5月16日
純は血を飲ませてくれるやつとだけ思ってたけど、
少し好きになったかもしれない…
単純だしやかましいけど、私のこと好きでいてくれるし…
純のことを考えてるとふわふわした気持ちになる。
駄目だ!顔が赤くなってきた…


軽音部のみんなから梓が行方不明だって電話がかかってきた。
あいつはどうでもいい。




唯「うぅ…グス…あずにゃんどこいっちゃったの…?」

律「泣くな唯! 梓はきっと見つかる!」

澪「そうだ唯!あきらめちゃダメだぞ!」

、とでも言っておくか。
早くお茶が飲みたいな。

紬「ちょっと、澪ちゃん…」コソ

澪「な、なに…?」コソ

紬「なにじゃない!どこに埋めたの?」コソ

澪「な、なんのことやら…」コソ


律「おい、なに二人でコソコソ話してるんだ」

紬「ごめんねりっちゃん。ちょっと用事思い出して澪ちゃんとさき帰ってるわ!」

律「え?おい!」

唯「ひどい…あずにゃんがいなくなったっていうのに…」

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澪「イテテテテ!ムギ引っ張るなよ!」

紬「どこ!どこに埋めたの!?答えて!」

澪「なんのことだよ…」

紬「澪ちゃんが殺ったんでしょ!?」

澪「……今日も用事があるから部室帰らないと」

紬「…もう!」プクー

澪「ほっぺた膨らませても知らん。」

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唯「あずにゃんが帰ってくるかもしれない!」

律「まぁ落ち着け…今日はとりあえず帰ろう?な?」

唯「嫌だ!待ってる!」

澪「おい唯!梓が死んで悲しいだろうけど、お前まで取り乱したら梓は悲しむぞ!」

唯「グス…そうだよね…ごめん…」

律「え?梓死んだってどこ情報よ?」

そうだったー!どうしようどうしよう!

紬「澪ちゃん、シー! シー!」ニヤニヤ

ムギ楽しそうな顔するな!

澪「そ、そんなこと言ったっけ?聞き間違いじゃないか?」

律「聞き間違いか…」

聞き分けの良い律は私の最高の親友だ。

澪「とりあえず今日は帰ろう…」

律「ああ…」

唯「うぅ…グスグス」

澪「あ、私はちょっと用事あるから」

律「へいへい…」

トンちゃんに似てるな…そう思うとポイントダウン

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From純
Sub あの…
今日も待っててもらって良い…ですか?



From澪
Sub もちろん!
純のためなら何時間でも待つよ!




どうも!澪先輩に何時間でも待ってもらえる純です!
でもでも、私の方は澪先輩に一秒でも早く会いたいのです!
なので部活後のミーティングすっぽかして来ちゃいました!

さぁ!この階段を登ったら澪先輩が!


