人間って嫌な生き物だなー。相当性格悪いよね人間って。
あれ?私が性格悪いだけかな?まぁどっちでも良いや。

なんかさ、好きだった人が手に入るとさ。虐めたくなるよね。


唯「う、うい~」モジモジ

憂「なに?今忙しいんだけど」

唯「ご、ごめん…あの…のどかわいた…」モジモジ

憂「え~痛いのいやだな…」

唯「ごめんなさい…何でも言うこと聞くから…お願い…」ハァハァ

憂「何でもいうこと聞いてくれるの?」

憂「じゃ~…お手!」

唯「はい!」タシッ

憂「よしよしエライエライ」ナデナデ

唯「えへへ」

憂「それじゃあ次は…お座り!」

唯「はい!」ポフ

憂「私が良いって言うまでそのままだよ?お姉ちゃん」

唯「わ、分かった…」ハァハァ

憂「じゃ、ばいばーい」

唯「え?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



憂「ただいまー!」

唯「あぁ!うい!帰ってきてくれたんだね!うい~!!」

憂「どうしたの?」

唯「ういが痛いの嫌だから、私のこと嫌いになったのかと思ったよ~!」グスグス

憂「え?嫌いだよ?」

唯「え…き、きら…?」

憂「おねえちゃんなんか大嫌い」

唯「う、うそだ! 嫌だよ…そんなこと言わないで…」

憂「嫌い嫌い嫌い大っ嫌い! 」

唯「いやだぁ!やめてぇ!」

憂「じゃあね、ばいばーい」バイバイ

ガシャーン

唯「うわああああああああああああ!!!!!!」

憂「ひ! …う、嘘だよ…あはは」

唯「ほんと!? ねぇ! ずっと一緒だよね!?」

憂「う、うん…ごめんね…」

唯「グス…ひどいようい…怖かったんだよ?」

憂「ごめんなさい…」

唯「…ちょっとこっち来て…」

憂「うん…」

唯「うい靴下脱いで」

憂「何で?」

唯「良いから脱いでよ!」

憂「は、はい…脱いだよ?」

唯「…足の親指の爪取っていい?」


憂「え…な…何で?」

唯「ういが逃げたら怖いから…」

憂「に、逃げないよ…」

唯「怖いんだもん…ういが行ってからずっと泣いてたんだよ…?」グスグス

憂「え…うぅ…と、取らないとダメ…?」

唯「グスン…お願い…」

憂「…分かった…良いよ?」

唯「ありがとう、うい…」

唯「…」ベリ

憂「うああ!」ビクン

唯「血だ!血がいっぱい出た!」チューチュー

憂「あぐぐ…」

唯「うしし、もう一本行くからね?ういが悪いんだからね?」

憂「う…うん、私が悪い…」

唯「えい!」ベリ

憂「ぎゃう!」ビクン

唯「うい~立ってみて~」

憂「わ、分かったよ…お姉ちゃん…」ヨロヨロ

憂「い! イテテ…」ヨロヨロ

唯「えい」ドン

憂「あああ! お、お姉ちゃんやめて!」

唯「あはは、ういはもう逃げられないねぇ よかったよかった。 ね?」

憂「う、うん…良かった良かった…」



唯「ういー血―」

憂「ちょ、ちょっと待ってね…」

唯「待てない!手出して!」

憂「ど、どうするの…?」

唯「指ちぎるの」

憂「! ま、待って!それはやめて!」

唯「なんで? 手も壊さないと、ういがにげちゃうよぉ」

憂「だ、だめ! そしたらお姉ちゃんにご飯作ってあげられなくなっちゃう!」

唯「良いじゃん。そんなの」

憂「嫌だ! お姉ちゃんの役に立てないんだったら死んだほうが良い!」

唯「死ぬって言うなぁ!」

憂「死ぬ!死んだほうが良い!」

唯「黙れ!黙らないと手ちぎっちゃうよ!」

憂「ひ! ごめんなさい… 」

唯「もう! じゃあ包丁取ってくるから。手首出しといて」

憂「はい…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



唯「んふー!んふー!」ジュルジュル

憂「おねえちゃん…はぁ…はぁ…」

唯「ジュルジュル」

憂「も、もうやめ…はぁ…はぁ…」

唯「ダメ、ういが立てなくなるまで吸い続ける」ジュルジュル

憂「あうぅ…おねえちゃん…気持ち悪くなってきた…」

唯「ジュルジュル」

憂「うぇ…うぅ…げぼぉ…」ベチャベチャ

唯「あ!ういが吐いちゃった!お顔拭いてあげなきゃ!タオル持ってくる!」パッ

憂「…はぁ…はぁ…はぁ…」ドサ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




