唯「あああぁぁぁ……!!!!」

唯「信じてたのに……あずにゃんのこと信じてたのに……!!」

唯「ああああぁぁぁ………」



律「あーあ、マジ泣きだ」

澪「唯はどうしたんだ?」

律「なんか梓に彼氏がいたみたいでさ」

律「今ショック受けてるところ」

律「まぁ高校生になったら彼氏の一人や二人くらいいるって」

唯「違うよりっちゃん……あずにゃんは彼氏なんかいちゃいけないんだよ……
  ゆいあず法に違反してるんだよ……ああああぁぁぁ……」

律「なんだそりゃ」

澪「梓に彼氏かー…全然気付かなかったな」

律「彼氏とのプリクラが流出しちゃったみたいでさ。
  で、それを唯が見つけて問い詰めたら実は……っていう」

澪「そんな感じはしなかったけど。私達には隠してたって訳か」

律「そりゃあバレたら唯がショックを受けるってのは簡単に予想つくだろ」

律「あともう一人も……」チラッ


紬「ざけんなよ……ちくしょう……」ゴスッゴスッ

紬「けいおん!にそういうのはいらねぇんだよ……クソが」ガスッガスッ


律「な、もう目がイッちゃってるだろ?」

澪「だから今日はティータイム無しなのか…」

律「ムギがあんな状態だからな」

唯「ああああぁぁぁ………」ボロボロ

紬「彼氏だと……?舐めてんのかコラァ……!!」ゴスッゴスッ

澪(今日の音楽室はカオスだな……)



梓「あ、あのー…こんにちは」

律「おー梓、お前よくここ来れたな」

紬「ああっ!?」

梓「ひっ……!!」

紬「おいてめぇ、何してくれてんのや!!」ガシッ

紬「お前のせいでよう、こちとら商売あがったりなんやぞ!?
  ゆいあずみおあずりつあず全部終わってしまったがな!!」ブンブンブン

梓「やっ…やめてくださいムギ先輩……」

紬「てめぇ自覚あんのか!?私達を騙してたっていうよぉ!!指詰めるだけじゃすまさねぇぞ!!」

律「おいムギ、その辺にしとけって……梓泣きそうだぞ」

律「唯もムギになんか言ってやれよ」

唯「あずにゃんはビッチあずにゃんはビッチあずにゃんはビッチ………」ブツブツ

律「こっちは再起不能だな」

澪(自分で入れたお茶もうまいなー…)ズズッ



律「ムギ、そろそろ落ち着け」ガシッ

紬「離してりっちゃん!!私は…私は許せないのよ……!!」

梓(た……助かった……)

律「で、梓はいつから付き合ってたんだ?隠すことなかったのに」

紬「はぁ?いや男と付き合うってことからまずあり得ないから隠すとかマジないから」

梓「2年くらい前からです……」

紬「はああぁぁぁ!?」

紬「え、じゃあ何!?あの時もあの時もあの時も実は彼氏がいたのに
  唯ちゃんや澪ちゃんとキャッキャウフフしてた訳!?
  は?マジで!?あり得ないあり得ないあり得ない」

紬「私はそれ見て興奮してた訳!?はっ、とんだピエロだわ!!」

紬「お前なにしてんの!?このアニメのコンセプト考えろやぁ!!!」ダァンッ!!!

梓「ひっ……」

律「ムギ落ち着けって!!この線よりこっち側来ちゃダメだからな」

律「梓、お前はとりあえず私のそばにいろ」

梓「はっ、はいです」

紬「りっちゃんはいいの!?
  そこのクサレビッチとりつあずっていう新たな可能性を見い出してたじゃない!!
  私はそれを見て『――けいおん!……なんたる奥の深さよ』って感動してたのよ!?」

律「まぁそれは……しょうがないっていうか」

紬「はっ……!?ちょっと待って…もしかしてあの時……
  私と梓ちゃんが音楽室で二人きりになって…幸せだった時も…
  あずむぎ来たな!!って思ってた時も…実は彼氏がいたって訳……?」

梓「……はい」

紬「おまっ…ちょっ……!!越えちゃいけないライン考えろよ!!!
  いやマジで……それはちょっ…嘘
  …はあああぁぁぁぁぁ!!!???お前ちょっと表でろやぁ!!」

梓「こ、怖いです律先輩……」

律「心配するな、大丈夫だから」

紬「おまっ……!!またそうやってかわいこぶりやがってよぉ!!!
  もう私のレーダーは反応しねぇんだよ!!!分かってんのかクソがッッ!!!」

梓「ひっ……」

律「まぁまぁ」

紬「分かった……分かったわ……一つだけ確認しておきましょう」

紬「梓ちゃんは処女?それとも非処女?これだけは正直に答えて」



梓「……非処女です」



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