澪「このままじゃまともに歩けないな・・・唯たちは先に行っててくれないか」

澪の左半身は水風船のように肥大化し膨れ上がり歩くのも困難な状態になってきた

唯「澪ちゃん本当に一人で大丈夫なの?」

澪「ありがとう大丈夫だよ」

唯たちは澪の言葉を信じ先に行く事にした。



澪「先に行っちゃったな・・・これで人を気にしないでゆっくりいける」

澪はパンパンに膨れ上がった左半身をかばいゆっくりと歩いた

澪「トイレに行きたいな、一人でスカート下ろせるかな」

澪ははちきれそうなスカートを見ながらため息を付いた

澪「はぁ・・・やっぱり律にだけでも残って貰うべきだったかな」

澪「うっ・・もうすぐトイレだって言うのに左足の感覚が殆ど無くなってきてやばいな」

澪は壁伝いに手を付いて左足を引きずりながらトイレにやってきた

澪「うわっ!!なんだこれ!!か・・・顔が化け物じゃないか・・・・」

澪はトイレの鏡を見て驚愕した

澪「顔も膨れているのは分かってたけどこれはヤバイな、そう言えば左目殆ど見えなくなってきたな」

律「よお!」

澪「うわっ!!びっくりした、なんだ律か、何だよ先に行けっていったじゃないか」

律「やっぱり澪を一人には出来ないよ”アイツ”がまた来るかもしれないからな」


ちょろちょろちょろ~

律「おいっ漏らしてるぞ!!」

澪「何を?」

律「だからオシッコを・・・」

澪「・・・ははは、あ・・・足とか感覚が無くて気が付かなかった」

澪は自分が排泄のコントロールも失ってしまった事に愕然とした

律「今拭いてやるからな」

律はハンカチを取り出し尿で濡れた澪の足を拭いてあげた

律「なあ、パンツはどうする脱ぐか?」

澪「もういい、もういいよ律・・・私はもうだめだよここで死ぬよ」

律「何言ってるんだ!!みんなで一緒に助かるって言ったじゃないか!!」

澪「律・・・左足も左手も感覚が無いし左目も見えなくなったんだ」

律「じゃあ私が澪を背負ってやるよ、つかまれよ」

律は澪の左腕をつかみ引っ張った


ぶしゅっー

律「うわあっ!!み、澪平気か!?」

律につかまれた澪の左腕の皮膚が破け汁が出てきた

澪「ああ体丈夫、感覚が無いからな」

律「すまない澪・・・でも澪を置いてここから逃げるなんて出来ないよ!」

澪「でも早く逃げないと”アイツ”がまた・・・」


ガタッ!!


