律「へ?ほんとにどういう事なんだ、和?」

和「だから、曽我部先輩が裏切ったふりをして敵にスパイとして潜入する作戦の情報があったはずよ?」

敵に輪姦され、捕らえられていたはずの真鍋和だった。

恵「そう言う事。敵を欺くにはまず味方からってね。」

四人はただ唖然としていた。

律「へ?全く存じませんが。」

和「はぁ…隊長なんだからしっかりしなさいよ…」

澪「おい、どういう事だ…?律。」

律「で、でもさわちゃんが伝えてくれるはずだって…」

さわ子「極秘の作戦だから、情報が漏れないようにあえて指令ではなく隊長に流した情報みたい。」

辺境に基地がある「放課後ティータイム」には情報が十分に行き届いていなかったようだ。

律「そんなぁ!」

さわ子「だいたいあなたがちゃんと情報を収集すれば済む話だったとは思うけど?どうしてしなかったの?」

律「えーっとーそれはー…すっかり忘れてました!!すいません!!」

澪「謝って済めば警察はいらない!!」

澪の怒りの鉄槌が律に炸裂。
他のみんなは律をあきれ顔で見ていた。

晶「何だ…騒がしいな。」

菖「すっごい賑やかだね。」

幸「んん…夢精しちゃった…」

「恩那組」の三人が目を覚ましてたようだ。
幸は淫夢でも見ていたのであろう。
夢精によって飛び散った精液が体にかかっていた。

唯「目が覚めたんだね!」

恵「あの…悪いんだけど、今はこっちの話を進めてもいいかしら?」

唯「あ、どうぞ。」

晶「構わない。」

いったん「恩那組」の三人を放置し、恵は話を進める。

恵の話によれば、「恩那組」の三人の話は全てまぎれもない事実だという。
恵はスパイ活動によって情報収集をする傍ら、捕虜となった者たちとも接触していた。
そして、「恩那組」が倒された事による混乱に乗じて捕虜を救出した。

唯「あずにゃん、憂、純ちゃん!!」

梓「唯先輩!!」

憂「お姉ちゃん!!」

純「私達、助かりました!」

梓達も唯達との再会を果たした。
もしも救出されていなければ、彼女たちも『処置』をされ、N連邦の手駒として利用されていたであろう。

彼女達はこれからのことは分からなかったが、今はひとまず再会と勝利を互いに喜び合った。

情報収集を怠った律だったが、今回の戦績によってお咎めは無しと言う事になった。
そして、妊娠したSFたちは…

さわ子「みんな、本当にお疲れ様…」

澪「ありがとうございます、山中指令…」

さわ子「『さわ子先生』でいいのよ。それにあなた達とはもうお別れだから。」

唯「えっ!なんで!?」

和「ほら、私達妊娠しちゃったでしょ。」

律「そうか…」

さわ子「そういう事。妊娠したあなた達はもう戦力にはならない。」

梓「だから、処分されるんですね…」

純「処分てどゆこと!?」

さわ子「違う違う。そんな酷い事はしないわ。」

梓「えっ?」

梓は「妊娠したSFは処分される」と誤解していたようだ。

憂「それじゃあ私達はどうなるんですか?」

さわ子「ここより近くに、妊娠したSFが暮らせそうな惑星が見つかったの。ムギちゃん家の協力のお陰でね。」

琴吹家は妊娠したSFが余生を幸せに暮らせる方法を探していた。

さわ子「だから、戦争が終わったら、そこで暮らしてもらう事になるわ。」

さわ子「もちろん、お腹の子供たちと一緒にね。」

SF、その寿命は妊娠した個体で約30年ほど。
例え妊娠しなくとも20歳を境に性欲が衰え始めるのでせいぜい40年が限度だろう。
一般的人類がSFによって淘汰される事が無いのはこのためである。

