」

俺「はは…まぁそうだろうなぁ」

俺「でももう充分幸せだったかな」

俺「今日の23:59…」

俺「それまで頑張ろうかな」


『ただいまー!!』


俺「2人とも帰ってきたなぁ」

俺「言おうか…」

俺「…いや、言わないでおこう」



---

俺「うぃー…」

唯「あ!おにいちゃん!」

憂「おにいちゃん!?」

俺「あ…帰ってたのね」

唯「え~!あ、もしかして寝てたな!?」

俺「はは、ばれたw」

俺「」

俺「ところで、なにやってんの?」

憂「おねえちゃんとカレー作るんだぁ♪」

唯「憂の回復記念ぱーちーだよ!!」

憂「えっ!?」

唯「あはは、気にしない気にしないw」

憂「もーおねえちゃん早く言ってよぉ」

唯「えへへ、でも、一緒に作ろ?うい」

憂「うん♪おねえちゃん」

唯「そんな訳で、完成するまで待っててくれたまえ、おにいちゃん」

俺「おうよ!2人とも頑張れ!」



俺(これが最後かあ)

俺(よし)

俺「ちょっと出かけてくる、すぐ帰ってくるよ!」

憂「はーい!!」

ガチャ



俺「はは…」

俺「あーけいおん部の子らも呼ぶか?」

俺「いや」

俺「憂ちゃんもおねえちゃんと2人きりの方がいいだろうな」

俺「よーし」



---

唯「ねえねえ!?マシュマロと豆乳いれてみない!?」

憂「う…独創的だね…おねえちゃん」アセアセ

唯「どうかな!?おいしそうじゃない!?」

憂「んー…じゃあちょっと、いれてみよっか?」

唯「やったー!ありがとううい~」チュ

憂「///」

憂(他の少し量増やしておこうかなぁ…w)

唯「おいしくなるといーね!!うい!」

憂「おねえちゃんが作るんだから、きっとおいしくなるよ♪」

唯「へへへ、ういもだよぉ」



---

俺「よし、こっからここまでを買い占める」

俺「ありがねはたいて買占めだ」

俺「大人買いなんて初めてだ…」

俺「冷凍庫に入りきるか心配だな」

俺「クーラーボックスも買っとくか」

俺「憂ちゃんの好物が分からないのが唯一の悔いだな…」

俺「まぁいいや、レジレジ」



唯「おおー?」

憂「いい香りだね~」

唯「まだ?」

憂「もうちょっとかな…」


唯「まだ?」

憂「もうちょっと…」


唯「まだ!?」

憂「え、あ、そろそろいいかなぁ」

唯「おおおお」



俺「ただいまー!」

憂「おかえり♪」

憂(おにいちゃんこんなに…)

憂「もうカレーできたよ♪」

俺「おお!待ってました!」

唯「ういー!よそっとくよぉ」

憂「うん!」



俺(17時…余裕だな)


俺「よいしょ」どん

唯「なぁにー?それ?」キラキラ

俺「これ?夕飯終わるまで秘密w」

唯「えー!なんだろうなぁw」


憂「じゃあ、おにいちゃん、おねえちゃん席ついて♪」

唯俺「はーい」


唯憂俺「いただきまーす!!!」



唯「うおおおおーー!!」キラキラ

唯「ほおおおおおーー!!」

憂「おいしいねー!」ニコ

俺「うぅぅ…」グス

唯「おにいちゃん!」

唯「おいしすぎて感動しちゃいましたか!?」

俺「…しちゃいました…」ポロ

唯「でしょおー!!」

唯「ういとわたしのがっさくだもん!!」

唯「おいしいに決まってるよぉ!!ね、うい!?」

憂「うん!!」

憂「おねえちゃんもいーっぱいアイデア出してくれたしね!」

唯「うんうん。これはういとわたしの愛の結晶だよ!!」

憂「///」

俺「愛の結晶…ほんとおいしいれす…」TqT

唯「ふふふ、どんどんおかわりしてね!」

憂「おねえちゃん、おかわり!」

唯「よっ!!」

憂「エヘヘ」

唯「うい、もしかしてもっと辛いほうがよかった?」

憂「ううん、ちょうどいいよ!」

唯「よかったぁ」



20