【# プロモ!】


唯「今日は長い仕事になりそう……テンション下がるわ」

紬「テンション下がるのはこっちだっつの。よりによって今日に生理うつしやがって…マジウザイ」

唯「あ?風邪じゃあるまいし。つか勝手にうつっただけじゃん、人のせいにしないでくれる?」

澪「まぁ、うつったら嫌なのは分かるけどな。予測日とズレるから、アレ用意してないこと多いし」

梓「しかも一回ズレちゃうと来月から時期がバラバラになっちゃうんですよね。ホント死ねます」

紬「酷いときは一ヶ月に二回くるときもあったわ。あれマジ面倒」

律「元の周期に戻るのにしばらくかかるしな」

唯「ふーん。私は割りとすぐ戻るわ」



律「そんで、今日は過去のプロモの撮り直しだったな」

澪「梓がいなかった頃の曲のプロモも、梓加入バージョンとして新しく撮るからな」

唯「何でわざわざ中野のためにって感じなんだけど。面倒だし」

梓「こっちだって別に頼んでないですよ。文句なら企画者に言うことですね」

律「もう少しでHTTの三周年記念だから、過去曲を全部撮り直した新プロモとして発売するからな。
あとはプライベートビデオとかの映像特典いれるらしいし」

唯「うげ。またプライベートビデオかよ……あれ嫌なんだよね。ずっと一日中、ストーカーされるし」

紬「お風呂とトイレ以外、ほぼ撮られてるし本気でイライラするわ」

澪「ホントにプライベートビデオは苦痛だよな……神経使うし」

律「あぁ、ずっと怖がり屋なキャラ(笑)保つの大変だもんな。
ささいな事でもいちいちビビらなきゃいけないんだろ?ご苦労なこった」

澪「は?別に全然怖くない事にまでマジビビリするの大変なんだからな。ただ明るいキャラ作ればいい律とは苦労が違うんだよ」

紬「田井中は楽でいいわよねー、テキトーに騒いどけばキャラ保てるんだから。ちゃちい仕事よね」

唯「言動の一つ一つ、それにボーッとしてる時の表情や仕草まで天然キャラ保たなきゃなんないとか……無理だろ普通。クソだるいわ」

梓「私、思わずカメラマンに舌打ちしちゃった事あるんですけど、そのシーンだけ見事にカットされてました」

澪「みんなあまり気を抜くなよな。バンドやメンバーの悪い噂なんてすぐ広まるんだから。 そしたら世間のイメージ悪くなるだろ」

律「あ、私もバス停で『ダルイ。疲れた。早く終わってビール飲みてー』って言っちゃった事あるわ。
まだ明るいキャラだから違和感なかったみたいで、カメラマンからは疑われなかったし助かったけど」

唯「あぁ、だからあそこのシーンちょっとツギハギになってたんだ」

紬「あそこの編集だけ不自然だったしね」

律「言った瞬間、そこだけカットされてたからな」

澪「唯はアイスアイス~とか、ギー太ぁ~とか言わなきゃなんないもんな」

唯「何それバカにしてんの?24時間、ずっと天然の演技しなきゃいけない身にもなりなよ。どんだけ神経使うと思ってんの?」

律「だよなー、平沢は大変だよなー。ずっとブリッコしなきゃいけないもんな、お気の毒~。
私だったら自己嫌悪と恥ずかしさで一日も耐えらんないわ。ホントよく毎日平気で生きてられるよな~」

紬「ま、平沢は天然演技だけが取り柄だもんね。アイスぅぅ~~とか超似合ってるし」

梓「ずっと語尾に☆でも付けてろって感じです」



梓「そういやプロモといえば、NO Thank Youのプロモですけど」

唯「あぁ、田井中が前髪おろして媚びはじめたヤツね」

紬「前髪おろさなきゃ人気出ないんだから仕方ないんでしょ。察しなさい可哀想に」

律「あ?文句言うなら前髪おろせって提案したヤツに言えや。それに嫉妬は見苦しいんだよ」

唯「あのプロモの服ってダサくない?制服じゃないほう」

律「あー、めっちゃダサイと思う。何なのあれ?誰が選んだわけ?」

紬「よくあんなダッサイ服、衣装として持ってくるわよね。センス疑うわ……」

唯「今回以外にも、結構アレな服多いしね」

律「まず私たちの年齢が着る服じゃないしな」

梓「まず色合いがダサイですよね。同じ服にしても、もう少し色が違えばマシかもって思いますし。
秋山さんの服とか一番ダサかったです」

紬「それぞれ五人分の衣装渡された時、みんなドン引きしてたわよね」

唯「だって五人とも、あんなにダサい服渡されるとは思わなかったから」

律「まぁ仕事だから仕方なく着たけど。カメラに撮られるたび死にたくて仕方なかったわ」

紬「私の衣装も大概だけど、秋山のはマジヤバかったわ」

律「オバハンくさかったよな」

梓「はい。壊滅的にダサかったです。擁護できません」

紬「んで、今日は何のプロモ撮り直すんだっけ」

梓「Listen!!を撮り直すみたいですよ。わざわざ三周年記念だからって新しく撮るみたいですね」

澪「わざわざ撮り直すなんて大変だよな」

紬「ていうか振り付けとかウロ覚えなんだけど。もう覚えてないし」

唯「あ、私もウロ覚えだわ」

律「中野加入バージョンを撮るのが一番の目的なら、撮り直すのはCagayakeとかだけで良いのにな」

梓「本当、面倒くさいですよね」



律「あー。Listen!!って言えば……秋山、キモかったな」

紬「あの昭和テイストの蟻ね。あの髪型とメイクは……正直、ないww」

澪「軽々しく貶すなよ。どんだけ恥ずかしかったと思ってるんだ?」

梓「というか前からずっと言いたかったんですけど……」

紬「何?トイレの大に行きたいって?」

梓「秋山さん、あの曲歌ってて恥ずかしくありません?」

澪「なんで?」

梓「え……本気で言ってるんですか?頭おかしくなったんですか?」

唯「どの辺りが恥ずかしいんだよ。歌詞?」

紬「それなら秋山の歌詞のほうが恥ずかしいと思うけど」

梓「あの……さっきから本気で言ってるんですか?いくらなんでも冗談ですよね?」

澪「ううん。話が全然見えてこない」

梓「分かりました……そこまで言うなら歌ってあげます」

律「いや誰も歌ってとか頼んでないけど」

梓「放て!ぱっしょーなー わーたしたちーー!」ダダンダダンダン

律「うわ…なんか歌い出したし…」

唯「しかも中途半端なとこからかよ…」

梓「これーが ぷれしゃすはーびーーーーー!!」



唯「で?」

梓「まだ分からないんですか?あまり私に言わせないでほしいんですけど、恥ずかしいので」

唯「あんたこそ大丈夫?頭弱いの?別に変なところは無いじゃん」

梓「秋山さん、もう一度だけ。最後にもう一度だけ聞きますよ」

梓「この曲歌ってて本気で恥ずかしくないんですか?ていうか、本当にまだ分からないんですか?」

澪「私には梓が分からないよ」

梓「そうですか……おめでてー頭ですね」

澪「え、何この言われよう…」

梓「じゃあ続き、歌います」

澪「いや口で説明しろよ」

梓「歌うよー!とれじゃーはーびーーーーー!!」



梓「りーーーーーーーつーーーーーーーーーー!!!!!」

梓「とか毎回叫んでて恥ずかしくないんですか?」

律「いや律じゃなくてリッスンだし」


《# プロモ! 完》