―――――
そして無事に学園祭でライブが始まった

ライブには、先生を含め、学校中の全員が体育館に集まった。


律「凄い数………」

澪「は…恥ずかしい」

紬「唯ちゃんの為にも、全力で演奏しましょ。」

律「そうだな……じゃあ、やるか!!1、2、3、4!!」




――――――――
ライブは終わり体育中のみんなが泣いていた。

澪「ひぐっ…みっ…んな……ぇぐっ…ありがとう…」

律「…………ぅえぇぇん………」

紬「………しくしく…」

律・澪・紬(唯・・・・)




――――病院

澪「私達の演奏だ。聴いてくれ、唯……」

カチッ


~♪
~~~~♪


唯「・・・・・」

律「……びぇぇぇ」

紬「………」

唯は目覚めることは無かった。




―そしてあっという間に時は流れ、5年の月日がたった。

軽音部のメンバーは学校が違っても毎日唯の所を訪れ、ライブでの演奏を聴かせていた。

澪「私達は大人になってしまったけど……唯はあの時のまんまだな……」

紬「そうね…」

律「お願いだから戻って来てよ唯…」


唯「……………」ドクン ドクン

律「?」

紬「唯ちゃん……!」

澪「苦しそう……っ……」

律「早く緊急用のボタンを……!」

ビィィィ


ダダダダ

医者「どうしたんですか!?」

医者「っ………」

医者「………唯ちゃんは今まで頑張りました…けど…もう……
   ……最期を見届けてあげてください………」

律「そんな………唯…行っちゃダメ!!」澪「え………」

紬「そんな…唯ちゃん!!死なないで!」

唯「っ!!……っ!!!」ドクン ドクン

ピーーーーーーーーーーーーー



医者「…ご臨終です………」


律「唯………ゅ……ゅ……唯ーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

澪「唯ぃぃ………………」

紬「……びぇぇぇん………」

医者「………」



プッ……プッ………プッ……プッ



医者「…え?」



唯「…………っ…………………」

医者「唯ちゃん……」

律「…ぐす………唯…」

澪・紬「…びぇぇぇん…唯ぃ…」

医者「みんな…唯ちゃんは助かったよ。」

律「………先生、そんな嘘やめてくだい……」

医者「今は眠っているだけ。奇跡だよ…これは…みんなの思いが通じたようだね。」

律・澪・紬「え……?…本当?」




―――――数時間後

唯「………ん」ピク


律「zzz…」

紬「唯…ちゃん?」

澪「……唯?」

唯「………み…みんな…」

ビィィィ

律「!!」


ダダダダ

医者「どうしたんだい!?」

澪「先生!唯が目を!!」

律「んぁ…え?」

医者「そうか、目を覚ましたんだね…本当に、頑張ったね……唯ちゃん」




――――――――

ガラガラ

和「唯が目を覚ましたって!?」

憂「お姉ちゃん……っ!!!」

律「へへっ速攻連絡したよっ♪」


唯「みんな……ぐすっ………」

澪「唯の為に頑張って来て良かった……」紬「ふふふふ♪ぐす…」




―――――

和「私、唯の事故を聞いたとき死のうかと思ったのよ…」

唯「涙が止まらないよ…」

憂「っ……お姉ちゃんっ」ガバ

唯「苦しいよぉ…うぃぃ…」

律・澪・紬「良かった……本当に……」


唯「夢でみんなの声、聞こえてたよ!!」

律(口調変わってるなぁ)

唯「みんなありがとう!!本当に大好き!!!」


憂「私も、お姉ちゃんが事故に会った時、死のうかと思った。
  でも、お姉ちゃんがそれじゃ悲しむって律さんが言ってくれて………
  それで……ぐすん……」

律「真っ当に生きれて良かったなっ!立派だぞっ」



唯「みんな…………ありがとう…私も頑張るね!!!」


――その日みんなは一晩中語り合った




唯「私、今幸せだよぉ」

唯「てか、5年も寝てたのかぁ……そりゃみんな変わるね……」

律「唯は変わってないけどな!!大きさ」

唯「私、一生のお願いがあるんだけど…」

みんな「ん!?」


唯「みんなでまたバンドしよ!?和ちゃんも憂も!」


律「いいね!」

澪「私もやりたい」

紬「ほぁぁ…」

和「私、何もできないけど…」

憂「わ、私も…」

唯「じゃあツインボーカルで良いんだよ~」

みんな「楽しみだな、唯!!!」

唯「うん!!!!みんな頑張ろうね!」



全員「ククク・・・軽音部か・・・・」












436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 15:51:51.60 ID:qIfS/lJiO

皆さん、支援と保守本当にありがとうございました。
ここまでやれたのも皆さんのおかげです。

ご愛読ありがとうございました。

何か聞きたいこととかありますか?




438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 15:53:28.73 ID:1vjOEuCp0

>>436 
邪鬼眼じゃなくなったって一体・・?



443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 15:57:21.28 ID:qIfS/lJiO

>>438 
時は経てば誰でも変わります
このままじゃダメだって思ったんでしょう。
唯は実は、全部冗談で感動のあまり口調が普通に戻っちゃったんです。

ってことにしてください




444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:00:21.90 ID:hdzz2yAw0

唯の周りの人間ってほんとにいい奴だったなwwwww



445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:00:51.60 ID:q4X7lYufO

>>443 
ククク・・・・確かに・・・・。真に力を持つ者ならば事故になど逢わぬからな



446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:07:16.91 ID:3aHP2hKi0

三部まで唯をカイジに変換しても楽しめます




448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:08:43.01 ID:qIfS/lJiO

>>446 
色んな楽しみ方があるんですね
カイジは盲点でした



450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:12:36.78 ID:qIfS/lJiO

ご愛読ありがとうございました。




時の狭間へ消えます
どうもありがとうございました



459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 17:33:37.05 ID:qIfS/lJiO

あ、梓の存在忘れてた





最終更新:2011年08月29日 17:24