---りびんぐ
俺「おはよー」
唯「おはよー!」
憂「お兄ちゃん今日はねー」
パンッ パンッ!!
唯憂「お兄ちゃん、お誕生日おめでとう!!」
唯「パフパフー」
俺「あ…」
唯「はい!お兄ちゃんにプ~レゼ~ント~」
憂「じゃーん!」
俺「うでどけい…」
唯「つけてつけて~」
俺「おおう…」
唯「よっ!男前!!」
俺「うぅ…ありがとう2人とも…」ボロボロ
憂「お兄ちゃん…」
唯「よし、憂!行くよ!」
憂「え、うん」
憂「お兄ちゃん今日はお弁当いらないんだよね?」
俺「うん」
憂「じゃあ、ごめんね、学校いってくるね!ご飯食べてね!」
俺「ああ、いってらっしゃい」
憂唯「いってきまーす!」
俺(ああ、俺が起きるまで待っててくれたのね…)
俺「これいくらぐらいすんだろう…」モグモグ
俺「人の優しさがかえってつらい…」
俺「なんでこんな幸せなことになったのか逆に怖いな」
俺「今日はなにしよう」
憂「お兄ちゃん泣いてたねー」
唯「嬉し泣きだよきっとー!」
憂「そうだといいけど…」
唯「にしてもさ、憂のプレゼント作戦大成功だったね!さすが私の妹!」
憂「エヘヘ///」
唯「そういえばプレゼントで思い出したけど~……」
俺「今夜寝たら今度はもうほんとに」モグモグ
俺「こっちに帰れなくなるかもしれない」
俺「今のうちに新しいパンツを補給しておかないと…」モグモグ
俺「毎晩あんなことすんのは絶対無理だからな」
俺「…にしてもパンツェ…どこにいったんだよ…」
俺「よし」
俺「食べ終わったら行動開始だ」
---ういのへや
俺「失礼しまーす」
俺「ちょっと前なのになんだか懐かしい感じがするな」
ガチャ
俺「いっぱいあるけど、どれにすべきか」
俺「…」
俺「なんかすんごい心苦しいぞ…」
俺「誕生日に腕時計をもらい直後に下着泥の兄貴」
俺「なんて最低なんだ俺」
俺「もう今は無理だ」
俺「ここでやれば罪悪感がずっとついて回る気がする」
俺「それも憂の顔を見る度に」
俺「絶対無理」
俺「別に今日の夜までなんだから」
俺「どうにかなるよな」
俺「散歩でもしてくるか」
俺「マラソン大会のルートでも歩いてみよう」
俺「そのあとはけいおん部員の家でも巡って」
俺「モデルは確か京都なんだっけ」
俺「修学旅行回も取材先が近くて便利だったんだろうなw」
俺「ふわぁ~あ」
---ゆうがた
俺「すっかり暗くなってきた…」スタスタ
俺「近くの楽器店でも覗いて帰るか」
俺「お」
俺「あの女子高生集団は軽音部の」
俺(中に入っていくべきか見守るべきか…)
俺(よし、唯から声をかけてもらおう)
俺「~♪」
唯「あ!お兄ちゃん!」スタスタ
俺「お、唯と軽音部のみなさん」
律紬梓「こんにちはー!」
俺「あれ?」
澪「」
俺「こんにちは」
澪「こ、こんばんは」
俺「あ、もうこんばんはだなーw」
俺(電話帳にはあるが案外普通な間柄なのかな)
唯「お兄ちゃんなにしてたの?」
俺「ああ、散歩した帰りにここに寄ったんだよ」
唯「へー」
俺「唯たちは?」
唯「これからギー太のりぺあお願いにいくんだよぉ」
唯「終わるまでみんなとお茶するんだー」
俺「へぇー楽しそうじゃん」
唯「お兄ちゃんもおいでよー!」
俺(…)チラッ
澪「…」
俺(いかない方がいいな)
俺「んー今日はいいやw」
俺「また今度な」
唯「えーなんでなんでー」
澪「ホッ…」
俺「もうだいぶ暗いしそんな長居すんなよーw」
唯「はーい」
律「じゃ行こっか」
唯「じゃーねー」
---ガチャ
俺「ただいまー」
シーン…
俺「あれ?憂はまだ帰ってないか」
俺「なんか腹減ったなー」
俺「一緒についていっても良かったかな…」
俺「まぁ今食べたら夕飯食べらんなくなるしな」
俺「今日はなんか用意してくれるかもしれないし」
俺「待っとこ」
最終更新:2012年05月07日 22:40