―――機関

ガチャ!!!
スタスタスタ!!

唯「む……黒い月が舞い降りたか……」

澪「合っっ宿をします!!」

唯「合……宿?」

澪「そう!もうすぐ夏休みだし」

律「もしかして海!?それとも山とか!?」

澪「遊びに行くんじゃありません!バンド
  の強化合宿!朝から晩までみっちり練
  習するのっ!」

唯「ククク………着ていく衣を選ばなければな…漆黒のコートにするか…」

律「水着も買わないとな~」

澪「聞けーーーーーー!!!!」



―――――

澪「夏休みが終わったらもうすぐ学園祭で
  しょ?」

律「学園祭…?」

澪「そう、桜高祭の軽音部のライブと言えば、
  昔は結構有名だったんだぞ?それなの……にぃ…」

律「学園祭…っ!」

唯「……クク……高機関の学園祭は素晴らしいとあの世界で耳にしたことがある………」

律「模擬店っ!!」

唯「豪炎に焼かれし…そば!」←焼きそば

律「たこ焼きっ!」

唯「ククク……!!」

律「はははっ」


律「はいはーい!私メイド喫茶がやりたい!!」

唯「なん……だと……怪物の館ではないのか…?」

律「むっ…メイド喫茶!!」

唯「……怪物の館!!」

律「メイド喫茶っ!!!」

唯「く………怪物…の……館!!!」

律「も~メイド喫茶の方が絶対いいって!!」

澪「………むぅぅ!」

ゴン!!!!

律「なんで私だけ…っ」

唯「なに?……頭から月が出てきた……」

律(たんこぶだよたんこぶ!!!)

澪「私達は軽音部でしょ、ライブをやるの!」


ガチャッ

紬「ごめんなさい、遅れちゃって………ん?」



律「ふぐぅ~……いてて…」

紬「マドレーヌ………食べる?」



―――――

澪「なぁ…ムギはどう思う?
  いくら慌てずやって行こうっていっても、一度も合わせたことないなんて…」

律「」モグモグ

紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

唯「……6回」ボソ

紬「行きましょうっ?是非!みんなでお泊まりするの、夢だったの~」

唯「………ククク………そうなのか」

律「それじゃあ、海にする?山にする?それとも…」

澪「だから!バンドの強化合宿って言ってるだろ!!」

律「へへへっ…」


唯「だが……金額はいくらぐらいするのだ……?」

律「そうだぞぅ?」

澪「っはっ…」


澪「ム、ムギ……」

紬「はぁい?」

澪「別……荘とか……」

紬「ありますよ♪」


律(あるんかい!!!!wwwwww)




――――――

憂「姉よ……………」

唯「……ぐぅ~…」zzz

憂「そろそろ目覚めてはどうだ……それに
  貴様……それは私のパジャマだ……」

唯「もう……少し…」

憂「ククク………しょうがない奴だ………
  はあっ!!!!」ズブリ

唯「っぁぁああああ!!!…はっ!」

憂「ククク…目覚めたか……ではさらばだ……」


唯「………く…」

ブーブーブー

唯「む?黒髪の堕天使からか……」ピッ


澪『…おはよう』


唯「」(しまった…寝坊だ)




―――――

唯「すまない………本当に……」

律「あれだけ寝坊するなって言っておいた
  のに…」

唯「ククク…ワクワクしてうまく寝ることが出来なかったようだ……
  この世界の人間は実に面白い…」ボソボソ

律「ったくぅ小学生かよっ」

澪「いや、そうでも無いみたい」

紬「すぅすぅ……」zzz


唯「富女……貴様はお泊まりするの夢だと言っていたからな………ククク…」

紬「デュフッデュフフフフッ………ゲル状がいいわぁ…」zzz

澪「ゲル!?」

唯「ククク……どんな夢を見ているのだろうな…」

律「よし、写真に収めようぜっ」

唯「よせ、富女が可哀相ではないか……」

律「思い出思い出っ!」

唯「フッ……地に堕ちるか……」


ピピ…カシャ!

紬「んっ………あ、ごめんなさい」

唯「ククク…目覚めてしまったではないか………」

律「へへっ悪い悪い。でさ、そろそろ教えてよ~、別荘ってどこにあるんだぁ?」

紬「ふぁ…?……えっと~…もうすぐ♪」


トンネルを抜けると澄み切った青空と蒼い海があった


唯「…………!!!」

律「すっげぇ!」

澪「海か~!」

紬「はい、海♪」

律「うはぁ~…ごくり…唯っ!!」

唯「ククク!!良いだろう…!」


律「せぇっのっ!!」

ガバッ!

二人は電車の窓を全開にした


唯「ククク………クハハハハ…!!!潮の匂いだ!!!
  生命の力に満ち溢れている!!!
  そして全ての大地が私と共鳴している!」

律(なんだそれwwwwwww)

律「うはwwwwwww」

澪「!!っだから!遊びに来たんじゃな

律「あーーーーーーーーーーー!!!」

唯「フハハハハハハハハハ!!!!!」


澪「ぅぅ………………」



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