唯「こっちこそありがとうだよ~」
紬「私もみんなと旅ができてとっても楽しかった・・・」
澪「私もだっ」
紬「・・・もっと一緒に景色をみていきたい・・・」
律「そうだなー!」
紬「・・・」
さとみ「・・・むぎさん」
紬「?」
さとみ「むぎさんの旅の意味・・・教えてくれる?」
星奈「・・・」
緑「・・・」
純「・・・」
さわ子「・・・」
和「・・・」
憂「・・・」
律「・・・」
澪「・・・」
唯「・・・」
梓「・・・」
紬「みんなと、もう一度、出会うため」ニコ
梓「!」
さとみ「そっか・・・うん、ありがと」
紬「うふふ」
律「むぎが持ってきたひよ子もあるぞー!」
緑「・・・」モグモグ
純「なにも言わずに食べてる!?」
さわ子「もみじ饅頭食べたわよ・・・」
唯「いいよじゃあ食べなくて」プクー
憂「アイス溶けちゃいましたね」
澪「デジャヴだな」
和「なによそれ・・・」
星奈「ケーキおいし~」モグモグ
梓「たい焼き5個全部食べたのにまだ食べるんですか!」
紬「あ、りっちゃん・・・愛さんのお守り・・・ありがと~」
律「ご利益あっただろ?」
紬「あったわ~」ニコニコ
和「律が風邪ひいたのよね」
星奈「雨にうたれたの?」
和「降っていなかったわね」
律「降ってないけど、降ったんだよっ」
憂「温泉から出た後でしたね」
さとみ「律さんの言葉の意味分かる」
緑「分からないんだけど・・・」
さわ子「DVDで見たわよ」ズズー
星奈「DVD!?エレナの!?」
憂「そうですよ」
星奈「見たい!」
梓「ここにTV無いですから」ププッ
星奈「・・・」グリグリ
梓「・・・離してくださいっ!」
唯「今避けれたでしょー!」
梓「・・・」
星奈「じゃあ貸して!」
律「いつ返すんだよっ!」
星奈「だって、見たいんだもーん」
さわ子「後でポータブルDVDプレーヤー持ってきてあげるわ」
星奈「さっすがみんなの先生だ、話分っかる~」ルンルン
さわ子「ふふ、あなたも見所あるわね」キラキラ
緑「・・・」
唯「あ、DVDお家にあるんだよ~」
星奈「そんな・・・」
緑「・・・」
紬「緑さんがっかりしないで~」
澪「してたんだ!?」
和「さすがね・・・」
憂「持ってきてますよ」
緑「・・・」
梓「あ、感情隠してる」
純「・・・どうして分かるのか・・・・・・」
さとみ「名古屋のシーンとは別にあるの?」
唯「そだよ~。仙台から大阪までだよ」
さとみ「それはぜひ見たいな・・・。焼き増ししたらいいんじゃない?」
緑「さとみ・・・」
さとみ「いえいえ」
律「暗号が交わされたのか?会話が成り立ってた風だけど」
澪「焼き増しはダメだっ!」
紬「あらあら」
星奈「ちぇー」
紬「あ、さわ子先生に大阪の異人館で買ったお土産です。どうぞ」
さわ子「あら・・・わざわざ買ってきてくれたの?」
紬「みんなで選んだの~」
律「日ごろのお礼を兼ねてな」
澪「そうです」
唯「うん!」
梓「ですよ!」
さわ子「この一体感・・・なにかあるわね・・・」
律澪唯梓「「「「 」」」」ギクッ
緑「押し付けあってた・・・」
律「こらー!!」
澪「今のはひどいぞっ!」
唯「どうしていうの!」
梓「むぎ先輩が選びましたよ」
さわ子「りっちゃんと澪ちゃんと唯ちゃんは今度着せてあげるわ」
律澪「「 なにをっ!? 」」
和「梓・・・隠れたわね・・・」
さわ子「羽のガラス細工・・・。いいじゃない」
さとみ「きれい・・・」
唯「喜んでもらえてなによりだよ!」
星奈「純ちゃんが持ってるそれも同じお土産なの?」
純「え、あ・・・はい。ベースのガラス細工です」
星奈「なんか、普通だね」
純「普通じゃないでしょ!」
和「・・・タクトよりいいじゃない」
唯「そんな・・・」グスグス
憂「わたしはアコーディオンですよ」
星奈「おぉ、なんか憂ちゃんっぽいね!」
憂「ありがとうございます」ウキウキ
さとみ「褒め言葉なの?」
さわ子「そういえば秋子ちゃんは?」
紬「私の為にいろいろしてくれて・・・とても助けられました」
さわ子「そう・・・。あの子落ち着いたらバランスよくなると思うんだけどね」
緑「それに気づいたみたいだから・・・」
さわ子「へぇ~」
和「あの子が・・・」
律「風音は?」
紬「阿蘇山へ行ったわ」
澪「そっか・・・」
星奈「?」
緑「あの子は・・・とっても強い・・・」
紬「うん・・・。出来れば一緒に行きたかった」
梓「むぎせんぱい・・・」
