むったん「もう帰りたいですね」




ギー太「まじで、俺らってこの部屋であんまかまってもらえないよな」

むったん「皆さんお茶お茶飲んでばっかりですからね」

ギ「立てかけられてるだけで一日終わる日もざらだしな。」

む「毎日連れてきてもらえるのはありがたいんですけどね…」

ギ「それはな。雨の日に置き去りにされた時マジでちょっと泣きそうだったし」



ギ「それにしても、やっぱり俺ら楽器なわけだし、音だしてなんぼなわけよ」

む「そうですよね。家でたくさん弾いてくれるのはいいんですけど、
  やっぱりアンプを通して大音量で音を出せてこそですよね」

ギ「そう。家では満足なわけよ。俺とか愛されてるから腕枕とかしてもらっちゃって
  一緒に寝たりしてるし」

む「は!?なんすかそれ。え、ちょ、一緒に寝るって」

ギ「あ、お前のとこの、何だっけ、あずにゃん(笑)だっけ?
  そういう事はしてくれないんだ」

む「」

ギ「いや、ごめんごめん(笑)ご主人の俺に対する愛の深さの話しだしちゃうと、
  流石にかわいそうだったかな(笑)」

む「い、いやまぁ、僕の梓ちゃんの方が上手く弾いてくれるし、
  楽器的な幸福度で言えば全然満足ですから」

ギ「」

む「初心者のご主人だと苦労しますよねやっぱり。
  最初に奏でてもらった音楽、なんでしたっけ?
  あーーーー!!チャルメラ(笑)(笑)」

ギ「……」

む「ギブソン(笑)レスポールスタンダード(笑)チャルメラ(笑)」

ギ「黙れよポテンシャル的には俺の唯のが全然上なんだよ!
  大体おたくのとこのチビはまずネーミングセンスからしてあれだろ。
  むったんて(笑)。むったん(爆笑)」

む「い、いや、ギー太も大概でしょ!!ギターだからギー太なら
  僕でもギー太なわけですし、アイデンティティを周到してない、
  ネーミングとしてはクオリティの低い部類でしょどう考えても!!」

ギ「いやいや(笑)むったんはないわまじで(笑)
  でも良かったなムスタングに作られて。
  ストラトだったらすったんだぞ。ありえねぇよそのネーミングセンス」

ギ「そもそもうちの唯はそこにいるエリザベスの名付け親でもあるわけだし、
  命名に関してはエキスパートなわけよ。おたくのあずにゃん(笑)も唯の
  ネーミングによってキャラ立ってるみたいなところあるし。
  な、エリザベス?」

エ「え?……えと、わ、私は別にどんな名前でも、ご主人様が大事にしてくれれば、
  それで嬉しいかなって…」

む「ですよねーー!!仮にメンテもろくにされないで小汚いままとかだったら、
  死にたくなりますよねきっと!!」

エ「あ、う、うん。多分、もう私の事嫌いになったのかなって、
  悲しくなっちゃうかな…」

ギ「」

む「おや?どうしたんですか、ご主人に愛されてる(笑)ギー太(笑)さん」

ギ「お前ちょっとだまっとけほんと…」

む「おっと失礼しました(笑)えーっと、『ヴィンテージギターですか…?』
  ぶ……くくっ…ぷふふ…」

ギ「おいいい加減にしろよお前ほんと。ご主人の序列通りならお前、
  そんな口の聞き方がまず許されんだろマジで。
  なんつーか持ち主に似るよな楽器ってな。その糞生意気さとか、
  本当似てるわ」

む「ノータリンな所以外は似ても似つかない楽器もいるみたいですけどね」

ギ「あぁ!?」

エ「ちょ、ちょっと…あの…喧嘩は良くないと思うんだけど……
  ほら、私たち同じバンドとして演奏されてるんだし。な、仲良くしないと」

ギ「…………ちっ。まぁエリザベスが言うなら今日のところは
  勘弁しといてやるわ。」



む「ところで、本当に一緒に寝たり、してるんですか?」

ギ「いや、まぁ唯の俺に対する愛の深さときたら半端じゃないからな。
  ほぼ人間に対するそれと同じようなもんなわけよ。
  もはや楽器扱いのレベルを超えるわけ。キスとか日常茶飯事なのよ。
  AよA。Bも時間の問題よ。コードのじゃねーぞ」

む「き、きす………」

エ「なんか、そういうスキンシップは…ちょっと羨ましいかな」

ギ「な?君たちはご主人の感触といえば基本手のひらと指に終止してると思うけど、
  俺はあの柔らかい唇の感触もボディにしっかりと刻み込まれてるわけ」

む「あ、梓ちゃんの唇…………」

エ「………/////」



ギ「あーーーそれにしても、今日はドラム勢と遠目においておかれて良かったわ」

む「ですね…僕もあの人達はちょっと」

ギ「あいつらやかましーもんな本当。早口だし一気に喋ってくるし。
  あの統一感の無さはドラムセットとしてどうなのかね」

エ「ドラムさん達の事、そ、そんなに悪く言うのは…よくないと思う」

ギ「いやいや、だめだよありゃ。特にバスドラな。あいつ、
  叩かれつつ主人の股間凝視して悦に入ってるド変態らしいぜ」

む「ちょっ。まじですかそれ!あのポジションは美味しいとは思ってましたが」

エ「バ、バスドラさんの事そんな風に言わないでっ!」

ギむ「っ!?」



ギ「エリザベス……お前まさか…」

梓「練習しますよ!!練習!!!」

澪「そうだぞ。最近怠け過ぎだ。メリハリつけようメリハリ」

律「あーーー。じゃぁするかぁ」

む「キターーーーーーー!!!やっと僕たちが輝ける時間が」

ギ「いや、そんな事よりだな、エリザベス、おま唯「ギーーー太ーーー!!会いたかったよおおお!!」

律「お前一番だらけてたろーー」

ギ「く……続きは後だ」



ジャジャッ ジャジャッ ジャーーーーーン!! ドトタン!!




ライド「いぃぃぃぃぃやっふぃぃぃぃぃぃぃ!!今日も律のドラミングは最っっ高だなおいおいおい!」

クラッシュ「痺れるってもんじゃないわ!!割れるわ俺!!もう割れる!今日割れるよ俺!」

タム兄「ちょwwwwww割れるとか自重wwww交換必須wwwいまさら新人とかコミュ症の俺には無理wwwwww」

ハット「いやいやいやいやいやいまじでやばいよやばいよほんと!りっちゃんやばい!まじ天使!」

タム弟「おwwwまwwwえwwwらwwww」



ギ「うるせぇ…………勘弁して欲しい」

む「あああ梓ちゃんの指かわいいよ…ちっちゃい手で僕のネックを…ああぁ」

ギ「こいつもかよ」




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