唯「あ、あずにゃん」

梓「どうしたんですか皆さんこんなところで?」

律「いや、これはだな……」

梓「あれ? それって水着ですか? こんな時期に買ってどうするんです?」

澪「わ…私たちあしたからスイミングスクールに通うことにしたんだよ! なっムギ?」

紬「そうなのよ、最近横腹あらりが気になっちゃって!」

梓「はい?」

律「早い話がダイエットだ。 なっ唯」

唯「いや~私はいくら食べても太らないんだけどね~」

律紬澪(いやそこは合わせろよ)


梓「ところでスイミングスクールにしてはずいぶん派手な水着買いましたね」

梓「それじゃまるで遊びに行くみたいです」

律唯紬澪 ギクリ


律「そ、そんなわけないだろ。私たちの行くとこはあんまり細かいこと気にしないんだよ」

梓「そうなんですか? あっ、でも皆さん参加されるなら私も一緒に」

唯「それはダメだよ!」

梓「なんでですか?」

澪「梓にダイエットの必要はないよ」

紬「そうよ梓ちゃんにそれ以上スリムになられたら私たちの立場がないわ」

唯「そうだよ。あずにゃんは2人みたいに太ってないんだからさ」

紬澪 ピクッ

梓「そりゃ確かに私は澪先輩やムギ先輩みたいに太ってませんけど……」

紬澪 ピクッ

梓「せっかくなんで一緒n」

紬「ダメよ」

梓「――なn」

紬「あずさちゃんは太ってないんだから参加しなくていいの」ギロ

律(恐ぇぇ!)

紬「わかった?」

梓「……はい」


律「そうそう、言ってなかったけど次の部活は夏休み明けだから」

梓「えっ?」

澪「宿題やってない奴がいるんだよ」

梓「あっなるほど」チラッ

唯(???)

律「というわけで今日は解散な!」




帰り道

唯(しまった。あずにゃんと二人きりになってしまった)

梓「唯先輩きいてますか?」

唯「――え? なに?」

梓「もう」

唯「ゴメンゴメン。でなんの話だっけ?」

梓「だから、あした2人でどこか出かけませんか? せっかく部活もオフですし」

唯「あした?」

梓「はい、別に都合が悪かったら明後日でもいいですけど」

唯「ゴメン、あしたも明後日も都合悪いんだ」

梓「なら明々後日で――」

唯「ゴメンね。明々後日も都合悪いんだ」

梓「そう…ですか……」ションボリ

梓「そんなに宿題大変なんですか?」

唯「え? あ、うん。実はほとんど手つけてないんだ~」

梓「はぁ……なんだか唯先輩らしいです」




唯「うーいーただいま」

憂「お帰りお姉ちゃん」

唯(そういえば憂にはなんて言おうか……)

唯(やっぱり憂はあずにゃんの友達だし仲間外れにしたなんて知ったら怒るよね)

唯「憂、私あしたからムギちゃんの家で勉強合宿することになったんだ~」

憂「勉強合宿?」

唯「うん。3泊4日。だからその間はご飯いらないから」

憂「なんか気合入ってるね…わかったよ、困ったことがあったら連絡してね」

唯「うん」




出発当日

律「唯の奴遅いな……」

澪「大丈夫なのか飛行機って遅れたりしたら――」

紬「大丈夫よその時はうちのプライベートジェットで行けばいいわ」

律澪(やっぱり持ってるんだ……)


唯「ごめ~ん!」

律「唯、遅刻だぞ」

澪「まぁ飛行機には問題なく間に合いそうだけど、もうちょっと緊張感持てよ」

紬「まぁまぁ」




2日目

律「海が青いぜー!」

唯「イェーイ!」



梓「唯先輩勉強頑張ってるかなぁ」




3日目

紬「今日の夕食は家で用意したの」

律「すげぇ~」

唯「すご~い」

紬「ツアーのものはちょっとみすぼらしかったから」

澪(なにぃ~)



梓「唯先輩きっと勉強でお腹すかしてるよね。差し入れとか持って行っちゃおうかなぁ」




最終日

律「あ~楽しかった!」

唯「あっという間だったね~」

澪「ありがとうなムギ」

紬「いえいえ」



梓「夏休みも今日で終わりか。結局唯先輩とお出かけできなかったなぁ」ハァ




唯「う~い~ただいま~」

憂「お姉ちゃんおか――」

憂「お姉ちゃん?」

唯「え?」

憂「どうしたの? 真っ黒だよ」

唯「あ、あぁこれはねちょっと日焼けしちゃって……」

憂「勉強してたんじゃないの?」

唯「ええと……」

唯(どうしよう…とにかく話題変えなきゃ!)

唯「そ、そういえば憂に渡すものがあるんだ!」

憂「え? 何?」

唯「はいこれ。ハワイのお土産!」




憂「え?」

唯「え?」



唯「あ……(^q^)」




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