律「・・・なあ今音がしたよな」

澪「・・・した」

律「ちょっと見て来るわ、澪はそこで待っててよ」

澪「・・・あっ律待って!!」

律は澪を振り返らずに駆け足でトイレを飛び出して行った



それから10分ぐらい経ったが律は帰ってこなかった

澪「・・・りつ」

澪「よし確かめに行こう、右手と右足さえ動けば何とか移動できそうだな」

澪は床に這うように右腕と右足のみでずって移動した

澪「結構きついな、でも律の安全を確認しなきゃ死ねないしな」

澪はやっとのことトイレから出ると廊下を見渡した・・・

澪「律居ないな・・・んっ?」

澪は床が濡れていることに気が付いた

澪「・・・これは水じゃないな、あかい・・・血!?」

トイレを出てすぐの廊下には血溜まりが出来ていた

澪「なんだよコレ・・・律は何処に!りつーーー!!」

澪は叫び続けたが返事はなかった

澪「この血は律のじゃないよな・・・違うよな・・・りつ」

澪「いやだよ律、律がいなきゃ嫌だよ・・・」

澪は泣きながら這いずりあても無く廊下を移動した



廊下を這いずり移動し廊下の角を曲がると電気が付いている教室を発見した

澪「律・・・ここにいるのか」


「澪ちゃん大丈夫かな」

「大丈夫よ・・・きっと」


澪「唯達の声だ、律もきっと一緒に」

澪「おーい唯ードアを開けてくれ!!」

唯「うわぁ!!ムギちゃんまた誰か来たよ開けてもいいかなぁ?」

紬「だめよ、さっきの梓ちゃんみたいになりたいの?」

唯「でもこの声ぜったいに澪ちゃんだよ」

紬「だからさっきもそうだったじゃないの何度も同じ事言わせないで、絶対に開けちゃダメ!!」

澪「唯、ムギ、私だよ開けてくれ律も居るんだろ?」

唯「ムギちゃん本当に澪ちゃんみたいだよ」

紬「さっき来たのも澪ちゃんだったでしょ!!」

唯「うん、ちょっと窓から覗いて見るよ」

紬「もうどうなっても知らない!!」

紬は大声を上げて教室の隅にうずくまった

澪「・・・どうした?何があった?開けてよ、律がいるんだろ!」



唯は恐る恐る教室の窓から廊下を覗いた

唯「ひぃぃいい化け物!!!!!!!」

澪「唯どうした私だよ澪だよ」

唯「ムギちゃん廊下に化け物が!!」

紬「いやああ、もう嫌!!!」

澪「唯ーーー律ーーーー」

唯「ムギちゃんどうしようムギちゃんなんか叫んでるよどうしよう」

唯「ムギちゃんどうしようどうやって逃げるのムギちゃん!!」

紬「もうわかんないっ!!もう私達終わりなんだわ!!」



澪「どうしたんだよ・・・そうか私の顔を見て驚いたんだな」

澪は自分の左半身が想像以上に膨れ上がりまともでは無い事を確信した

澪「唯聞こえてるか私は澪だよ顔とか体が膨らんで
  誰だか分からなくなってるかもして無いけど澪なんだ信じてくれ」

澪「聞いてるのか唯!澪だよ開けてくれよ!!」

澪は長い時間叫び続けたが反応はなかった

澪「なんでだよ律に合わせてくれよ・・・りつもう一度会いたいよ・・・」



澪はいつの間にか教室の電気が消え教室の後ろのドアが開かれていることに気が付いた

澪「あいてる」

澪「・・・やっと聞こえたみたいだな律いま会いに行くからな」

澪は這いずりながら教室のドアに向かった

後ろのドアから教室に入った澪は教室を見渡したがさっきまで居たはずの唯たちは見当たらなかった

澪「おーい律ーーー唯ーーームギーーー」

澪「何で居ないんだよ、さっきまで居たじゃないか律どこに行ったんだよ・・・うっあれは・・・」

澪は教室の隅に大きな血溜まりを発見した

澪「さっきまでここに居たのは唯とムギだよな律は平気だよな・・・」

澪「いや唯やムギもまだ死んだって決まったことじゃない」

澪「りつーーー」

澪はあきらめて教室を出る事にした



ゴツッ!!

澪は何かにぶつかった

澪「ん?暗くて良く見えないけどあたたかい物が・・・」

澪は視力の残っている右目で転がってる暖かい物体を確認した

澪「・・・唯か?、ゆい大丈夫か!!どうしたんだ?何があったんだ!?」

唯「・・・やっぱり・・・・本物の・・・澪ちゃんだったんだね」

唯は声にならないよう小さな声で喋り続けた

唯「澪ちゃんを・・・・疑ってごめん・・・ね・・・
  澪ちゃん・・・の偽者には・・・・気を付け・・・てね」

そう言うと唯は喋るのを止め動かなくなった

澪「・・・ゆい」



澪「唯は”アイツ”にやられたのか?それだったら痕があるはずだが」

澪は唯の体を確認したがそれらしき痕は見当たらなかったが頭部に大きな凹みがあった

澪「”アイツ”ないのか?・・・そうだムギは何処に」

澪は紬も近くに居るか確認したが紬の姿はどこにも無かった

澪「ムギは逃げれたのだろうか」

澪は自分の来ていた制服の上着を何とか脱いで唯の顔に被せてあげた

澪「ゆい・・・・私の偽者か・・・・」



ブルルル!ブルルル!

唯の顔が震えた

澪「うわあああ!!・・・・・・・・・・
  あ・・・そうか携帯を上着のポケットに入れっぱなしだったな」

唯の顔に被せた制服から携帯を取り出し画面を見て見た

澪「・・・梓からだ」

澪「もしもし梓か?そっちは大丈夫か?」

梓「澪センパーイ助けてくださいよーみんなとはぐれて
  今軽音楽部の部室にいるんですがさっきから変な声がするんですよー」

澪「分かった今部室に行くからな!・・・そうだ私の偽者に気をつけろよ」

梓「澪先輩の偽者?何ですかそれ?」

澪「いいから私には気をつけろよ分かったな!」

梓「わかりましたまってます!」

澪は電話を切り軽音部の部室に向かうことにした


澪「そうだ携帯があるじゃないか!これで律と話すことが出来る」

澪はさっそく律に電話をした

プルルルルプルルルル

澪「・・・律出ないな」

3分近く携帯をかけ続けたが律は電話に出る事は無かった

澪「・・・りつ・・・そうだムギにかけて見るか」

プルルルルプルルルル

ガチャツーツーツー

澪「切られた?」

澪はもう一度ムギにかけようかと思ったが止めておいた

澪「なにか電話に出れない理由が有るのかもな」

澪は這いずりながら軽音部の部室に急いだ



軽音部の部室まで半分の道のりを来た所で澪は自分の体の異変に気が付いた

左半身の皮膚が殆どが破けて血が出ていたのだ

廊下には澪が通った後が血で線が引かれていた

澪「感覚が麻痺してて気が付かなかったけどこれはやばいな・・・」

澪は血を滴らせ梓の待つ部室へと向かった



澪「もう少しで部室だな」

澪は左半身を血だらけにしながら必死に這って部室を目指した

もう皮膚だけではなく肉までも裂けている気がした

澪は軽音部の部室の前まで来た時に異変に気が付いた

澪「部室の扉が壊されている・・・」

澪「・・・おーい梓ー部室に居るのか?」

澪は恐る恐る声をかけて見た


「澪ちゃん止めてたすけてっ!!」


澪「この声はムギ!ムギそこに居るのか?今行くからな!」

澪「えっ・・・澪ちゃん・・・つまり”アイツ”か!!」

澪は急いで部室に這って向かおうとしたが体が言う事を聞かない

最後も力を振り絞り部室の前まで来た時に後ろで声が聞こえた



「死ね」

澪「・・・えっ」

グチャ・・・・





どれ位の時間が経ったのだろうか澪が目を覚ましたのは病院のベッドの上だった

あれほど膨れ上がった左半身は今では右半身より細くなっていたが

左半身を動かす事は出来無く左目は失明したままだ

医師に律たちの安否を尋ねたが答えてくれなかった、必死にたずねても首を振るだけだ

両親はなぜか見舞いに来てくれなかった

最後に軽音部の部室の前で聞いた「死ね」と言う声は”アイツ”だったのだろうかそれとも・・・・

澪は怪我が治ったら自分の力で律たちの安否を確認しようと決心した

澪「・・・りつ会いたいよ」



                            BAD END






えー皆さんごめんなさい<(_ _)>!!!!!!!!!!!

ギャグでスレ立てて勢いだけで書いたので話が行き詰りました!!!!!!!!!!!!