澪「よお律」

律「おっす澪」

澪「今度はちゃんとお見舞い来てやったぞ」

律「あぁ、それでこそ親友だ」

澪「ところで梓は?」

律「そこの隅っこで拗ねてるよ」

澪「まぁ2回も病院送りにしたんじゃ、普通は申し訳なくて顔もあわせらんないよな」

律「まぁまぁ。もう私は何回も許したって言ってんのに聞かないんだよ」クスクス

澪「梓は頑固なやつだからな」クスクス

梓「が、頑固じゃないです…」

律「頑固だよ ふふ、まったく…」

澪「まぁ元気そうで良かったよ。じゃあな」

律「おいおい、せめて3分は居ろよ!これじゃノーカンだね!」

澪「チッ……」

律「…」

澪「…」

律「…」

澪「…」

律「…」

澪「…」

トンちゃん「…はい!今3分!」

澪「じゃあな」

律「おう、お見舞いありがとうな」バイバイ

澪「ああ」バイバイ



律「…」

律「澪もひどいやつだな~」

梓「…」

律「はぁ…それにしても暇だな梓は喋ってくれないし」

梓「…」

律「そういえばあのネコ最近見ないなぁ、かわいかったのに」

梓「!」

律「もう一度あいつを撫でてやりたいな…」

梓「…」

梓「…にゃーん…なんちって…」

律「…」

梓(すべったー!!)

梓「…」ガックシ

律「はは、梓も同じくらいかわいいな」

梓「かわいくないです、こんな迷惑ばっかりかける後輩なんか」

律「ちょっとこっちこいよ、撫でてやるから」

梓「い、いかないです!ま、また噛み付くかもですよ!?」

律「ははは、別に噛んでもいいのに」

梓「…」

律「早く来いよ。部長命令だ」

梓「し、しょうがないですね」トコトコ

律「ほかく~!」ガシ

梓「にゃ!? び、びっくりさせないでください!」

律「いや~最初のころを思い出してね」ニヒヒ

梓「あぁ、あの時ですか…」

律「あんときは本当に可愛いのが入ってきた!って嬉しかったんだぜ?」ナデナデ

梓「そ、そうですか…それがこんなことになって本当にすみません…」

律「こらこら、撫でられながら謝るなよ」ナデナデ

梓「謝ります。謝り続けます。死んでお詫びします」

律「死ぬとか言うなよ~。これからもずっと一緒だぞ!」ナデナデ

梓「……」

すいません私本当に死にます。今までありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




紬「えーっと梓ちゃんがコウモリジャム食べてくれない件について」

澪「無理やり食べさせれば良いんじゃないか?」

紬「これって本人の意思で食べないとだめなのよ」

澪「どんどん設定が増えるな」

紬「私説明してばっかり!」

律「主犯だからしょうがないだろ」

澪「ジャム食べないと梓死んじゃうなー」

紬「それだけは嫌!りっちゃん!あなたしかいないの!」

律「う~ん、何で梓はコウモリジャム食べないの?」

澪「それはあれだよ、梓はお前のことが好きだからだよ」

律「関係あんの?死ぬのと」

澪「梓は優しい子だからさ…生き続けるってことは律の血を飲み続けるってことだから、もうこれ以上律を傷つけたくなくて死のうとしてるんだよ」

紬「欲望のままに純ちゃんの血を貪った澪ちゃんとは雲泥の差ね」

澪「…」

純「うふふ、欲望のままに貪っちゃってくださいな♪」



紬「で、りっちゃん?説得してくれるよね?」

律「全く…梓はバカだな… しょうがない!りっちゃん隊長が一肌脱ぐか!」

トンちゃん「よ! 律さん男前!」

律「へん! 惚れられた責任ってもんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




死ぬときは桜の木の下がいいなって思ってました。
全然桜咲いてないからすごく寂しいけど…

律「おーっす梓!」

律先輩の声がする…でも知らないふりしよ…

律「なに目瞑って体育座りしてんだよ~」ナデナデ

うぅ…なんで律先輩に撫でられるとこんなに嬉しいの?
辛いよ…

律「は~…また無視か?」

律「あ、そういえばさ、前に梓が女同士のキスはノーカンかって聞いたよな?」

律「あんとき朦朧としてたからついノーカンって言ったけど、あれ嘘だから!」




律「まさかファーストキスが梓となんてなぁ…ま、いいけどね!むしろ嬉しいぜ」ニヒヒ

律「でもなぁ…付き合ってもいないやつとキスしちゃったのはショック!」


!!


律「梓―!私の青春を返せー!」ユサユサ

梓「あ、あのときは律先輩を助けるためにしたんです!人工呼吸みたいなもんです!」

律「じゃあ…こうだ!…」ムチュー

梓「!!」

律「な!梓!私を付き合ってもない人とファーストキスしちゃった女にするつもりか?」

梓「どうすりゃいいんですか…もう…」

律「生きて私の恋人になってくれってことだよ!言わせんな!ジャム食えよ!死ぬなよ!」

梓「…グスン…なんでそんなに律先輩は優しいんですか…?」

律「優しくないよ、梓に優しいだけ。梓のこと好きだもん。」

梓「…グスン…」

律「あれ?もしかして梓私のこと好きじゃなかった? 片思いかー」アチャー

梓「ち、違うよ!」

律「違う?」

梓「…好き…大好きです…律先輩のことが…」

律「じゃあ…付き合ってくれるよな…? け、けっこう恥ずかしいの我慢して聞いてるんだからな…?」

梓「…ごめんなさい…恥ずかしい思いさせてしまって…つ、付き合います…私の恋人になってください…」

律「ありがとう…いい子だ」ナデナデ

律「それじゃあ…コウモリジャム食べてくれるよな?」

梓「はい…」

律「はいアーン」

う、それはちょっと恥ずかしいかも…

律「ほれほれ、食べろ食べろ」ニヒヒ

しょ、しょうがないですね!

梓「ぱく!」

律「よしよし、かわいいやつだな… 愛してるぜ?梓」

梓「わ、私もです…あ、愛してます…」





告白するときも桜の木の下がいいなって思ってました。
桜は咲いてないけど…律先輩がいるなら…




おまけおしまい



15