俺「おいおい」

憂「おねえちゃん、まだ寝ててね…」

俺「やれやれ…」

俺「もう辛くない?」

憂「…うん、もうすっかり」

俺「…ぶりかえすとまずいからまだ横になってな」

憂「はぁーい」



---じしつ

俺「はぁ頭いてえ…」

腕時計「ブァーン」

俺「お?」

腕時計「ブァーン」

俺「おおおおお!!」ボワー

俺「なんだこれは…」ボワー

俺「力がみなぎってきた…」ボワー

俺「…」ジー

フワフワ フワフワ

俺「…」クイッ

ドーン!!

俺「ミュウツーみたいになった…」



ドタドタドタ バンッ

憂「おにいちゃん!?」

俺「…」

憂「!!?」フワフワ

俺「…」

憂「キャアアアアア!!」ビューン

俺「大丈夫だよ」抱き

憂「…!?」

俺「憂と唯がくれたこの腕時計」

俺「なんか凄いことになったよ…」

腕時計「ブァーン」


憂「…」ガクガク

憂「キャアアア」ドタバタ

バタンッ



俺「逃げた…」

俺「まぁいい」

俺「…」

俺「…」フワフワ

俺「…」ビューン





完結編





---

老男「明日で最後か…」

老女「悲しいですね…」

老男「悲しい?私は楽しみだよ」

老男「生きてるうちに行けてよかった…」

老女「私はなんだか不安で…」

老男「…どうせも先も長くない…」

老男「最後の、いや一生の希望だよ」




---

俺「おお…」フワフワ

俺「浮いてる浮いてる」フワフワ

俺「ほんとのふわふわ時間だな」

俺「」

俺「眠気も冷めた…」

俺「憂ちゃんはどこいったんだろう」

ガチャ ビューン



---ういのへや

憂「おねえちゃん!おねえちゃん!起きて!起きて!」

唯「……zz」スゥー

憂「おねえちゃん!!おねえちゃん!!」ペチペチ

唯「……ぅぃ…いたい……zz…」

憂「おねえちゃあああん!!」バシバシ


ガチャ

憂「…ぁ…ぁぁ…」

俺「…」フワフワ

憂「…ぁぁ!…だれk…」バタッ

俺「あ、気絶した」

俺「まだ熱下がって無いんだから…」

俺「ゆっくりしないと…」ヨイショ

俺「大丈夫だよ…」

俺「おやすみ」

ガチャ



俺「さて、なんか凄いことになったが」

俺「腕時計を外すと」カチャ

俺「力がひくわけか」シューン

俺「どうしようかな…」

俺「」

俺「猛烈な疲労感…」

俺「寝よう」



---翌朝

俺「静かだ…」

俺「腕時計は」

俺「」カチャ

俺「…夢じゃなかったか…」ボワー

俺「そもそもここが夢だもんな…」

俺「また倒れられもいけないから」

俺「外しておこう…」カチャ



---ういのへや

憂「はっ」

唯「憂、おはよー♪」

憂「おおおおねえちゃん逃げないと」ガタガタ

唯「ふぇ?」

唯「おぉおぉ、怖い夢見たんだねぇ」

唯「大丈夫だよー」ナデナデ

憂「おねえちゃんはやく…」アタフタ

ガチャ

憂「キャアアアアア!!」



俺「憂ー?」

唯「なんかね、ういが怖い夢見たみたい」ヨシヨシ

俺「大丈夫…?う」


バチン


俺「いでっ」

憂「…ぁ…ぁぁ」

唯「うい!?」

憂「…こないで……」

俺「…」

唯「大丈夫だよ、うい」ギュー

憂「…」ビクビク

俺「…落ち着いたら、ご飯食べよう」ガチャ



唯「うい、なにがあったのかおねえちゃんに教えて?」

憂「…おに…おにいちゃんが…浮いてて」

憂「…」ガタガタ

唯「おー…よしよし、大丈夫大丈夫」ギュー

唯「おねえちゃんが守ってあげるからね」ギュー



俺「ちょっと失敗したな…」

俺「流石にあれはまずかった」

俺「夢ってことにしてくれればいいんだけど…」

俺「」

俺「おかゆ作って持って行こう、そうしよう」

俺「はぁ…嫌われた…」



唯「おにいちゃーん」

俺「はいはい?」

唯「昨日の夜、なんかあったのー?」

俺「…唯さ、」ゴソゴソ

俺「これつけてみ?」

唯「??」カチャ

唯「ぉぉ…?」ボワー

唯「なんかすごい…」

フワ~

俺「おい!時計とって!」

唯「え!?は、はいとった」

ドッテーン

俺「いってぇ…」



---

『ドッテーン』


憂(え…)ブルブル

憂(おねえちゃん早く帰ってきて…)



---

唯「おぉ…これすごいねー!!」

俺(こういうキャラで良かった…)

俺「でさぁ、こんなんありえないじゃん?

唯「この腕時計の力だね!?」

俺「だぁ、ちょっと声デカい」

唯「う、うん」



---

唯「なるほどぉ」

俺「そういうわけだからさ、どうしようか」

唯「憂にも付けてもらうー?」

俺「まだ完全に風邪も治ってないし…」

俺「これでショック受けてまたぶり返されても困るからな…」

俺「このことはまだ伏せておこうか?」

俺「夢ってことしておけばなんとか…」

唯「いいよー♪」

俺「じゃあおかゆ持っていこう」



ガチャ

唯「ういー?」

憂「お、おねえちゃん…」ぬく

唯「大丈夫?これ食べて」

憂「あ…ありがとぉ…」

唯「…」

唯「ういさ、熱ですごいうなされてたんだよ」

憂「え…」

唯「昨日の夜ね、すごい怖い夢みてるみたいだった」

憂「…」

唯「おにいちゃんは普通だし、」

唯「おねえちゃんもいつも通りだよ」

唯「だから憂もゆっくりして早くよくなってね」

憂「…うん、ありがとうおねえちゃん♪」ニコッ

唯「じゃぁ、おねえちゃん学校行ってくるね」

憂「おねえちゃん…今日は…」

唯「?」

憂「…ううん、なんでもないよ」

憂「いってらっしゃい♪」ニコ



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