澪「純?」ガチャ

純「は!み、澪先輩超能力者ですか!?」

澪「ふふ、純の足音だったらわかるよ」

うわー!なんか微妙に嬉しい!
あれ?でもそれって私がドスドス歩いてるってことなのかな?
それだった微妙に落ち込む…

澪「? どうした?落ち込んだ顔して…」

純「ううん!何でもないですよ!」ニコ

澪「そっか。じゃあ帰ろうか」

純「はい♪」

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澪「今日も公園で話そうか…」

公園で話そうっていうのは、血が飲みたいっていうことの隠語でしょうか。

純「良いですよ♪」

私の血が飲みたいから、こうやって一緒に帰ってるのかな…
だとしたら悲しい…

純「あ、もしかして、また血飲みたいんですか?」

澪「良いの?毎日切っちゃうと痛いだろ?」

やっぱり血が飲みたいんだ…

純「でも、飲みたいんですよね?」

澪「ま、まぁな…」ゴクリ

純「私100人分の血と私1人とだったらどっち取ります?」

澪「えぇ? えーっと…」

ぐは!ショック…そこは純1人に決まってるだろ!って即答して欲しかった…
でも、良いですよ。私はそんなうるさい女じゃないですから。
即答しなくても良いですよー。

澪「え~と1000人分なら迷うかな…」

純「え」

ななななんですか!?それ!?
もう最悪…


純「グス…澪先輩ひどい…それなら血と付き合えば良いじゃん…」

澪「い、いや…そういうつもりじゃなくてだな…」アセアセ

純「もう知らない!」ダッ

澪「ま、待て!」ガシ

純「ちょっと!離してください!離せー!」

澪「ごめん!ごめんな!はいキス」チュ

純「…んむ… か、勝手にキスすんじゃねぇー!」ジタバタ

澪「えぇ!?」


純「もう先輩のこと嫌いになりました。私のこと血を飲ませてくれるだけの女としか見てないってことがよくわかりましたから!」

澪「違う!今は違うんだ!」

純「今? じゃあ前はそうだったんですか?」

澪「…」

なんでどんどん墓穴掘るの…?ほんとにバカな人だ…

純「もう別れましょうよ…こんなん嫌だ…」

澪「だめ、離さない。私が純のこと自身が好きだって分かってくれるまではな!」ガシ

なんで澪先輩がきれるんだよ…


純「知らない。私ここ動きませんから…」

澪「じゃあ、こうする!」グイ

うわぁ!お姫様抱っこ?澪先輩めちゃくちゃ力持ちなんだ…

澪「今日は私の家に泊まれ。命令だからな!」

純「…知らない…」ドキドキ

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純「いや~澪先輩の部屋初めて来ました!意外と可愛い部屋なんですね!」

澪「ちっ悪かったな…」

まだ怒ってるよ…
もう怒ってない私も変だけど。
ていうか澪先輩に掴まれてたところ思いっきり痣になってる…

純「それにしても、明日が学校お休みで良かった~着替えとか持ってきてないし」

澪「着替えだったら私の使っていいよ」ポイ

純「えへへ。澪先輩のパジャマゲット~。わお!大きいですね!」

澪「デカ女で悪かったな!」

うぅ…もう怒んないでよ

純「さっきから怒ってばっかり…澪先輩私のこと嫌いになりました…?」グス

澪「あ!ごめんごめん!ただ、自分に怒ってただけなんだ!泣かないでくれ!」

焦っちゃう澪先輩可愛い!

純「本当ですか?」

澪「本当だよ。だから泣かないで」ギュ

純「澪先輩やさし…」ギュ

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澪「まだ寝ないのか?純」

純「す、すいません…普段は寝付き良いほうなんですが…」

澪先輩が近くにいると、若干怖くて眠れません…

純「澪先輩が近くにいるとドキドキしちゃって…」

澪「私もドキドキしてるよ」

純「うふふ、本当ですか~?」

澪「ほ、本当だよ!信じてくれる?」

純「はい♪信じますよ。澪先輩が私自身が好きだってことも…」

澪「ありがとう…なぁ純、キスしていいか?」

純「…チュ…」

澪「…!」カァ

純「私からキスすること初めてですよね。ふふ」カァ

澪「純顔真っ赤だぞ…」

純「こんな暗いのにわかるはずないじゃないですか」

澪「最近暗くてもよく見えるんだ。純の顔もよく見えるよ。」

純「せ、先輩の顔はどうなんですか?」

澪「…ちょっと赤いな…」

ふふ、可愛い。

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澪「外すごい雨だな、純」

純「すー…」

澪「純?」

純「ムニャムニャ…」

寝たか…
2時…いつもならこんな時間だったら絶対眠いはずなのに、最近不眠症だ。

澪「…」

暇だ…喉が乾いてきたな…

澪「…」カチカチカチ

だ、駄目だ駄目だ!
せっかく許してもらったのに、また嫌われちゃうよ!

澪「はぁ…」


まぁ頭撫でるぐらいならいいよな。

澪「…」ナデナデ

ぬいぐるみみたいで可愛いな。
って言ったら怒るかな?


ヌチャっ ヌチャっ


ん?なんか足音が聞こえるな…


?「ふぅ~!ふぅ~!」


澪「!」

梓「み~お~ぜんば~い…」ガチャ


澪「シッ!せっかく純寝たところなんだから静かに」コソ

梓「す、すいません…」コソ

澪「家に帰っていいぞ」コソ

梓「あ、了解です…」コソ

梓…泥まみれで家に入ってくるのは勘弁してくれ…

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