唯「オラァ!」
澪「やめるでござるwwww拙者悪いスライムじゃないでござるwwwwww」
澪「ふぅ、魔物ごっこも飽きてきたな」
紬「みんな、お茶が入ったわ」
唯「オラァ!」
紬「ンア!」
紬「お茶を乗せたおぼんが床に落ちたけれど、カップは割れずに無事だったわ。奇跡」
澪「よかったよかった」
唯「オラァ!」
カップ「ガチャーン」
梓「いい加減にして下さい唯先輩!」
唯「オラァ!」
梓「ォンッ」
澪「唯のやつ、もはや勘弁ならん」
律「やめろ!」
澪「律、何故とめる」
律「間違っていたのは私たちの方さ
ある日突然、人の背中を見ると蹴り上げてしまう様になった唯」
律「それを私たちは、言葉で制止し、それに逆らう唯を言葉で虐げてきた」
律「でもさ、それは間違いだったんだよ。言葉なんてものは何の意味を持たない。大事なのは心」
律「それを理解できない私たちに、唯はずっと蹴ることで訴え続けていたんだ
大事なのは言葉じゃあなく心、音楽を始めたばかりの唯が一番良く分かってたんだ」
律「語るのならば態度で、背中で語れってさ」
澪「そうだったのか」
律「唯、今まで悪かった、そして私の想いを感じて欲しい」
そう言って律は、静かに唯に背中を向けた
唯「オラァ!」
律「ォンッ」
最終更新:2011年09月11日 15:20