憂「…」シュボッ(マッチに火をつける

唯「うーいー、火遊びは危ないよー!?」

憂「…へへっ久しぶりに外に出られた」ニヤリ

唯「!?」

憂「ククク…この小娘は意志が強すぎて困るぜ」

唯「うわああああん、憂がおかしくなっちゃったよぉ」ポロポロ

憂「俺は憂じゃねえ!!影羅様だ!!」


唯「わけがわからないよお…」グスッ

憂「火を見る事で現れる憂に眠っていた魔族の人格だ!」

憂「へへへ…久々にひと暴れしたくなったな、いっちょこの町でも焼き払ってやろうか」ニヤッ

ぎゅううぅぅ

憂「!?」

唯「いやだよー憂ー、もとの優しい憂にもどってよおおお…」ひっく

唯「うーいー、魔族なんかに負けないで…」グスッ

憂「お姉ちゃん、ごめんね…」ニコッ

唯「ういー!元の戻ったの?」

憂「い…いまは影羅を押さえつけるだけで精一杯だ…よ…」ガクガク

唯「そんな!憂…」

憂「わ…私はもうすぐ完全に影羅に支配されちゃうの…」

唯「うわああああああああん」ポロポロ


憂「な…泣かないデ…オネエチャン…」ブルブル

憂「私が影羅に完全に支配されちゃったら…この町はあいつにメチャクチャされちゃうよ…」

唯「えぇぇ!?わ…私…どうしたらいいの!?」

憂「そうなる前にお姉ちゃんの手で私を…ぐはあっ!!」

唯「憂!!」

憂「小娘め最後まで抵抗しやがって」ニヤリ

唯「で…出たな影羅め!ういを…憂を返せ!!」

憂「…クククッ無駄だ、奴の魂は六道に帰依し今は魔界の最下層を彷徨っている頃だろう」

唯「そんな…ああああ…」ガクッ

憂「悪いが諦めるんだな…へへへっ…」



唯母「晩御飯できたわよー」

憂「ほう…町を破壊する前に飯を食っておくのも悪くないな」

唯「うーいー…うーいー…」ヒック



唯母「今日の晩御飯は春巻きよ♪」

唯「うい…うい…」グスッ

憂「こいつはうまそうだな…くくっ…」

唯母「あんた達…何があったの…」


憂「さっそくいただこうじゃねえか」

ガバッ


春巻きを手掴みでムシャムシャ食べる憂

憂「久々の飯だぜ(笑」


ボカッ

憂「!?」

唯母「お行儀悪いでしょ!?きちんと食べなさい!!」

憂「なんだてめえ…この影羅様に逆らうつもりか! 」

ボカッ

憂「うええ~ん、ごめんなさ~い!」




それは憂が中学2年生のときのお話でした…

それから!

憂が影羅に憑かれる事はなくなりました。
でもたまに思い出したりもします。


梓「ごめんなさい唯先輩、晩御飯までおじゃましちゃって…」

唯「いいっていいって~♪うーいー、今日の晩御飯な~に~?」

憂「春巻きだよ、おねえちゃん♪」

唯「春巻きといえば…影羅を思い出すね、うーいー」ニコッ

憂「なッ!」

梓「影羅ってなんですか?唯先輩?」

唯「ああ、私達が中学生のときn

憂「あああああああ!!!!うわああああおおおオオオオオオオっ!!!」

憂はこの話をするととても恥ずかしがります。
影羅は憂とは関係ないはずなのになんでだろう?

憂「もうっお姉ちゃんのいぢわるー!」

唯「えへへー」


おしまい!