緑「一人で乗り越えられる・・・大丈夫よ・・・」
さとみ「・・・へぇ」
和「・・・へぇ」
緑「・・・なに?」
さとみ和「「 別に・・・ 」」
梓「ブフッ」
緑「・・・」ワシャワシャ
梓「ちょっ、なんでですか!?」
さとみ「・・・」ピョンピョン
梓「髪で遊ばないでくださいっ!」
紬「あらあら」ウフフ
さわ子「さとみちゃんはどうなのよ?」
さとみ「えーと、推薦を断りました」
和「へぇ、そうなんだ」
純「おぉ・・・」
さわ子「それはまたどうして」
唯「漫画家になるんだよね!」
律「ちげえよ、脚本家だ」
澪「作家だ」
さとみ「そうです」
さわ子「推薦先の大学は文学部なかったの?」
さとみ「ありますけど、憧れている作家がいた大学へ変更したんです」
さわ子「なるほどね~」
梓「・・・すごいです」
さとみ「ありがと」ニコニコ
星奈「いろんな人がいたんだね~」シミジミ
律「あぁ・・・、みんな輝いていたよ」シミジミ
唯「そうだね・・・、私たちはダイヤの原石だよね」シミジミ
さわ子「どういう意味よ」
純「若いって事です」
さわ子「なんだか修治くんのポジションに入ったようね」
純「はは・・・」
憂「ひきつってるよ」
さとみ「そういえば修治くんと律さんって似ているよね」
星奈「そういやそうだね」
律「・・・」
星奈さとみ「「 あ、ごめん 」」
律「謝るなよ!どっちにも失礼だよっ!」
紬「あ、さわ子先生」
さわ子「ん?」
紬「鳥羽さんと愛さんゴールインしました~」ニコニコ
憂和さわ子「「「 えっ!? 」」」
律「いや、してねえ!・・・してほしいけども!」
純「愛さんって誰ですか・・・?」
澪「松本の温泉と教師ごっこに出ていたよ」
純「あー、あの人が・・・なるほど」
和「修治・・・やるわね」キラン
さわ子「へぇ~、お似合いかもね~」
憂「そうですね」キラキラ
紬「知っていたんですか?」
さわ子「気にかけていたようだったからね」
紬「おぉー」
律「どうしよう・・・星奈」
星奈「うん・・・」
唯「・・・苦しいよ」
さとみ「・・・はぁ」
澪「そろそろ梓が・・・」
梓「むぎせんぱいっ!」ダキッ
紬「あら?」
梓「・・・っ」
ギュウ
紬「うふふ、ありがとう」ナデナデ
梓「・・・」
星奈「つばさちゃん以上じゃないのかにゃ~」ニヤニヤ
憂「・・・」ジー
純「メロンフロート買ってこようか?」
梓「」ギクッ
紬「はい、唯ちゃん・・・」
唯「おぉ、みらいちゃんのストラップ!」
紬「ありがとう」
唯「いえいえ~」
紬「心強かったわ~」
唯「よく分かんないけど、良かったよ!」
和「みらいはTVに出るようになったわ」
純「前以上じゃないですかね」
律「そうなのか?」
さわ子「順調ならいいじゃない。今度映画見に行きましょうか」
唯「もちろんです!」ビシッ
緑「誰?」
純「TVくらい見なきゃダメですよ」
和「そうね」
緑「・・・気が向いたらね」
律「てか、名古屋のライブ見に来ていただろ緑!」
緑「あ・・・」
澪「忘れていたのか・・・」
緑「キーボードの音が・・・」
さとみ「なるほど」ニヤリ
さわ子「へぇ~」ニヤニヤ
緑「別に・・・」
憂「えぇと、紬さんの演奏に注目していたって事ですか?」
和「ずばりね」
唯「そうだったのか~。でもネットの動画を見ればいいんだよ」
星奈「え!?そんな事してたの!?」
梓「最先端技術に弱そうですよね」ププッ
唯「・・・」ダキッ
ササッ
唯「どうして・・・?」
梓「・・・」ズズー
和「煽るのはどうしてかしら・・・」
紬「澪ちゃん、カメラありがとう」
澪「・・・むぎ、カメラの現像って・・・」
紬「さっき出してきたわ」
律「楽しみだな!」
唯「うん!」
星奈「札幌から撮ったんだよね~」
梓「稚内からですよ」
緑「稚内・・・」
さわ子「じゃあ11枚?」
紬「記念写真は12枚です」
さとみ「夢の崎で撮ったものね」
純「最終駅の名前ですか?」
紬「そうよ~」
さわ子「オシャレな名前ね」
紬「ブレスレットも・・・」
澪「うん・・・」
スチャ
紬「とっても支えられた」
澪「そっか・・・」
緑「・・・」
紬「ありがとう」
澪「エレナと小麦がいたからだよ。私一人じゃなにもできなかった」
さわ子「人ってそんなもんよ」
律「一人じゃなんにもできねえよ、澪みたいにな」ニカッ
澪「そうだぞっ」
純「あれ・・・」
和「反発すると思った?」
最終更新:2011年09月13日 20:58