唯「ういの血おいしいよ、ジュルジュル」

憂「…よか…った…は…ぁ…はぁ…」

チュンチュン

唯「あれ?もう朝だ!」

憂「…え…?…まだ…まっ…くらだ…よ?」

唯「学校行ってくる!あ、そうだ!うい縛っとかないと!」

憂「…ち…こく…しちゃう…よ…?」

唯「ダメだよ! ういが逃げちゃうもん! グルグルグルグル」



唯「ふん!」ギュー

憂「…ぐぅ…きつ…い…よぉ」

唯「我慢して! じゃあ行ってきます!」タタタ

憂「あ…お…べんと…ご…めん…なさ…い」

憂「はぁ…は…ぁ…はぁ…ぁ…ぁ…は………」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…

唯「グスグス…」

憂「う…おねえちゃん…?」

おねえちゃんが泣いてる…

唯「うい! ごめんね、私ういに酷いことを!」ダキ

憂「良いの…私も酷いことしちゃったから…」ギュ

良かった…仲直りできた…

唯「うい…体冷たいね…」

憂「ご、ごめんね…冷えちゃった…」

唯「ううん、私があっためてあげる! ほら!」ギュ

憂「あったかい…」

おねえちゃん、おねえちゃん

唯「あったかあったかだよ」

憂「うん…あったかあったか…ふふ」

あったか あったか 



はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ

憂「…う…?…あ…れ…?」ガタガタガタ

夢か… 寒い…

憂「はぁ…はぁ…はぁ…うぅ…グス…」ガタガタガタガタ

おねえちゃんどこ? どこに行ったの?

今何時なの? 目が見えないよぉ

憂「…ふ…うぅ…グスン…あー…うあぁああぁあ…」ボロボロ

いやだよ おねえちゃん帰ってきて 怖いよ 寒いよ

憂「ああぁあぁあ…あああぁあぁあ…」ボロボロ

おねえちゃんとあったか あったかしたい かえってきてよぉ



唯「ただいま!」ガチャ


!!


ドタドタドタドタ

唯「うい!」

憂「お…ねえち…ゃん…グス」

唯「うい! やっぱり指折らせて! ふぅふぅ! やっぱり手壊さないとヤダ!」

憂「ヒック…おねえ…ちゃん…わたし…のこと…きら…いになった?」

唯「違うよ…嫌いだったらこんなことしないよ! 好きだから壊さないと逃げそうで怖いんだよ!」

憂「わたしも…おねえ…ちゃんがす…き」

唯「壊していい?」

憂「う…ん…」

唯「折るよ…」

唯「…」ボキ

憂「ぐ!…もっと…もっ…とこわして」

唯「壊すよ、めちゃくちゃにしてういが絶対に逃げられないようにする」

憂「う…れしい…あいし…てわた…しを…」

唯「…うん」

唯「…」バキボキ

憂「ぐぅ…!」

憂「だい…すき…おねえ…ちゃん」

唯「憂、全部折るから」

憂「う…ん…」



トンちゃん「ひぃぃいぃ!!」

唯「と、トンちゃん!?」

トンちゃん「もう無理だぁ!怖くてみてらんないよぉ!」ガタガタ

唯「えっと…え?トンちゃんなんでいんの?」

トンちゃん「電話! 電話かしてくだせぇ!」

唯「はい、電話」

トンちゃん「ピ・パ・ポと」

Prrrrrrr

澪『よお、どんな感じ?』

トンちゃん「ダンナ!あっしはもう無理です!帰ります!」



紬「ハプニングだわ~」

律「あんたが安易に渡すから…」

澪「うわ、憂ちゃんこの手じゃしばらく家事できないな…」

憂「…」

トンちゃん「家事ならあっしにまかせてくだせい!」

澪「ああ、まかせた」

トンちゃん「それじゃあ夕飯でも作ってきますぁ」ヨチヨチ

唯「……グス」

憂「…おねねちゃん…ごめんね…」

唯「あ、謝るのは私の方だよ!…グス…うい…ごべんなざい…」

憂「うふふ…おねえちゃん…寒いからあっためて…?」

唯「うん…」ギュ

憂「ああ…温かい…」

トンちゃん「のわーーー!!」ガシャーン

澪「な?使えないカメだろ?」

律「分かってんなら使うなよ…」

唯「わ、わたしが夕飯作ってくる!」

憂「だめ…おねえちゃんは私をあっためてるの…!」

唯「で…でも…」

憂「めっだよ…ふふ」

唯「あぅ…あっためます…」

律「よしよし、その調子」

憂「ふふ…あったかあったか」

唯「あ、あったかあったか…」

おねえちゃん あったかい… だいすき…


おまけおしまい