――――――合宿終了直後

唯「ククク…貴様ら……さらばだ………」

律「じゃあまた!」

紬「学園祭頑張りましょうね♪」

澪「じゃあなっ」

唯(人間とは………面白いものだ…
  さあ……帰るか……休息の地へ……)


ププーー!!!!!!!!!!


律「唯!!!!!」

澪「危ない!!!!」

紬「唯ちゃ


キキーッ………ドンッ!!

―――――



唯「…………………」


律「あ…あ……ゆ……い…」

澪「………キャーー!!!」

律「唯ーーーー!!!!!」

紬「大変…は、早く救急車を呼びましょ!?」



―――――――

唯は轢き逃げされてしまった。
唯は跳ねられ頭を打ってしまった。
なんとか一命は取り留めることができたが、
意識は戻らなかった。所謂植物状態のようだ。




―――――病院

律「ぅっ…うう……なんで……ひぐっ……なんで…」

唯「…………」

澪「…しく…しく…」

紬「………」

唯「…………」

律「…唯……一緒に武道館目指すって言ったじゃないか…!!!
  なんで…なんでこんな事になるんだよ!!
  返事しろよ……唯!!唯……」

澪「………っ律……しくしく…」

紬「りっちゃん………」




―――――夜

三人はずっと泣いていた。


医者「……君達、気持ちは分かるんだけどもう帰った方が…」

律「てめぇ………医者なんだろ……」

医者「??…あぁ」

律「なんで唯を助けれなかったんだよ!!!
  医者なんだからそれぐらい出来るだろ!!!
  私達は武道館に………武道館に行くって……約束したのに!」

医者「最善は尽くしたんだ…本当に申し訳ない」

律「早く唯を助けてよ!ねぇ!お願いだから!なんでもするかr

澪「律!!!もう、やめるんだ……」

律「………ごめんなさい……ひぐっ……」

医者「精一杯頑張ったけど無理な時は無理なんだよ……
  君達、唯ちゃんの為を思うならもう帰った方がいい……」

律「………ぐすん…」

澪「……はい…」

紬「…」




―――――深夜

憂「………貴様…何故……」

和「…くっ………」

憂「地獄の…神よ……貴様は何故姉に牙を向けた……」

和「…………唯よ…貴様の復活を…心から願っている……」

和「貴様、今日はもう帰るぞ………」

憂「ああ…………」




―――――

そしてその日から毎日、軽音部のメンバーは、見舞いに来ては泣き、
見舞いに来ては泣きを…繰り返していた。それは憂も和も一緒だ。

そして、夏休み最後の日が来た。




――――病院

澪「唯………お花持って来たから…置いとくね…?」

律「唯……ぐすん…戻って来てよ……唯ぃぃ…」

紬「………ひぐっ…」

澪「今日で夏休み最後だな…学園祭どうしよう……」

律「…やるしかないよ!唯の為にも」

紬「しくしく……えぇ」

澪「みんな……!!」

澪「明日先生に全部言おう…!!」




――――翌日 学校

律「って事なんです……」

澪「…お願いします…!」

教頭「へぇ、気の毒なもんですね。
  あ、平沢さんは死んだも同然だし居ないってことになりますね。
  つまり三人なので廃部です。ライブはしては行けません。」

律「て………てめえ!」

紬「……な…なんとかなりませんか?」

教頭「なりません。用が済んだのなら早く教室に戻りなさい。」

律「く!!」バッ

紬(りっちゃん…抑えて!気持ちはみんな一緒よ…
  今ここで手を出したら、ライブどころじゃ無くなる!)

律(わかったよ……ごめん…行こう)




――――
律「くっそ~腹立つなぁ…あの糞じじい…もう無理やりにもやってやろうぜ!」

澪「うん……悔しいもん…」

紬「ですね…」

澪「でも音楽室使えなくなった」

律「無視無視。使っちゃえ!」

澪「でも危険過ぎるよ…」

律「じゃあ他にどんな手が」

澪「…私に考えがある。」

律「ん?」

紬「なぁに?」


澪「学校中のみんなに、唯のこと話そう。  教頭のことも…」



―――――

軽音部のメンバーは学校中の生徒に言って回った。



生徒1「最低………」

生徒2「唯ちゃんが………」

生徒3「みんなで抗議しましょ!」

………………


生徒2685「教頭許さないよ!」




そしてこの騒動を聞きつけた先生一同。
みんな教頭への怒りを露わにした。


律「さぁ、みんなで教頭に抗議に行こう!!!」

―――――――



…………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………………

↑生徒達



バンッ

律「教頭先生!!!!」

教頭「?…君らは本軽音楽部の……ええ!!何これ…」


生徒全員「教頭先生!この子達に学園祭でライブをさせて上げてください」

先生全員「私達からもお願いします。」


教頭「………!!だ、だがねぇ、廃部してるんです。だからもっと有意義に、別の方法でですね」

生徒全員「この人達に学園祭でライブをさせてあげてください!!」

先生全員「私達からもお願いします。」



教頭「………勝手にしなさい。私はもうこの学校辞めます。」

全員「っしゃあああああああ!!」




9