~田井中家

カチャガラガラ…

聡「ただいまぁ…」

聡「母ちゃーん…?」

聡「よし…母ちゃん買い物かな…姉ちゃんも部活あるしまだまだだろ」

聡「よっしゃ今のうちだ!」

聡「しかしなんの因果で自宅に泥棒みたいな真似を…」

聡「えーっと姉ちゃんの下着が入ってるのは~おっあったあった」

聡「……ゴクリ」

聡「そういえば最近姉ちゃんの下着ご無沙汰だったなぁ…」

聡「こんなチャンスあんまりないし…よーし!」

おもむろにスボンを下ろす聡
反り立った息子は今日も元気いっぱいだ
その愚息に手をかけようとしたその時


ガラガラ

律「あれ?開いてら、ただいまー」

聡「!?」



聡「お、おい!?マジかよ!?」

律「えーと着替え着替えっと」

姉の階段を上がる音が聞こえる
今から部屋に戻ってたんでは間違いなく見つかる
どんどん近付く足音
やべぇ、俺
絶体絶命

聡「そっ!そうだ!」



ガチャ

律「えーっと下着は2.3着でいいか」

ふー…間一髪セイフだぜ…
俺はベッドの下に身を潜める事で難を逃れた

聡(早く…行ってくれ…てか何で帰ってきたんだ…)

律「あれ?なんか配置変わってるぞ…」

聡(うげっ!)

律「っかしいな、まいっか」

聡(ほっ…)



そのまま姉ちゃんは足早に家を出てった
まったく息子の寿命が10年縮んだぜ

聡「さて続き続き」

聡「おっとその前に澪姉のパンツだな」

聡「えーっと~」がさごそ

聡「あったあった」

聡「あれ…?なんかちょっと違うような…」

聡「まいっか」

聡「あああああぁぁぁぁ澪姉ぇぇぇぇぇ姉ちゃぁぁぁぁぁぁん」

ビクンビクン


思春期の性欲はぱねぇ




──澪んち

律「澪~!」

澪「おーあがって」

律「みんなは?」

澪「もうちょっとかかるんじゃないか?」

律「そっか、晩飯とかどうする?」

澪「ムギが色々買ってきてくれるって」

律「ムギなら安心だな」

澪「前は唯に任せて闇鍋級になったからな…」

律「さーて、んじゃみんなが来るまで」

澪「り、律…」

律「ん?」

澪「あ、ありがとう…嬉しかったよ私」

律「何だよ急に?」

澪「その…私のためにここまでしてくれて」

律「ま、真顔で言うなよ!はずいだろ!」

澪「ふふっ」

律「へへっ」


ピンポーン

唯「澪ちゃ~ん!」

紬「遅れてごめんなさーい」

梓「ちょっと唯先輩!何ですかその大荷物!?」

律「おっ、みんな来たか」



その夜はムギの買ってきた牛しゃぶを食べ楽しいひとときを過ごした
そして時計の針も午前に傾きかけた頃

唯「ん~りっちゃん~わたしねむい…」

律「もうかよ?今からが大事だってのに」

唯「うにゅ~」

澪「唯、お風呂わいてるから入ってきていいぞ」

唯「そうする~」

紬「あ、じゃあ私もいいかしら?眠気覚ましに」

唯「うん~一緒にはいろ~ふぁぁぁ…」

律「梓も行ってこいよ、澪んちの風呂けっこ広いから」

梓「あ、ではお先に」


律「よし、じゃあそろそろベランダに餌を吊るそうぜ」

澪「餌言うな餌」

律「ほい澪、パンツかして」

澪「わ、私の使うのか!?」

律「当たり前だろ?」

澪「やっ、やだ!やだ!」

律「ったく…しょうがないな」

チー

澪「り、律の使うのか…?」

律「だってヤなんだろ?」

澪「ごめん…」

律「いいよ別に、えーっと」

がさごそぽろっ


澪「あ」

律「ん」


澪「おい律…これ…」

律「ん?ああ、澪とお揃いの持ってきてたか」

律「急いでて適当に掴んだからさ、まぁもうお揃いじゃないしそれ使っても──」

澪「これ私のだろ!?」

律「は?」



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