澪「それじゃあ、私達は戦う事もなく平和に暮らせるってことですか!?」

さわ子「そう。あなた達には余生を楽しみ、平和に暮らす権利、」

さわ子「そして、そのお腹の子供たちを産み育て、次の世代へとつなげる義務があるわ。」

唯「わかったよ、さわちゃん!!」

唯達は頷いた。


まだ妊娠していないSFたちは

恵「残りは私達が片付けなきゃね。」

紬「はい。離脱したみんなの分も。」

菫「私も精一杯戦います!」

?「…」


「恩那組」という最後の切り札を失ったN連邦は瞬く間に劣勢になり、S連邦の残された戦力である、恵や紬と菫そして


N兵「こいつ…なかなかイかない…!」

?「あなたはそろそろイくんですか?」

N兵「そうだ、イくぞ!!」

ドピュ

N兵「どうだ?気持ちいいか!?」

?「はあ…何にも感じませんが。」

N兵「何でだ!何故イかない!!」

?「どうしてかって?それは…」



奥田「私、マグロ女ですから。」

謎の新兵、奥田(本名不明)によって壊滅させられた。


こうして長きにわたる戦争は終わった。
N連邦は解体され、S連邦に併合された。
中絶は原則禁止とされ、記憶操作などという悪しき技術は永遠に闇に葬られた。

平和になった世界においても宇宙空間で自由に行動できるSFたちには十分すぎるほどの仕事があった。

澪「やっと終わったのか…」

律「ああ、これからはもう戦わなくてもいいんだな。」

さわ子「これで、あなた達とはお別れね…」

紬「今まで本当にありがとうございました。」

さわ子「またいつか、会いに行くからね。」

唯「待ってるよ!」


さわ子との別れを惜しむ「放課後ティータイム」の面々。


さわ子「あと、あなた達には新しい仲間もいるわ。」

さわ子「入ってきて。」

さわ子がそう言うと三人のSFが部屋に入ってきた。


その三人は

晶「なんか知らんが私らも一緒に暮らせることになったらしい。」

菖「そう言う訳で、これからよろしくね~!」

幸「よろしく。」

「恩那組」の三人だった。

三人はあの後S連邦へ降伏し、戦後処理やN連邦の非人道的な研究を行っていた研究者の摘発にも積極的に協力した。
監視が付けられたものの、週一回は外出が許可され、唯たちとも交流を深めた。
そして、唯たちとともに惑星へ移住することが決まったのである。

澪「そっか、これからは憎しみ合わなくてもいいんだな…」

幸「また、あなたとしたいな…今度はお互い愛し合って。」

律「お互いに今までの因縁は忘れて、これからは楽しもうぜ。」

菖「賛成!」

唯「昨日の敵は今日の友だね!」

晶「友達になった覚えはねぇ…」

当然、皆の「恩那組」に対する敵意はすっかり消えていた。


ちなみに紬と菫は終戦後、お互いの子を身ごもり引退。
恵は20歳になり、性欲の衰えを感じたのと、澪の子供を妊娠したいという本人の強い意志で引退を決意した。
奥田は一度もイかなかったが中出しはされていたので普通に妊娠し引退。


妊娠し、第一線から退いたSFはその余生をとある惑星で平和に暮らしていた。
彼女達は皆、セックスの真の快楽を知り、満ち足りた性活を送っていた。

律「こいつ、しょっちゅうお腹を蹴ってくるんだぞ!」

紬「元気な子ね!」

菖「さすが私の子だ!」

澪「私も、もうすぐママになるんだ。」

澪「赤ちゃん、早く産まれておいで。ママがギュッて抱きしめてあげるから…」

澪「おっぱいもいっぱいあげるよ…」

律「重度の親バカだな…」

幸「相手は私。」


紬「私は七ヶ月。」

梓「相手はもちろん…」

菫「私です。」コクリ

憂「スミーレちゃんにも紬さんの赤ちゃんがいるんだよね?」

菫「はい。」

紬「唯ちゃんのお腹はすっごくおっきいわね。」

唯「私は双子だよ~」

律「双子か~、確か内臓を圧迫するから辛いんじゃないか?」

唯「うん、結構辛い。」

唯「でも頑張って産むよ!そして、二人のお母さんになるんだ。」

梓「頑張ってください。」

唯「ちなみに相手は…」

晶「お、おう。」

梓「私達の子はもう産まれました。」

梓子「きゃっきゃっ!」

憂「ほら!」

憂子「あう~?」

純「すっごく元気なんですよ。」

純子「うーうー!」

唯「可愛い!」

和子「だぁ。」

澪「この子は和にそっくりだな。」

和「そうかしら…?相手は三人の内の誰なのかはわからないけど。」


SF達は皆、自ら産んだ子供達を大事にした。
父親が誰であろうとも、母親が自分である子供はみな平等に大事にするそうだ。


そして数ヵ月後

唯「あずにゃん、憂、和ちゃん、晶ちゃん!セックスしよ!」

梓「はい!私を孕ませてくださいね、唯先輩。」

憂「あ、ズルい!私が先だよ!」

和「次の子は唯の子がいいわね。」

晶「私のズル剥け巨根で満足させてやるぞ!」

唯「いや、晶ちゃんの子供はもういいから。二人もいるし。」

晶「そうか…」シュン


唯は四人の妻(?)とハーレムを築いていた。
全盛期よりも性欲は確実に衰えていたが、それでも本当に妊娠していたのかと疑いたくなるほどの絶倫ぶりだった。


律「うわー5Pですかい。」パンパン

澪「そう言う私らも3Pしてるだろ…?」パンパン

恵「あっ、あっ!!」

律「うん…あ、イきそう。」

澪「そろそろっ…出ます!」

ビュッビュッ

恵「ああああああっ!澪たんの子種で種付けされてりゅう!」

律「私もイくぞ、澪!」

ビュルルッ

澪「律の赤ちゃんができるぅぅ!!」


菖「やっぱりお互い愛し合ってするセックスが一番だよね!」

幸「だね。あっ、そろそろイきそう…」ビュッビュッ

菖「あっ、幸の赤ちゃん妊娠しちゃうよぉ…」


紬「二人目…作っちゃおうかしら。」

菫「はい!」


純「私たち余り物~イエーイ…」

奥田「そうですね。」

純「私らもエッチする?」

奥田「いいですけど…」



奥田「私、マグロ女ですよ?」

純「えっ」


皆それぞれ、好きな相手と結びついていた。
性欲は日に日に衰え、やがては死を迎えるだろうという事は誰もが悟っていた。

それでも彼女達は絶望する事もなく、次世代を担う子どもたちの養育、そして一人ないしは複数人のパートナーとの愛に満ち溢れたセックスにその生涯をささげた。

例え、人生の終焉が近づいていようとも、SF達はきっと最期の時まで幸福なのであろう。



おわた