憂「お姉ちゃんそれ100in1って書いてあるよ」
唯「本当だ!本体買うだけでゲームが100個も出来るなんて凄いねぇ、流石世界のソニーだよ!」
憂「AIWAって書いてあるよ?」
唯「あ・・・AIWAはソニーの子会社だよ!!セーフだよ!ギリギリセーフだよ・・・」
憂「よく見るとAIWAの前に小さいnが・・・」
唯「と、、とりあえずスイッチオン!!」
VITA「ブィィィン!・・・・・ピーッピッコーピー♪ピピッピップーポーーパパパパ~♪」
唯「・・・・・・・」
憂「お姉ちゃんこれいくらで買ったの?」
唯「8800円」
憂「何処で買ったの?」
唯「校門の横に座ってたおじさん」
憂「・・・とりあえずゲームやってみようよ」
唯「わかった、じゃあこのMARIOって書いてあるやつ」
VITA「デデッデッデデッデ!ッデ!ツッツクツッツクツッツク」
憂「レトロだね・・・」
唯「・・・わかった、本体に入ってるゲームはおまけなんだよ!なんかソフト買ってきます!」
憂「待って!その前に説明書読もうよ」
唯「そっかぁ、えーっと説明書説明書・・・これかな」
憂「え!紙一枚?」
唯「漢字ばっかりで読めないよ~」
憂「これ中国語・・・」
唯「やっぱりソフト買ってくる!」
憂「まって!本体よく見せて」
唯「はい」
憂「これソフト差し込むような所がないよ」
唯「ここは?」パカッ
憂「電池だね・・・」
唯「単三だね・・・」
ピンポーン
唯「あ、誰か来た」
律「遊びに来たぞー!」
唯「りっちゃ~ん!」
律「ジャーン!これなーんだ!!」
憂「あっ・・・!!」
唯「PS VITA!!(私のとちょっと違う・・・)」
律「へへっ買っちったー」
唯「あ!300in1って書いてある!!私のは100in1なのに!!」
律「ん?なんだ唯も買ったのか?ちぇっ、自慢してやろうとわざわざ持ってきたのに」
憂「・・・・・」
VITA「ブィィィン!・・・・・ピーッピッコーピー♪ピピッピップーポーーパパパパ~♪」
唯「画面は同じだ!何処でかったの?」
律「電気屋の横に座ってたおっさん、17000円ぐらいだったかなー」
唯「ずるい!私のは100なのに8800円だよ!50ぐらい足りないよ!」
律「あーもう!どうせ本体に入ってるゲームなんてオマケみたいなもんだろ?」
唯「あ、そうだ。これソフト入れる穴が無いんだよね~」
律「え?あるぞここに」
唯「やっぱり高いだけの事はあるよ!ちょっと抜き取って見せて!」
律「あー待て!電源OFFにしてからじゃないと壊れるだろ」
カシャ・・・
唯「ただのプラスチックの板にしか見えないね」
律「最新の技術は凄いなー」
唯「ほんとだねー光に透かしても、何処からどう見てもプラスチックの板だねえ」
憂「・・・・・」
唯「これなら私のよりゲームも期待できるよ!」
律「とりあえずなんかやってみっか」
VITA「ブィィィン!・・・・・ピーッピッコーピー♪ピピッピップーポーーパパパパ~♪」
唯「ここまでは同じ、本番はこれからだよ!」
憂「ちょっと私お買い物言ってくるからお留守番お願いね~」
唯「はーい」
律「いってらっしゃーい」
律「さあどれからやろうか、300もあるぜ」
唯「さっきはMARIOってやつやったんだよ」
律「フッフッフ、じゃあとりあえず同じゲームで
3倍の実力の差ってやつを見せ付けてやろうか!」ポチッ
VITA「デデッデッデデッデ!ッデ!ツッツクツッツクツッツク」
唯「同じだね・・・」
律「こりゃまた懐かしい・・・」
唯「大丈夫!まだ299あるよ!!」
律「そうだな、とりあえずリセット・・・
あれ?リセットボタン無いな。じゃあ一旦電源OFFにしてっと」
唯「あれ、そういえばソフト抜いたままだよ、ほら・・・」
律「あれ・・・おっかしーな、もしかしてこれ・・・」
唯「り、りっちゃん・・・?」
律「・・・・」
唯「・・・・」
律「これはもしかすると、100は本体内蔵でソフトに200入ってるんだな!」
唯「流石りっちゃん!名推理だよ!バッチリ辻褄が合うよ!!」
律「気を取り直して、ソフトをしっかり入れてスイッチオン!!」
VITA「ブィィィン!・・・・・ピーッピッコーピー♪ピピッピップーポーーパパパパ~♪」
唯「りっちゃん先生!私の推理ではゲームの名前の前にあるナンバーが
100以上の物がソフトに入っている新しいゲームかと!」
律「なるほどそういう事か!」
唯「ナンバー300行って見ましょう!」
律「・・・・・」
唯「・・・・・」
律「画面切り替わるの時間かかるな」
唯「ボタン押すの疲れたら交代するよ300まで頑張ろう!」
ピンポーン
唯「はーい、あ澪ちゃん!りっちゃんも来てるよ!」
澪「ああ、唯んちに行くってメール来たからな」
唯「ささっ、上がって上がって」
澪「おじゃましまーす」
律「おー澪ー来たかー」
澪「さっそく自慢してるのか」
律「それが唯も買っててさ~」
唯「あれ、画面動いてないよ?」
律「・・・こりゃ完全にフリーズしてんなー」
唯「万事休す!!!」
澪「実は私も来る途中買ってきたんだけど・・・」
律「おおっ!絶対絶命のピンチに颯爽と登場するスーパーヒーロー!!」
唯「澪ちゃんこそこの物語の主人公!最後の希望だよ!!」
澪「律を悔しがらせようと思ってたのに何で頼られてるんだ・・・」
唯「因みにお値段はいかほどで・・・?」
澪「ん?24800円だろ?」
律「高っ!!」
唯「澪ちゃんぼったくられてるよ!」
澪「えっ!まさかそんな事ないだろ・・」
律「ま、まあとりあえず開けてみようぜ」
唯「私のと律ちゃんのはちょっと似てるけどこれはまただいぶ違うね・・・」
律「妙にスタイリッシュなデザインですな・・・」
唯「ボタンも沢山ありますなぁ・・・」
律「見れば見るほど違いますなあ」
澪「お、おい・・・なんだよ・・・やめろよ・・・不安になってきただろ!」
最終更新:2011年07月23日 19:38